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ヨーロッパのLEDビジョン事例10選!|海外のLEDビジョン事例をご紹介
- 公開日:2025.04.10
- 更新日:2025.04.11
- LEDビジョン
LEDビジョンを導入するにあたって参考になるのは国内事例だけに限りません。ヨーロッパでも魅力的なLEDビジョンがたくさん活用されており、新たな使い道を発見するのに役立ちます。
今回はヨーロッパのLEDビジョン事例をピックアップしてご紹介します。ヨーロッパではどのようなLEDビジョンが活用されているのかぜひご覧ください。
この記事の目次
- ヨーロッパのLEDビジョン事例
- 事例1. ピカデリーサーカス広場(Piccadilly Circus)
- 事例2. イスタンブール空港(Istanbul Airport)
- 事例3. プライマーク・グラン・ビア(Primark Gran Vía)
- 事例4. ココル メディア チャンネル(Cocor Media Channel)
- 事例5. プラザ・リオ2(Plaza Río 2)
- 事例6. レ キャトル タン(Les Quatre Temps)
- 事例7. フィウミチーノ空港(Fermicino Airport)
- 事例8. レパーズタウン競馬場(Leopardstown Racecourse)
- 事例9. デンマーク放送協会(DR)
- 事例10. クラスノダール スタジアム(Krasnodar Stadium)
- まとめ
- LEDビジョンは「LED TOKYO」
ヨーロッパのLEDビジョン事例
今回ご紹介するヨーロッパ各地を代表するLEDビジョンは下記の通りです。
それぞれの事例が独自のコンセプトのもとに設置され、街や施設全体の魅力を高める役割を果たしています。
- ピカデリーサーカス広場(Piccadilly Circus)
- イスタンブール空港(Istanbul Airport)
- プライマーク・グラン・ビア(Primark Gran Vía)
- ココル メディア チャンネル(Cocor Media Channel)
- プラザ・リオ2(Plaza Río 2)
- レ キャトル タン(Les Quatre Temps)
- フィウミチーノ空港(Fermicino Airport)
- レパーズタウン競馬場(Leopardstown Racecourse)
- デンマーク放送協会(DR)
- クラスノダール スタジアム(Krasnodar Stadium)
順番にご紹介していきます。
事例1. ピカデリーサーカス広場(Piccadilly Circus)

ピカデリーサーカス広場(Piccadilly circus)は、イギリスの首都ロンドン、ウエストエンドに位置する広場です、ピカデリーとリージェントストリートの結節点に位置しており、周辺にはレストランや劇場、高級ブランド店などが集約され、たくさんの人で賑わいを見せています。
巨大な建物の側面に湾曲するようにLEDビジョンが設置されています。サイズは横20.16m、縦4.8mです。

巨大画面なので、複数に分割する形で別々の広告映像を流せるようになっています。コカ・コーラやSAMSUNG、ebayといった有名ブランドが広告を出していました。10分に1回の頻度で1つのブランドがフルスクリーンで掲載されることもあります。
そのほか、ニュースやスポーツを生放送したり、SNSの投稿をリアルタイムで同期して投稿したりすることも可能なようです。
事例2. イスタンブール空港(Istanbul Airport)

イスタンブール空港(Istanbul Airport)は、2018年10月から運営開始となった空港です。第一フェーズの段階で年間9,000万人が利用できるようになり、すべてのフェーズ終了後には全体で2億人規模の空港となる見込みでした。
350以上の目的地へのフライトを実現する新たな交通の要所では、LEDビジョンも大々的に設置されました。

空港内の施設には1,000m²の巨大LEDビジョンが設置されており、美しい夜景やきらびやかな模様などが映し出されています。LEDビジョンによって旅行気分をかきたてられる方も多いのではないでしょうか。
LEDビジョンはディスプレイの中でも最新機器のイメージを持つ方も多いです。単に情報を表示させる役割を果たすだけでなく、空港全体に最先端で豪華な雰囲気ももたらしています。
空港に限らず施設の新規オープンなどに応じて導入すれば、施設に対する期待感を高めることもできるでしょう。
事例3. プライマーク・グラン・ビア(Primark Gran Vía)

