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デジタルサイネージの設置場所に適したディスプレイサイズの調べ方とは?
- 公開日:2020.05.07
- 更新日:2024.11.22
- LEDビジョン
デジタルサイネージは、商品のPRに効果的な媒体として注目されています。
しかし、デジタルサイネージの魅力を理解しつつも、設置場所に適したディスプレイサイズがわからず、なかなか導入に踏みきれない事業者の方も多いでしょう。サイズによって印象も変わるため、シーンに合わせて、顧客にどう伝えたいのかを考え、サイズ選びを行う必要があります。
そこで今回の記事では、デジタルサイネージのディスプレイサイズを選ぶための基礎知識と、利用シーンに合わせた選び方について解説していきます。
この記事の目次
画面比率とインチ
ディスプレイサイズには単位があり、その数字の大きさが、ディスプレイの大きさを表します。
まずは、単位の目安について説明していきます。
画面比率(アスペクト比)とは
「画面比率」とは、映像(テレビ、映画、動画)の縦横比のことを指します。
基本的には、ワイドサイズ(16:9)と標準サイズ(4:3)の2つがテレビや動画によく用いられています。
現在は、ワイドサイズの方がよりスタンダードに使用されています。
インチとは
「インチ」は、TVやスクリーンなど映像媒体の大きさを表す単位です。また、「インチ」は画面の対角線の長さのことを指します。
1インチ=2.54cmです。そのため、100インチなら対角線の長さが254cmです。このことから、対角線の長さから2.54を割れば何インチかわかります。
Xインチ = 対角線の長さ(cm) ÷ 2.54
ここで注意したいのが、同じインチでも大きさが異なるということです。インチは対角線の長さなので、画面比率が変わると、スクリーン全体の縦と横のサイズも変わります。
そのため、画面比率とインチ数の両方を考慮して、ディスプレイサイズを選ぶようにしましょう。
利用シーンに適したサイネージのサイズは?
デジタルサイネージのサイズを選ぶうえで重要なのは、ユーザーの視認性です。ユーザーとディスプレイの間にどれくらいの距離を持たせるのかを考えましょう。
何人の顧客に、何cmの文字を届けたいのかをしっかり考えて選ぶのがベストです。
そこで、街中や屋内で使われているディスプレイを参考に、利用するシーンに適したサイズをご紹介します。
商品説明のデジタルサイネージ
スーパーの商品棚などに設置されている、商品説明の動画が流れている車のナビくらいのサイズの映像媒体もデジタルサイネージに含まれます。
そこで使われているディスプレイのサイズは、約7~20インチ程度です。
タブレットくらいの大きさで、コンパクトなため、電車のドアの上の画面にも使われています。
7~20インチは小型ですが、スペースのない小さな場所にも取り付けることができるのが特長です。
また、買ってほしい商品の近くでPRできるため、顧客が映像を見てすぐに購買行動に移せる仕組みになっています。
導入費用は約1~3万円程度です。
大きなデジタルサイネージに目が行きがちですが、小さなディスプレイでも使い方次第で、コストを抑えて、莫大な利益を生み出すことができるでしょう。
大きな店舗の入り口に設置されているデジタルサイネージ
ショッピングモールの入り口などに設置されている、大きめのテレビのようなディスプレイは、約30~50インチ程度のサイズです。
その中でも、42、46インチが特に人気です。理由としては、40インチ台はデジタルサイネージ以前に使用されていたA1 サイズの紙ポスターとほとんど同じ大きさなので、取って代わりやすいためでしょう。
小型サイズのディスプレイよりも遠くから視認できる存在感があり、顧客の目を惹くのが特長です。
ディスプレイのサイズは同じでも、他の機能面で費用に差が出ます。例えば、移動しづらいタイプのものとキャスター付きのものでは、若干後者のほうが高くなります。この大きさのデジタルサイネージは、購入の際にどんな機能があるかを照らし合わせる必要があります。
屋外に設置されている大きなデジタルサイネージ
交差点から見えるビルの電光掲示板や駅前のお店などに設置されている屋外ディスプレイは、60インチ台以上の超大型サイズです。
多くの人が行きかう場所でのPRは、とにかく目立ってインパクトを与える必要があります。そのために、どこにいても視界に入るようなサイズが使われるのです。
大型ディスプレイは、多くの人に商品の認知をさせたい場合に有効です。
利用シーン・サイズ別導入事例
最後に、実際の利用シーンに合わせたデジタルサイネージの導入事例をご紹介します。
美しい映像と演出で魅せる大型LEDディスプレイ
ホテルニューオータニにて開催された「四川省、最新経済動向及び食品産業・飲食市場プロモーションセミナー」で、大型ディスプレイが設置されました。
横8m、縦4mの大型LEDディスプレイ(2.8mmピッチ)をレンタルにて設置し、四川省の美しい景色や文化などを紹介する映像を上映したほか、演奏や踊りなどの出し物の演出のビジュアル向上にも大きく貢献しました。 LEDディスプレイの映像とアナログコンテンツのマッチは非常に美しく、会場の参加者を魅了しました。
展示会のブースにも
「SPIDER PLUS」の機能を伝えるために、横2.5m×縦1.5m、2.8mmピッチのLEDディスプレイをブース内に設置しました。
こちらでは、アプリをiPadで管理するという特性を、LEDディスプレイの映像にて放映しました。
LEDディスプレイは、アイデア次第で様々な形、映像を表現できるので、人目を惹く展示ブースも簡単に実現できます。
テナント用看板をデジタルサイネージに
横1.5m×縦0.5m、3.9mmピッチの屋外用LEDディスプレイを4面、1Fから4Fまでのテナント用看板として設置しました。
屋外用LEDディスプレイは、“映像”による情報発信を担うことから、“店舗名などを伝える看板”としてだけではなく“プロモーション”を同時に行うことができます。
設置も比較的簡単で、工事は1日、ビルの外観デザインにもマッチした、新しいLEDディスプレイが誕生しました。
LEDディスプレイは、パネルの組み合わせで大きさや形を変更でき、日中でも太陽の光に負けることなく明るく高精細な映像を放映することができます。
また、雨やほこりにも強い事から、従来の広告パネルや電飾看板から“LEDディスプレイ”に変更する事業者が増えています。
特殊な形にも対応
「Club ACQUA(クラブ アクア)」に、サークル型のLEDディスプレイを設置しました。
「Club ACQUA」は、“ACQUA Group”の新店で、内装リニューアルに伴いLEDディスプレイを導入しました。
天井にシャンデリアのように設置されたサークル型のLEDディスプレイ(ピッチ4.8mm / 全長6000mm×375mm / 直径≒2m)は、360°どこからでも見えるため、情報発信・空間演出には最適です。
サイズ選びは慎重に
デジタルサイネージの設置場所に適したサイズ選びは、コスト削減や顧客の次の行動を促すうえで非常に重要です。どこに置いて、どんな効果を期待するのかをこの記事を踏まえて検討しましょう。
まずは見積もりを取った上で、購入とレンタルのどちらが最適か検討すると良いでしょう。
LED TOKYOでは、購買からレンタルまで承っております。設置場所や利用シーンに合ったサイズのデジタルサイネージを提供いたします。
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専門のスタッフによる安心のサポートのもと、お客様に最適な提案をさせていただきます。
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