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導入事例インタビュー
あっとほぉーむカフェというエンタメを目指して
- 公開日:2023.06.27
- 更新日:2024.03.13
- インタビュー
インフィニア株式会社×LED TOKYO株式会社
代表取締役社長 深沢孝樹様
これまでにあっとほぉーむカフェの秋葉原、大阪にある4店舗にLEDビジョンを設置したインフィニア株式会社の深沢孝樹様にお話を伺いました。
インフィニア株式会社について
インタビュアー LED TOKYO株式会社 営業担当 鵜飼 浩二/以下 鵜飼:本日はインタビューのお時間を頂きましてありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
インフィニア株式会社 深沢孝樹 様/以下 深沢:お願いします。
鵜飼:まず、最初に御社の概要・特徴を教えてください。
深沢:インフィニア株式会社は、あっとほぉーむカフェというメイドカフェをやっている会社です。1号店がオープンしてから今年(2023年)の8月で19周年になります。
メイドカフェ以外だと、原宿の竹下通りにある「ポムポムプリンカフェ」というサンリオキャラクターのカフェの運営も行っています。
鵜飼:深沢様の簡単な自己紹介・担当している業務について教えてください。
▲インフィニア株式会社 深沢孝樹様
深沢:社長をしています。普段は社長として仕事をしているのですが、出店の専門部隊がないので店舗の開発も行っています。大阪に関しては大阪の責任者が店舗開発を担当しているんですけど、秋葉原に関しては僕が継続して店舗開発をしていくか、新しい担当者に任せるか考えている感じです。
実は今の会社に入社したのは、あっとほぉーむカフェが出来てしばらくしてからなんですよね。もともとあっとほぉーむカフェを運営するグループの別会社から異動してきたんですけど、2012年にオーナーから代表としてやってみないかと話がありました。
お店のことをよくわかっていた僕が代表取締役として、2004年から現在まで現役のレジェンドメイドであるhitomiが、お客様とメイドのことをよく理解している取締役社長としてW社長という形でスタートしました。
鵜飼:そうだったんですね。ありがとうございます。
あっとほぉーむカフェについて
鵜飼:「あっとほぉーむカフェ」が誕生したきっかけなど、「あっとほぉーむカフェ」について教えてください。
▲あっとほぉーむカフェ大阪本店3階
深沢:2004年に秋葉原にドン・キホーテがオープンするのですが、そこで何かしませんか?という話があったのがきっかけです。
当時はメイドカフェのブームがまだ来ていなくて、秋葉原にも4~5店舗くらいしかなかった時代だったんです。そこで当時のオーナーがメイドカフェの存在を初めて知って、ちゃんとやったら面白いものができそうだということで、ドン・キホーテのテナントの一つとして「あっとほぉーむカフェ」が誕生しました。
今は秋葉原に8店舗、大阪に3店舗の合計11店舗あります。本格的に店舗を増やし始めたのは最近のことで、大阪に進出したのも2019年のことなんですよ。
鵜飼:では、オープンする場所によって特徴などは異なりますか?
深沢:メニューなどは特に違いがないんですが、内装が店舗によって異なりますね。
最近のお店は女性のお客様がすごく増えたので、「お嬢様」たちに可愛いと思ってもらえるような内装を意識したり、インバウンドが盛り上がった時代に出した店舗は、ちょっとだけ高級感をだして海外の方が楽しむうえでチープに感じられないような内装を意識しました。
場所というよりかは、オープンした時代によって狙いだったり内装だったりが変わってきますね。
▲AKIBAカルチャーズZONE店_エントランス
鵜飼:どのくらいの男女比になってきているんですか?
深沢:会員数でいうと、女性6割、男性4割くらいです。数年前は男性の方が多かったんですが、いまはもう逆転してしまいました。以前は男性9割の女性1割だったんですよ。
ただ、男性の方が比較的来店頻度が高いことが多いですね。1日で複数店舗はしごをする方もけっこういるので、延べ人数でいうと男性の方が7:3くらいで多くなりますね。
LEDビジョン設置に関して
鵜飼:それでは、LEDビジョンに関してご質問させていただきます。LEDビジョン設置前のLEDビジョンに対するイメージなどはありましたか?
深沢:イメージは、なんかお高そうだなという感じでしたね。まさか自分の店に導入するとは思わなかったですね。
鵜飼:LEDビジョンを店舗に導入しようと思ったきっかけはなんでしたか?
