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アジアのLEDビジョン事例10選!|海外のLEDビジョン事例をご紹介
- 公開日:2025.04.11
- 更新日:2025.04.11
- LEDビジョン
アジア各国の都市景観を彩るLEDビジョンは、その規模や演出の多様性において世界をリードする注目の存在です。近年は省エネ技術や耐久性に優れたパネルが普及し、屋外や巨大商業施設などでも鮮明な映像を提供できるようになっています。
この記事では、アジア各地のLEDビジョン事例を10点厳選してご紹介し、それぞれの特徴や演出手法を深掘りしていきます。
アジアのLEDビジョン事例
今回ご紹介するアジア各地を代表するLEDビジョンは下記の通りです。
- インスパイア・エンターテインメント・リゾート
- Coex K-Pop Square
- The Place
- 老城根 G.Park(ラオチョンゲン・ジー・パーク)
- Huiyi Times Square
- ION Orchard(アイオン・オーチャード)
- Digital Light Canvas(デジタル・ライト・キャンバス)
- チャンギ国際空港
- New Century Global Center(新世紀環球中心)
- Huafa Mall 華發商都(フアファモール)
順番にご紹介していきます。
事例1. インスパイア・エンターテインメント・リゾート

インスパイア・エンターテインメント・リゾートのカジノは韓国最大級の規模を誇る2フロア構成カジノです。
インスパイア・エンターテインメント・リゾートの最大の目玉であるオーロラ(Aurora)には、全長150メートルの超高画質LEDビジョンが設置されています。

超高画質LEDで埋め尽くされた巨大なキャンバスには、イマジネーションあふれる幻想的なアートが映し出され、感動的なイマーシブ体験をすることができます。
迫力満点のデジタルショーも定期的に開催されており、何度でも特別な体験が味わえます。

また、インスパイアアリーナの玄関口にはロタンダと呼ばれる巨大なシャンデリアの形をしたLEDビジョンが設置されています。
ロタンダは、インスパイア・アリーナのエントランスに位置する円形の大ホールで、施設の象徴的な存在です。この空間の中心には、156枚のデジタルLEDパネルで構成されたキネティック・シャンデリアが吊り下げられています。
各パネルは独立して動作し、音楽と連動して形状や色彩を変化させることで、訪れる人々に幻想的な体験を提供します。
このシャンデリアは、毎時15分と45分に開催される「キネティック・メディアアート・ショー」で特に注目されています。
事例2. Coex K-Pop Square

COEX K-POP Squareは韓国ソウル・江南区のCOEXモール外壁に設置された、韓国最大級の屋外LEDビジョンです。このスクリーンは、幅約81メートル、高さ約20メートルのサイズを誇り、特にデザインスタジオd’strictが制作したデジタルアート「WAVE」は、巨大な水槽の中で波が打ち寄せるような映像で、世界的に注目を集めました。

また、波の映像だけでなく、K-POP界を牽引してきたSMエンターテインメント所属アーティストの広告をはじめ、さまざまなブランドのプロモーション映像なども放映されており、多彩なコンテンツで人々を魅了しています。
事例3. The Place

The Placeは、中国北京にあるショッピング、ダイニング、レジャー、レクリエーション、文化、そして特別なイベントを一度に楽しむことができるショッピングモールです。
The Placeにはスカイスクリーンと呼ばれる長さ250メートルに及ぶ超巨大LEDビジョンが設置されています。

この巨大LEDビジョンは、モールの中心部にある歩行者通路の上部に設置されており、訪れる人々の頭上を鮮やかな映像が覆います。
自然風景や宇宙・海中の世界、インタラクティブな季節演出まで、多彩なコンテンツが上映され、昼夜問わず幻想的な空間を演出しています。
事例4. 老城根 G.Park(ラオチョンゲン・ジー・パーク)

老城根 G.Parkは、中国文明の発祥の地としても知られている大都市「西安」にある商業施設です。
この施設の中心的存在として注目されているのが、巨大なクリスタル形状のLEDビジョンです。

この特異な形状のLEDビジョンは、36個のコーン、400以上の面、最大1200個の異なる仕様のモジュールで構成されており、昼間は水晶の質感を再現し、夜間には幻想的な映像で訪れる人々を魅了します。
事例5. Huiyi Times Square

Huiyi Times Squareは、中国・鄭州の新しく開発されたビジネス地区にある都市型商業施設で、ハイエンドのオフィス、ホテル、ブランドショップ、輸入車のショールーム、劇場、娯楽施設などが集合しています。
その施設の中でも目立つランドマーク的存在となっているのが、「Led Flying Ribbon」と呼ばれる超巨大LEDビジョンです。

「Led Flying Ribbon」は、“天の女神が落としてしまったリボン”というコンセプトで設計され、建物を繋ぐアーケード部分に大胆にデザインされています。
ひらひらと舞うリボンのように創造的でユニークな形状をしており、自由な曲面と流線形のインスタレーションとしても美しいですが、全面に「LEDビジョン」を実装し、ほかでは見ることのできない超ド迫力の映像を実現し話題を呼んでいます。
また、LEDビジョンの総表示面積は、1,309平方メートルにもなり、鄭州では最大サイズの超巨大LEDビジョンとして存在感を増しています。
事例6. ION Orchard(アイオン・オーチャード)