ヨーロッパでは、アイルランド発のファッションブランドPRIMARKが、スペインの首都であるマドリードにプライマーク・グラン・ビア(Primark Gran Vía)という旗艦店を2015年にオープンしました。内装はお城のようなエレガントな造りとなっており、アパレルショップなどで衣類製品が販売されています。
そんなPrimark Gran Víaには中央アトリウム部分に11面に及ぶ巨大な透過型LEDビジョン(シースルービジョン)が導入されています。

透過型LEDビジョンは、おしゃれな人型シルエットなどを映し出し、多くの人々を華やかに出迎えています。
透過型LEDビジョンの内側が見えるという性質をうまく活かして、開放感を損なわせることなく高い宣伝効果を生み出すことに成功しています。アパレルショップでの導入成功事例として参考になるでしょう。
LED TOKYOのシースルービジョンはこちら
事例4. ココル メディア チャンネル(Cocor Media Channel)

ココル ラグジュアリー ストア(Cocor Luxury Store)は、ヨーロッパにあるルーマニアの首都ブカレストの商業施設です。
ココル ラグジュアリー ストアにはココル メディア チャンネル(Cocor Media Channel)と呼ばれる、縦長の大型LEDビジョンがメイン画面として設置されています。建物の側面に上から細長い垂れ幕がかかっているような見た目です。

大型LEDビジョン以外にも中型(1台)・小型(5台)のLEDビジョンも複数設置されており、各画面の映像をリンクさせることもできます。関連する内容、あるいは同じ内容を表示させることで、建物全体で統一感のある放映が可能です。
ココル メディア チャンネルという名称があることから知名度も広がりやすいでしょう。ショッピングエリアのランドマークとしても機能しそうです。
事例5. プラザ・リオ2(Plaza Río 2)

プラザ・リオ2(Plaza Río 2)はヨーロッパのスペインマドリード市内に2017年にオープンしたショッピングセンターです。Rioはスペイン語で川を意味します。
施設には100店舗以上、レストラン20店舗以上が揃い、1,500台収容できる駐車場も完備されています。最上階はレストラン階となっており、マドリード市内の景色を楽しみながら食事できる環境です。
プラザ・リオ2の正面玄関には、透過型LEDビジョン(シースルービジョン)が導入されています。横幅は24m、縦幅は8mです。演出用として鮮明な映像を表示して施設への期待感を高めています。

他にも、400以上の透明なシートで構成される“光の彫刻”と呼ばれるインタラクティブ機能をもつインスタレーションなどがあり、建築デザイン、LEDビジョンが一体となって、“心に残る体験”をつくりあげています。
施設にLEDビジョンを積極的に取り入れ、シーズンやイベントに応じたさまざまなコンテンツを表示することで、店舗への誘導や購買意欲の向上などを狙っているのでしょう。
LED TOKYOのシースルービジョンはこちら
事例6. レ キャトル タン(Les Quatre Temps)

レ キャトル タン(Les Quatre Temps)は、ヨーロッパの首都パリ郊外に位置する大型ショッピングセンターです。生活用品店やファッションブランド店、スポーツショップなど、1日ではすべてを訪れるのが難しいくらい店舗が営業しています。
施設内ではいたるところにLEDビジョンが設置されており、使用されているLEDパネルは1,500枚以上です。エスカレーターで移動するときに自然と来場客の視界に入るように施工されています。店舗を巡る来場者は常に華やかな気分になるでしょう。