深沢:そうですね、はじめてLEDビジョンを導入したのが4年前なのでちょっと記憶が曖昧なんですが、今までずっと秋葉原で展開していて、初めて大阪に店舗を出すということで何か真新しいことをやりたかったんです。
秋葉原発とか、東京発みたいなものを掲げたときに大阪の方から受け入れられるのか、どんなふうにみられるのか結構気になっていました。向こうも日本橋という有名な電気街なのでなおさら。すごいのが来たなとか、そういうインパクトが欲しかったのはありました。
そういう背景があって、LEDビジョンがステージバックにあったらいろんな演出もできるし、インパクトもあるし、なかなかそんなことをやっているお店もなかったので、いいんじゃないかなという話だったかと思います。
▲AKIBAカルチャーズZONE店
鵜飼:LEDビジョンを設置してどのようなことをしたかったですか?
深沢:実は、ちょっとお恥ずかしい話なんですが、LEDビジョンを導入したいという気持ちだけが先行していて、具体的に何を映そうとかそういったことが決まっていなかったんですよね。
お店の施工も始めて、LEDビジョンが店舗についたときに、店舗の演出照明の位置とかプログラミングを相談していた僕の友人が「LEDビジョンにながす映像とかって決まっているの?」と聞かれて「あ、忘れてた」みたいなことがありました(笑)それで、友人が映像を作れる人を紹介してくれて、いま放映している映像を作ってもらいましたね。
鵜飼:そうだったんですね。では次に「LED TOKYO」を知ったきっかけなどを教えてください。
深沢:最初は、共通の知り合いが開催したサバイバルゲームで、LED TOKYOの社長と知り合ったのがきっかけですね。初めましてで一緒にサバイバルゲームをして、そのあとのパーティーに参加したときに色々お話して気が合ったので、それから何度か一緒にご飯とかに行きましたね。
そこでLEDビジョンの事業を始めるということを知りました。聞いてみたらうちの店舗でもやれない金額ではないなという印象がありました。
だから、問い合わせたとかじゃなくて、もともと社長と友達だったというちょっと変わった経緯でした。
鵜飼:なるほど、ほかの会社さんに相談することとかってありましたか?
深沢:多分、相みつは取らなかったですね。もともとパソコンとか電子機器には詳しかったので、価格帯、技術面とかに疑いはなかったです。
LEDビジョン導入までの流れ
▲インフィニア株式会社 深沢孝樹 様
鵜飼:では、実際に LEDビジョンが設置されるまでの流れはいかがでしたか
深沢:スムーズだったと思いますね。最近導入したあっとほぉーむカフェ大阪本店3階はもう4回目の導入なので、特に不安とかもなかったです。
鵜飼:今までメールやLINEでのやり取りで直接お会いするのは初めてなのですが、営業担当(鵜飼)に対する印象などがなにかありましたか?
深沢:何度かオフィスとショールームに行ったことがあるんですけど、結構オシャレで今どきの会社っぽいイメージがありましたので、変な話こんな誠実そうな方がお越しになるとは思っていなかったです(笑)
鵜飼:ありがとうございます!
LEDビジョン設置後の反響
鵜飼:次にLEDビジョン設置後についてお伺いします。LEDビジョンを設置したことによるお客様、従業員からの反響などはありましたか?
深沢:やっぱりインパクトはありましたね!お客様からも「すげえな!」って言ってもらいましたし、メイドたちからは「いいな、羨ましいな」みたいな声がありました。
鵜飼:羨ましい?ですか?
深沢:はい。ほかの旧店舗にはLEDビジョンが設置されていないので。特にこのAKIBAカルチャーズZONE店ができるまでは、大阪の店舗にしかLEDビジョンがなかったので「大阪いいな」みたいな感じで羨ましい感じでした。
AKIBAカルチャーズZONE店が出来てからは、ここで東京の大きなイベントを開催してます。
▲メイドたちのブロマイドを販売
鵜飼:LEDビジョンを設置してやってみたいことは出来ましたか?
深沢:2019年6月にLEDビジョンが設置された店舗がオープンしたんですけど、お店が小さかったのでめちゃくちゃ混んでいてとんでもないことになったんですよ。そこで、すぐに2店舗目を作ることになって、2019年の12月に同じビル内に大阪2店舗目がオープンしました。ですが、オープンからしばらくしてコロナウイルスが流行してしまったので、楽しいことをするというよりは、自粛だったり感染対策をどうするかをここ2~3年やってきました。
なので、ここからっていう感じですね。
今後について
鵜飼:それではこれからの展望などについてお聞きします。まず、LEDビジョンをどのように活用していきたいですか?