ION Orchardは、シンガポールの中心街にわたる王道ショッピング通りである“オーチャード・ロード”にある有名巨大ショッピングモールです。
その施設内には最先端の建築様式の中に設置されたLEDビジョンを見ることができます。

施設外壁にはLEDビジョンのほか、透明のLEDビジョンであるシースルービジョンが自由なデザインのガラス部分に設置されています。湾曲したガラス面の内側から、シースルービジョンが明るく輝いており、最先端や未来を感じさせる相乗効果を生んでいます。
LEDビジョンは、こういった革新的なデザインの建築物とも相性が良い事から、世界中に設置が進んでいます。
LED TOKYOのシースルービジョンはこちら
事例7. Digital Light Canvas(デジタル・ライト・キャンバス)

シンガポールのランドマーク「マリーナベイ・サンズ」に隣接している「Digital Light Canvas」は、世界的アート集団チームラボが手がけたデジタルアート体験施設です。
スケートリンクをリニューアルし、人々が中で自由に動き回れる直径15mの光の円形リンクの高解像度床面LEDビジョンを設置し、また天井からはシリンダー(直径7m×高さ14mのインタラクティブ4Dビジョン)を新たに吊り下げました。

歩いた軌跡が美しい光の筆跡となって現れたり、自分が描いた動物がデジタル空間で動き出すなど、アートとテクノロジーが融合した新たな体験を提供します。LED床面と頭上の光柱が連動することで、空間全体を“キャンバス”として彩り、まるで未来のアートの中を歩いているかのような感覚を生み出します。
事例8. チャンギ国際空港

“世界一快適な空港”と呼ばれるチャンギ国際空港は、映画館やプール、巨大滑り台、仮眠スペース、ラウンジなどのサービスが充実しています。
シンガポールの顔でありながら、世界の顔となるこちらの空港では多くのLEDビジョンが見られます。

Digital Skyと呼ばれる頭上に設置されたLEDビジョンは、時間帯や現地の天候に応じて表示内容が変化し、自然の風景や空模様を再現します。
これにより、旅行者は空港内にいながらも自然と一体化した空間を体験できます。

こちらのWonderfallと呼ばれるLEDビジョンは幅18メートル、高さ14メートルの4階建てLEDウォールを使用したデジタル滝です。
34.4メガピクセルの高解像度映像と、高品質スピーカーによる音響演出で、滝の流れや波の音をリアルに再現し、訪れる人々に没入感のある体験を提供しています。
チャンギ国際空港では、これらのLEDビジョンを通じて、単なる情報提供を超えた、視覚と聴覚を融合させた空間演出を実現しています。旅行者にとって、空港での待ち時間が特別な体験となるよう工夫されています。
事例9. New Century Global Center(新世紀環球中心)

New Century Global Center(新世紀環球中心)は、中国・四川省成都市に2013年に建てられた複合施設です。
この施設の目玉でありシンボル的存在になっているのが、巨大な人工海岸Paradise Island Water Parkです。

このLEDビジョンは、海岸線や水平線、青空、夕焼けなどの自然の風景を高精細に再現し、映像と物理的な環境が一体となって没入感のある“屋内リゾート体験”を創出しています。
都市型の大型複合施設でありながら、人々に開放的かつ非日常な時間を提供するこの取り組みは、LEDビジョンの空間演出として非常に先進的な事例です。
事例10. Huafa Mall 華發商都(フアファモール)

Huafa Mallは、中国の近代都市「珠海市」にあるショッピングモールです。
ショッピングモール内メインストリートの天井部分には、「葉」をイメージした透過型のLEDビジョン(シースルービジョン)が敷き詰められています。

サイズの異なる三角形のシースルービジョンを設置し、弧を描く幾何学模様のようなデザインは、最大の場所で縦約20メートル×横55メートルに及びます。
建築デザインとも完全にマッチし、鮮やかに美しい映像を放映するLEDビジョンは、天井にある特大カーテンのような演出で、訪れた人々を魅了しています。
まとめ
アジア各地で導入されている多彩なLEDビジョンの事例からは、エンターテインメント性や商業効果など、さまざまな側面でLEDビジョンが大きく貢献していることが伺えます。大規模交差点から屋内外の複合施設に至るまで、設置環境に応じた柔軟な運用が可能になっており、空間演出の手法としてますます注目を集めています。
さらに、技術開発のスピードは加速しており、立体的な映像表現やインタラクティブな演出を実現する事例も増加しています。今後もLEDビジョンは、アジアの都市空間に彩りを添える存在として、さらなる進化と拡張が期待されるでしょう。
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LED TOKYOではデジタルサイネージの販売・レンタルを行っております。
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