LEDビジョンの仕組み ~筐体構造辺~
LEDビジョンの筐体構造について解説していきます!
これは弊社で取り扱っている屋内用LEDビジョンです。

材質はアルミダイカスト。
サイズは500*500mm、ピッチは2.6mmです。
重さは9.5kg
LEDビジョンの裏側

この部分(コントロールボックス)にLEDビジョンの核となるパーツが組み込まれています。

まずは電源ケーブルの接続口:Power Inに主電源ケーブルを繋ぎ電源供給を行います。
映像信号ケーブルはSignal in にLANケーブルで映像を信号を送ります。
片側のケーブル接続口は連結するビジョンに渡してあげて、数珠つなぎにしていきます。
連結方法についてはこちら
このモデルは弊社がレンタル/常設共に一番使用頻度の高いモデルです。
裏側にもミニディスプレイが着いていて

・温度
・電圧
・総稼働時間
・単位稼働時間
これらが一目でわかるようになっています。
写真のビジョンは2879時間稼働しているようです。
コントロールボックスの中

こちらは開けてみるとこんな感じで、プリント基板と色々配線が組まれています。
A4sと書いてるチップのようなものが受信カードと呼ばれるもので、筐体の頭脳部分にあたります。


これは電源です。
日本で使うように90~260Vで稼働するようになっています。
表面モジュール

LED素子がついている筐体表面部分ですが、実は250mm角のパネルが4枚ついています。
マグネット式でついていますが、簡単には取れないくらいの強度はありますので心配は不要です。

壁面などに設置する際、後ろから取り外しができないので、このように前面からモジュールを取り外すことができるモデルは様々な用途で活躍します。
このモジュールには安定稼働させるために工夫が施されています。
放熱シートで電子部品の安定性保っており、アルミ板は熱を分散させます。


安定性を保つために設計がされていますが、壊れることもございます。
LEDの素子が欠けたり、電源が壊れたり、ケーブルが壊れたり、、、
例えば、液晶ディスプレイの表面にひびが入ったりしまったら、技術的には直せないことはないですが修理コストの方が新しく購入するより高いケースもあったりします。
また、修理に数日かかったりと。
LEDビジョンの場合、素子が欠ければモジュールだけ取替、各パーツが壊れたらその部分だけ取り換える、ということが可能なのです。
そういった点でこちらのモデルはメンテナンス性も高いので、常設・レンタルともに活躍します。
弊社ではお客様にご提供したLEDビジョンに不具合が起きた時のために、予備モジュールや電源、受信カードなどの在庫は抱えております。
不具合が起きてもすぐに対応可能ですので、安心してご利用ください。
因みにですが、不具合がおきたLED素子やPCBなど、はんだの接触不良だったりする場合は、以下のようにして直したりします。
