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中国の「LEDマッピング」が衝撃的な美しさ…「マッピング」技術の新たな可能性とは

  • 公開日:2019.12.10
  • 更新日:2024.01.25
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カーテンタイプの特殊なLEDを利用すれば、ビル群が鮮やかな巨大ビジョンに大変身します。

マッピング技術と既存のLEDディスプレイなどとの組み合わせは、幅広い演出効果を実現します。この演出により、新たなビジネスモデルの開拓もできるでしょう。

中国・深センの「LEDマッピング」とは

深センは、わずか30年足らずで人口が30万人から1,400万人にまで増加した勢いのある都市です。世界中から受注を受け、製品の生産を行う工場が数多く存在します。現在では最先端技術と高層ビルのイメージで世界にその名を知られています。

既に1,000を超える高層ビル群が立ち並び、壮大なイルミネーションが有名なイベント「深センライトショー」の会場にもなっています。

2018年に行われた建国記念日は、中国改革開放40周年ということもあり、中国全土でお祝いのイベントが行われました。

深センでは、中心地に集まる約30の高層ビルの外壁にはLEDビジョンが飾られ、音楽と映像による超大規模なライトショーが行われました。

LEDビジョンは、従来の液晶ディスプレイなどでは不可能な特大サイズにも対応できることから、世界中のあらゆる施設への導入が進んでいます。

今回の「深セン」の高層ビル群には、カーテンタイプの特殊なLEDビジョンが使用されています。
ビル全面が特大のLEDビジョンとして映像を映し出し、いくつものビルが相互に連動した迫力のある映像を流すことで会場を盛り上げています。

プロジェクションマッピングとは異なり、LEDビジョンを用いて明るく高精細な映像が映し出されている点が、見る人を強く惹きつけ、人気となっている理由のひとつかもしれません。

10月1日より開催中!いくつもの高層ビルが輝くLEDビジョンを利用したショーが超衝撃!「中国・深セン」

「マッピング」とは?プロジェクションマッピング・LEDマッピング

マッピングと言う言葉は、もともと3Dグラフィックスで使われている用語で、物体の表面にテクスチャーなどを貼り付けるという意味を表しています。

この、マッピングという言葉が転じて、建物や構造物などにプロジェクターを利用して映像を映し出す技術のことをプロジェクションマッピングと呼ぶようになりました。

プロジェクションマッピングでは、複数のプロジェクターを組み合わせて、映像の投影を行います。投影対象の形状や大きさなどを正確に計測し、隙間なく投影ができるように工夫がなされています。

また、投影される映像の種類は非常に幅広く、現実にはありえないような巨大なスケールでダイナミックな演出を行うことが可能です。

また、数百メートルにもなる巨大ビル群から屋内の小規模な展示まで幅広い対象に投影することができ、アイデア次第で様々な演出が可能になります。

プロジェクションマッピングのみでも十分に印象的な演出が可能になりますが、LEDビジョンとの組み合わせを行うことで、その創造性は無限に広がります。

LEDビジョンは、明るく、高画質な映像を物体の形状に制約を受けずに映し出すことができ、プロジェクションマッピングとの併用に向いている手法です。

LEDビジョンとプロジェクションマッピングを融合させた事例も

国内外で、LEDビジョンとプロジェクションマッピングを融合させた事例があります。それぞれを紹介します。

カナダでの導入例

カナダの首都オタワにある「カナダ科学技術博物館」のLEDビジョンは、2017年のリニューアルオープン時に導入されました。

入口右側の70メートルに及ぶ外壁にプロジェクションマッピングを投影するもので、非常にインパクトがあります。

また入口上部を覆うように設置されたLEDキャノピー(天蓋)も設置されています。これは、天井にも設置可能というLEDビジョンならではの特徴が活用されています。

近年では建築の分野の技術が向上しており、複雑な造形や高層の建物が建てられるようになりました。LEDビジョンは、これらの構造物に対しても柔軟に対応することができます。

LEDビジョンは屋内外問わず高精細な映像を映し出すことができますが、それは平面に限りません。湾曲した面にも鮮明に映像を映し出すことができ、大きさや形の組み合わせの自由度も高くなっています。

工夫次第で空間全体をイメージに合わせて装飾することが可能です。

リニューアルされたカナダの博物館は、LEDビジョンとプロジェクションマッピングで建物を演出!

八景島シーパラダイスでの導入例

横浜にある日本最大級の水族館「八景島シーパラダイス」でも、2017年4月にショーのフルリニューアルを目的として、大型LEDビジョンを導入しています。

457インチの大型LEDビジョン(縦5.8m×横10m)とライブカメラが導入され、エンターテインメントショーを更なる高みへと昇華させています。

昼のショーではライブ感と臨場感あふれる演出を組み入れ、子供から大人まで幅広く楽しむことができるものになっています。一方夜のショーでは、大型LEDビジョンと壁面を使ったプロジェクションマッピングを融合させ、幻想的な一幕を提供します。

来場者は、超大型スクリーンが浮かび上がる新感覚のナイトショーを楽しんでいます。

LEDビジョン・プロジェクター・マッピング技術の融合で演出に新たな可能性

大型LEDビジョンは、既存のショーやイベントなどに新たに導入することで、その価値を更に高めることができます。またその導入は、屋内外・昼夜といった条件に左右されることがなく、これまでになかった演出の可能性を広く持っています。

様々な技術の組み合わせが人々に新鮮さと驚きを感じさせることにつながり、既存の施設からも新たなイベントを生み出すきっかけになります。イベントの質や価値を高めることで、新たなビジネスチャンスを開拓する可能性も秘めています。

アイデア次第で既存のイベントにアクセントを加えたり、新たなイベントを作り上げる上でも高い効果が期待できると言えるでしょう。LEDビジョンとプロジェクションマッピングの組み合わせは、空間演出を行う上で今や必須の設備と言えるかもしれません。

大型LEDビジョンの新設でイルカのショーをフルリニューアル!日本最大級の水族館「八景島シーパラダイス」

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中国の「LEDマッピング」が衝撃的な美しさ…「マッピング」技術の新たな可能性とは
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中国の「LEDマッピング」が衝撃的な美しさ…「マッピング」技術の新たな可能性とは
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カーテンタイプの特殊なLEDを利用すれば、ビル群が鮮やかな巨大ビジョンに大変身します。マッピング技術と既存のLEDディスプレイなどとの組み合わせは、幅広い演出効果を実現します。この演出により、新たなビジネスモデルの開拓もできるでしょう。
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