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IoT化するデジタルサイネージとは?シーン別活用方法も紹介
- 公開日:2020.03.03
- 更新日:2024.10.09
- LEDビジョン
最近では、IoTについての情報を多く耳にします。あらゆる製品がインターネットにより接続され、より便利な環境が社会の様々な場所で実現しています。
今回は、IoT技術とデジタルサイネージのもたらす相乗効果について紹介します。
この記事の目次
IoTとは?
IoTとはInternet of Thingsの頭文字です。日本語では「モノのインターネット化」と訳されます。モノのインターネット化だけでなく、IT技術を用いて外部と接続された仕組みそのものを指すこともあります。
あらゆるモノ(家電や施設の備品など)がインターネットにより接続され、情報の送受信ができる社会のことを表します。
IoTの波はますます広がりを見せています。いままでインターネットに接続されるとこが想像もできなかったような身近なモノをインターネットに接続し、遠隔で制御、監視等ができるようになりました。
現時点では、パソコンやスマートフォンはもちろん、家電製品をはじめとして、体重計や自動車など、あらゆる機器がインターネットに接続可能となっています。
今後はより多くの機能が搭載されるとともに、それらの連携も深まっていくことが予想されます。また、明るさや温度、気温、湿度など様々なセンサーを活用することで、より細かな制御を遠隔で行えます。
5Gなどに代表される通信網が強化されたことや、低消費電力での通信が可能になったことで、より多くの情報の集約、発信が行えるようになることが期待されています。
IoT技術の可能性
IoT技術は、様々な場面に応用でき、その可能性は無限大です。例えば、家の外にいながら、家の中すべての情報が手にとるようにわかる、というようなことも実現可能です。
また、反対に、家にいながら、屋外に設置されたセンサーで田畑の様子や農作物の生育状況を把握したり、それにあわせて自動的に肥料の散布を行ったりするといった工程を自動化することも、IoTを使えばできます。
またIoTにより、自動運転や宅配サービスの機械化が可能になります。今まで人間が行っていた業務が、人の手を介さずに次々に自動で進んでいくようになる世界が到来します。
例えば自動運転では、交通状況や、人々の活動の様子をあらゆる場所に設置されたセンサーで検出することで、安全で、効率的なルートを選定することも可能になるでしょう。
デジタルサイネージとは
デジタルサイネージとは、一般的に、モニターを利用して映像や画像を表示する掲示板のことを指します。
店頭、店内の装飾や広告としての利用や、公共交通機関や多くの人が集まる駅前などに設置され街頭広告としての利用が多く見られます。
また、街中では大小様々なデジタルサイネージが広く活用されています。
飲食店などに設置されている小型のタブレット程度の大きさのものから、野球場やスタジアム、アリーナなどに設置されている巨大なビジョンまで、モニターのサイズには大きな違いがありますが、どれもデジタルサイネージの一種です。
情報伝達のデバイスとして
広告媒体としての活用が目立つデジタルサイネージですが、広告以外のコンテンツを配信する場面も少なくありません。
例えば、情報の伝達を目的として、大型のショッピングモールや公共施設など多くの人々が利用する施設に導入されています。
視覚的にもわかりやすいコンテンツであることがその大きな理由の一つですが、双方向性があるタッチパネルを搭載したデジタルサイネージは、こうした目的で多く導入されています。
空間演出のデバイスとして
また、空間演出を目的とした利用方法もあります。
ライブハウスや、水族館、テーマパークなど、その場所にあった雰囲気を演出するためにデジタルサイネージは最適です。明るくきれいな映像を流すことができるだけでなく、耐久性にも優れ、屋外でも安心して利用することができます。
IoTとデジタルサイネージの連携で何が起きる?
続いては、IoTとデジタルサイネージの組み合わせがどのような相乗効果を発揮すると考えられているかについて紹介をします。
これまでは、IoTという考え方が新しいものであったため、既存の多くのデバイスがIoTに対応することが難しく、コストも高く導入に踏み切れない事業者が多い状態でした。
しかし、IoTが話題となり、多くの企業が興味を持ったことで関連業界も成長し、比較的安価に導入が可能になる条件が整ってきました。
デジタルサイネージのIoT化について、注目すべき点を整理します。
ビッグデータの分析による、精度の高い広告
デジタルサイネージのIoT化は具体的に、顧客の分析、属性の把握により配信内容を変更するという仕組みを意味します。
できる限り多くのデータを収集することが、効果的な宣伝につながります。カメラを通じて、コンテンツを視聴する人数、性別、年齢、また視線の位置や動き、その他行動に関する情報を収集し、これを活用するような動きが進んでいます。
このようにして収集した情報を他社と共有すれば、より視聴者の属性に合致したコンテンツを再生することもできます。こうしたコンテンツと視聴者のマッチングは、広告媒体としてのデジタルサイネージの価値を高めるでしょう。
人的コストの削減
全てのサイネージがインターネットに接続され、遠隔で管理されるため、現場の従業員はサイネージのコンテンツ管理を行う必要がなくなり、来店している顧客への対応にリソースを割くことができます。
その他にも、商品の在庫状況の自動認識を行い、在庫の管理や発注の管理も自動化できることが予想できます。
また、商品の売れ行きや在庫の状況をリアルタイムで把握し、それに応じた宣伝に自動的に切り替えることもできます。
IoT×デジタルサイネージの活用事例
近年では、デジタルサイネージのもつ情報伝達機能を、IoTを活用した情報を提供する場として利用することが進んでいます。
駐車場での活用例
時間貸しの駐車場の場合、現在ではほとんどの場所で空車情報がわかりやすく表示されています。一部の駐車場では、空車の数をインターネット上で把握できるシステムが導入されています。こうした情報は、デジタルサイネージを用いて掲出できます。
オフィスでの活用例
一般的なオフィスでは、例えば会議室のリアルタイムの空室情報の提供に、デジタルサイネージを活用できます。
飲食店等、店舗での活用例
飲食店などの店舗では、座席の空き状況を、混雑状況、予測される待ち時間の形で来店者に伝えています。こうした情報も、デジタルサイネージを用いて掲出できます。
この場合、座席や部屋に人感センサーを取り付ければ、最新の情報を画面に反映できます。混雑状況やその後の予測、あるいは混雑しない時間帯を掲出すれば、一日を通じてアイドルタイムのない店舗営業も可能になるでしょう。
また、正確な待ち時間予測は待ち時間の有効活用にもつながり、来店の動機を強めるかもしれません。
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