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デジタルサイネージの効果的な使い方とは?効果が出ない理由についても解説!

  • 公開日:2025.01.27
  • 更新日:2025.01.27
  • LEDビジョン液晶ディスプレイ

デジタルサイネージは、屋内・屋外を問わず自由に広告映像を発信できる便利な製品です。

しかし、ただ導入するだけでは効果を発揮しきれないこともあります。そこで今回はデジタルサイネージの効果や活かす方法、利点を活かせない理由などについて解説します。

デジタルサイネージの導入を検討している方や、導入後の運用方法を見直したい方は参考にしてみてください。

デジタルサイネージの導入効果とは

デジタルサイネージとは、LEDビジョンやLCD(液晶ディスプレイ)を用いて情報を表示する電子看板です。アナログ媒体の看板とは異なり動画の再生も可能で、時間帯や季節に応じて内容を柔軟に変更できます。

デジタルサイネージとは?概要や市場規模、メリット、活用目的、事例、仕組みなどを解説

駅構内や商業ビルの側面など、あらゆる場所での活用が進んでいます。デジタルサイネージの導入効果について整理します。

強調効果

デジタルサイネージは、昼夜共に映像を鮮明に映し出せるため、アナログ媒体の看板と比べてもインパクトのある存在です。街を歩く人々に対して、アナログ看板よりも強く印象付けることができます。

マーケティング効果

デジタルサイネージはマーケティングも役立つ機器です。専用のセンサーやカメラを用いて視聴者の性別や年齢を測定し、コンテンツを変更する機能を活用できます。タッチ式のデジタルサイネージを用いれば画面をタッチすることでクーポンが発行されるような仕組みも構築できます。

コスト削減効果

従来の看板やポスターを利用していたところをデジタルサイネージに切り替えるケースでは都度変更の工数がかかっていましたが、デジタルサイネージに変更することで貼り替え作業などのコストを削減できる効果が期待できます。

空間演出効果

デジタルサイネージは空間演出においても効果的です。美しく綺麗な映像でイベントや店舗を彩ります。建物側面における演出は「メディアファサード」とも呼ばれ、店舗のイメージや特徴を外から見てわかりやすく示す効果も持ちます。

空間演出とは │ 訴求効果・LEDビジョンの活用事例を紹介

売上増加効果

イオン津田沼店では店舗内にデジタルサイネージを59台、内17台を認知率の高いレジ前に設置し、2008年4月末から2009年5月までの約1年間の実証実験が行われました。

実験によると、近隣店舗と比較するとデジタルサイネージを設置した店舗は平均して2倍の売上増加がありました。

また、デジタルサイネージの設置によって5倍も売上が増加した商品があるなど、デジタルサイネージの高い販促効果がわかる結果となりました。

環境ごとに消費者の心理や調査・分析することで、現状よりも高い売上増加効果を狙えるでしょう。

出典:イオンアイビス株式会社「イオンのデジタルサイネージの取り組み

デジタルサイネージの利点を活かす方法

デジタルサイネージにはたくさんの効果がありますが、効果を発揮・実感できないことがあります。ここでは、デジタルサイネージの効果を高める方法を解説します。

導入目的を明確にする

デジタルサイネージを導入するにあたって、自社の目的・環境に適した種類を選ぶことが重要です。

デジタルサイネージには、LEDビジョンやLCD、マルチディスプレイなどの種類があり、さらには屋内用や直射日光に負けない輝度を出力できるもの、防水防塵加工の屋外用などの種類、運用方法に関してもスタンドアロン式、ネットワーク配信型、クラウド型など細かく分けると様々な種類があります。

目的・環境に応じてデジタルサイネージを使い分ければ、より大きな効果を発揮させられるでしょう。

選定基準や自社に何が適しているのかわからないと言った場合には弊社にお気軽にご相談ください。

状況やターゲットに適したコンテンツを配信する

販促したい商品を決定したら、時間帯や季節、天気、気温などの状況に応じてコンテンツをきめ細かく変化させていくことが重要です。

コンテンツには必ずしも高度な演出が求められるわけではありませんが、ターゲットを引き込むメッセージ性を持っている必要があります。

ABテストを実施する

デジタルサイネージは看板やポスターなどと違って、コンテンツの内容を自由に切り替えられる利点があります。時間帯や曜日、イベントごとにコンテンツの内容を切り替えることで、より視聴者のニーズを満たす情報を発信しやすくなります。

また同一チェーンの店舗であっても、立地や周囲の環境によって顧客に対する効果的な宣伝方法は異なります。より効果的なコンテンツを探すためには、ABテストが有効な手法です。

たとえば、同じような地域性を持つ店舗、同じ商品に対して、デジタルサイネージのコンテンツを通じた訴求を行う場合を考えてみます。対象店舗でコンテンツの一部を変更した映像を同じような環境で配信し、売り上げがどのように変化したか統計を取ります。

効果の高いコンテンツを選んで、改良を加えれば、デジタルサイネージを活用した売り上げの拡大が見込めるでしょう。

視界に入りやすい場所に設置する

デジタルサイネージは映像表示機器なので、なるべく多くの人の目に留まる場所に設置しましょう。

主な設置先はより多くの人の目に留まる導線上や待合室などがおすすめです。

例えば商業施設であれば入り口やファサードに、店舗ならレジなど、クリニックであれば待合室などが効果的です。

デジタルサイネージの利点を活かせない理由

ターゲットが不明確

デジタルサイネージで放映するコンテンツに不必要な情報が含まれていると、自分に無関係の内容だと思って視界からそらされてしまいます。商品やサービスをきれいに映せるデジタルサイネージの利点を活かせません。

ターゲットの年齢や職業、ライフスタイルなどを細かく想定して、ターゲットに関係のあるコンテンツを放映することが大切です。

設置場所が悪い

店舗の角などあまり人が通らない場所に設置しても効果は見込めません。なるべく多くの人の視界に入りやすい場所に設置しましょう。

種類が適していない

例えばデジタルサイネージはUSBメモリーでコンテンツを更新するスタンドアロンタイプがありますが、複数の製品を運用する場合は更新の手間が増えます。

複数の場所で効率的に運用したいのであれば、遠隔で一括更新できるネットワークタイプの導入を検討した方が合理的です。

利用頻度が低い

せっかくデジタルサイネージを導入しても、放映コンテンツの種類が少なかったりそもそも利用頻度が低いと効果が実感しづらくなります。適切な場所・豊富なコンテンツを準備して効果的に運用しましょう。

コンテンツの時間が長いor短い

コンテンツが長すぎると視聴者にも飽きや疲れがでてしまったり、逆に短すぎると興味を持たれなかったりします。

自社のニーズに沿った適切なコンテンツを作成し放映しましょう。

デジタルサイネージは効果的に運用

今回は、デジタルサイネージの利点を活かす方法や効果が出ない理由について解説しました。

デジタルサイネージには、情報を自由に切り替えて発信できる利点や、看板よりも視認性が高い利点などがあります。利点を活かせるように、コンテンツの種類を増やしたり、視界に入りやすい場所に設置したりすることが大切です。

ただ、ターゲットが不明確だと、コンテンツの内容がよくても、視界からそらされる恐れもあります。

デジタルサイネージの効果が出ない場合は、ターゲット像や運用体制などもあらためて見直してみましょう。

LED TOKYOでは、デジタルサイネージの選定から設置、映像制作、運用管理、保守まで最適なソリューションをワンストップで提供しています。

デジタルサイネージの利点を活かしきれていないと感じている方は、ぜひLED TOKYOまでご相談ください。

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