デジタルサイネージの費用はどれくらい? 節約するポイントも解説!
更新日:2022.11.18
デジタルサイネージは、映像を自由に切り替えて宣伝できる電子機器です。
デジタル社会における主要な広告媒体となっていますが、費用が気になって導入に踏み切れていない方もいるのではないでしょうか?
今回はデジタルサイネージにかかる費用を解説します。費用を節約するポイントにも触れているので、ぜひチェックしてみてください。
目次
デジタルサイネージの費用
デジタルサイネージの費用は、導入時にかかる初期費用と、運用開始後にかかる維持費用に大別できます。
早速、初期費用と維持費用の詳細について解説します。
初期費用
デジタルサイネージを導入する際、ディスプレイとセットトップボックス(STB)が必要となります。
ディスプレイの費用
屋内用ディスプレイの場合、デジタルサイネージ本体の価格は20万円前後が目安となっています。
デジタルサイネージの大きさや対応する解像度などによって価格は前後し、小型のものであれば数万円程度で済みます。
屋外用の場合には防塵防水機能に対応している点やより大型の製品が多いこともあり、価格は40万円程度が目安になります。
セットトップボックスの費用
セットトップボックスは、ディスプレイにコンテンツを映し出す機器であり、比較的安価に購入可能です。1万円台からラインナップされており、高機能なものでは6万程度になります。
また、壁面や天井、窓ガラスに設置する場合には取り付けに工事費用がかかります。
なお、USBメモリやSDカードをディスプレイに接続してコンテンツを再生できるタイプであれば、セットトップボックスの費用は発生しません。
維持費用
デジタルサイネージを利用するためには、コンテンツマネジメントシステム(CMS)や電気、保守サポートなどの維持費用がかかります。
コンテンツマネジメントシステムの費用
コンテンツマネジメントシステムは、配信コンテンツを自動制御するためのソフトウェアです。
セットトップボックスと合わせて契約を行う場合、対応するソフトを別で購入する場合があります。
機能やデータ量によって費用が変わり、月額料金はデジタルサイネージ1基あたり、4,000円から1万円程度となっています。
電気の費用
デジタルサイネージの電気代は、消費電力や点灯時間、電気料金からおおよそ計算できます。
一例として、屋内用デジタルサイネージの電気代を見てみましょう。
【計算条件】
大きさ:50インチ
消費電力:120W
利用時間:1日8時間
利用期間:30日
1kWhあたりの単価:27円
【計算結果】
1か月あたりの電気消費量を計算する式は下記の通りです。
120W(=0.12kW)×8時間×30時間=28.8kWh
電気代月額費用を計算する式は下記の通りです。
28.8kWh×27円/kWh=約778円
デジタルサイネージの電気代については下記の記事で詳細を解説していますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
保守・サポートの費用
デジタルサイネージ本体の保守やサポートは、専門業者に依頼しておくことが一般的です。
費用の目安は月々数千円~となっています。ただし、運用するデジタルサイネージの数や規模、契約内容によって異なります。
詳細は専門事業者に問い合わせが必要です。
デジタルサイネージの費用を節約するポイント
デジタルサイネージの費用を節約するポイントを解説します。
ポイント1.仲介業者から購入しない
国内では中国などから既製品を輸入して販売されることが多く、代理店手数料などのコストが最終的な販売価格に上乗せされてしまいます。
その点、自社ブランドのデジタルサイネージを販売している企業を選べば、費用を節約しやすいです。
ポイント2.品質管理を徹底しているメーカーを選ぶ
デジタルサイネージは、定期的なメンテナンスを行えば長く利用し続けられます。
品質管理を徹底しているメーカーからデジタルサイネージを導入すれば、長期的にはトータルコストを抑えることができて安心です。
ポイント3.レンタルを検討する
初期費用が高くて購入に踏み切れない場合には、レンタルで効果を検証することもできます。レンタルで導入する場合、1日単位で使えて料金を安価に抑えやすいです。
レンタルのメリット・デメリットを詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてください。
デジタルサイネージの費用が気になるならLED TOKYOに相談
デジタルサイネージを導入するには、ディスプレイの初期費用のほかに、コンテンツマネジメントシステムの料金や電気代といった維持費用などが発生します。
さまざまな費用が発生するので、導入しづらいと思った方もいるかもしれません。
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