深沢:僕が絶対にやりたいと思っているのが「メイド版タートルトーク」をやりたいです。
東京ディズニーシーにあるリアルタイムでキャラクターと会話できるアトラクションのメイド版で、LEDビジョンにアニメ調のメイドがキャラクターとして登場して、リアルタイムでその子が話かけるみたいな。お客さんもまさか自分に話しかけてくるとは思わないじゃないですか。
あっとほぉーむカフェでは1~2時間に1回、5~10分程度の催し物とかショーとかがあるんです。昔でいうと、「萌え萌えじゃんけん大会」というメイドとじゃんけんをして勝った人に景品をあげたりとかしていました。最近は歌ったり踊ったりがあるんですけど、そういう突発的なコンテンツの一つとして、「メイド版タートルトーク」をやりたいですね。
あとは、朝昼晩で違ったコンテンツを放映したり、新しいPVをみんなで見たりするのにも通用すると思います。イベントごとの際にどこかと中継でつないでとかもできますし。
鵜飼:実際に中継とかってやったことはありますか?
深沢:ありますね。AKIBAカルチャーズZONE店を作りますという告知を、まだスケルトンの状態の時に、私はいまどこにいるでしょうか?みたいなことを大阪店と中継でつないだりしました。
鵜飼:最後にインフィニア株式会社の今後の展望、課題などをお聞かせください。
深沢:世の中でメイドカフェっていうとなんとなくこんな感じってイメージがみんなの中にあると思うんですが、僕らはそのメイドカフェっていう決まったジャンルの中で勝負してるって意識はあんまりなくて、どちらかというと「あっとほぉーむカフェ」という一つのエンタメをやっている意識が強いんですよ。
昔のオーナーがよく言ってたことで「自分たちと同じようなことをやってる店舗に競合調査に行っても参考になることなんてない。どうせ見に行くなら最高の場所を見に行け。」という話をしてくださったんですね。
例えば、それからは考え方が変わって、できるだけ東京ディズニーリゾートとか、ユニバーサルスタジオとか完成されているものからヒントを見つけるように心がけるようになって。
それで、テーマパークみたいに、そこにいるだけで楽しいとか、見るだけでワクワクするみたいなことを目指しています。世の中にあるテーマパークを見ながら、どれだけ世界観を素敵に出しているかとかも参考にしています。
▲まるでテーマパークのような装飾
もうひとつの観点としては、コンテンツに触れる時間の長さですね。、あっとほぉーむカフェって1時間制で大体2,000~3,000円程度なんですね。一方でディズニーリゾートは、1日遊んで2万円とか使うわけですよ。
それって見方を変えると、ディズニーリゾートは1日中楽しめるエンタメで、現状あっとほぉーむカフェは1時間しか楽しめないエンタメなんです。でも、その1時間をどうやって2時間、3時間楽しめるコンテンツにするかが今の僕たちの課題なんです。
とはいえ、カフェに3時間も長居させたいというわけではなく、あっとほぉーむカフェすぐ近くの劇場でメイドたちによるショーを観てもらってもう1時間で1時間楽しんだ後、すぐ近くの劇場でメイドたちによるショーを観てもらってもう1時間、そしてこれは例えばですが、女性がメイド服を着て写真を撮影できるサービスがあるとさらに1時間楽しめるわけですよね。
そんな感じで、せっかく来ていただくのであれば、半日は楽しめるエンタメにしていきたいです。その方がコンテンツとしての価値も高まっていくと思います。
今後も広く展開していくという意味では、東京・大阪ときたので、次は名古屋とか博多とか、比較的大きな都市への出店計画をしていくのが基本の流れだと思うのですが、、店舗を展開していくと同時に、コンテンツの価値も高められるように、表現の幅も広げていきたいですね。カフェでお茶を飲むとか、写真を撮るだけではなくて、ショーを観たり、体験コンテンツを増やしていきたいです。
鵜飼:素晴らしいですね。
深沢:ありがとうございます。僕は楽しみですね。こうやって対お客さんという意味でも、対従業員という意味でも、沢山の人に、あっと言わせるような刺激を常に作っていきたいと思っています。
鵜飼:素敵なお話を聞きましたありがとうございます。質問は以上となります。ありがとうございました。
深沢:ありがとうございました。
@あっとほぉーむカフェAKIBAカルチャーズZONE店
左:インフィニア株式会社 代表取締役社長 深沢孝樹 様
右:LED TOKYO株式会社 第一営業部部長 鵜飼 浩二
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