特徴的なのが湾曲したLEDビジョンです。建物の曲面部分にうまくLEDパネルを装飾するかのように設置しており、空間演出のアクセントになっています。
LEDビジョンを情報発信だけでなく空間演出に活用した成功事例といえるでしょう。
事例7. フィウミチーノ空港(Fermicino Airport)
ヨーロッパにあるフィウミチーノ空港(Fermicino Airport)は、首都ローマの南西のフィウミチーノ市にあるイタリア最大の国際空港です。
イタリアの博学者レオナルドダヴィンチにちなんだ名称となっています。イタリアの首都を代表する空港であり、各国の首脳がイタリアを訪問する際の玄関口としても知られています。
フィウミチーノ空港では、1号ターミナルのチェックインホールを改修するにあたって、ヨーロッパ最大のLEDビジョンを設置しました。サイズは600m²です。
人々が通るエリアの頭上付近にL字型を描くように設置されており、デジタル広告ネットワークの構築によって、観光客の旅行体験をグレードアップしています。L字型画面が乗り継ぎの乗客を包み込むような雰囲気を演出している印象です。
情報伝達を効率化するために3,840Hzのリフレッシュレートも採用されました。広い視野角となっており、短距離・長距離のいずれにおいてもクリアに見える仕上がりです。
高性能で迫力のあるLEDウォールは空港にふさわしい存在感を放っているといえるでしょう。
事例8. レパーズタウン競馬場(Leopardstown Racecourse)

レパーズタウン競馬場(Leopardstown Racecourse)は、ヨーロッパのアイルランドにある競馬場です。1888年にイギリスのサンダウン競馬場をモデルとして作られ、1967年以降はホースレイシングアイルランドが運営しています。
全面芝コースとなっており、アイリッシュチャンピオンステークスや、チャンピオンズジュベナイルステークス、アイリッシュ1000ギニートライアルなどのレースが実施されています。

レパーズタウン競馬場の建物外側には巨大な屋外LEDビジョンが導入されました。ピクセルピッチは6.6mm、ディスプレイサイズは34.4m²です。
LEDビジョンで馬の姿を大画面で見られるような環境になっています。高精細な映像で馬を映せるLEDビジョンは、競馬場の付加価値を高める存在となっているようです。
事例9. デンマーク放送協会(DR)

デンマーク放送協会(DR)はヨーロッパのデンマークで最大規模を誇る公共放送局です。1925年に設立され、本部はコペンハーゲンとなっています。使用言語は主にデンマーク語です。
報道フロアの中央には、人々が行き交う頭上に円を描く帯状LEDビジョンが吊り下がっており、情報収集の起点として存在感を放っています。
360度のあらゆる角度から情報を取得できるようになっており、内側と外側の両方に情報が表示されているのも特徴です。曲面の帯状となっている画面は複数の区画に分かれており、それぞれのブロックで別々の情報を表示できるようになっています。一目でさまざまな情報を幅広く収集できる点が便利だといえるでしょう。
LEDビジョンはDRでの海外事例でもわかるとおり、曲面設置にも柔軟に対応可能です。従来のディスプレイと比較してもフレキシブルな導入が可能となっています。曲面形状の導入を検討することで、これまでよりも視認性の高い情報収集環境を整備することも可能です。
曲面LEDビジョンのメリット・デメリットについては下記の記事で解説しているので、詳細を知りたい方は参考にしてみてください。
事例10. クラスノダール スタジアム(Krasnodar Stadium)

クラスノダール スタジアム(Krasnodar Stadium)は、ロシア南部の都市クラスノダールにあるサッカー専用スタジアムです。
ローマの“コロッセオ”にも似た外観のクラスノダール スタジアムは、綺麗な楕円形をしており、スタジアム内の壁面を完全に1周するLEDビジョンが設置されています。

パネルを組み合わせるだけでどんなサイズにも対応できるLEDビジョンの特徴と、湾曲した壁面にも実装できることから実現したのは、合計4,800平方メートルにも及ぶパノラマLEDビジョンです。360°どの方角にも視認することができるだけでなく、1つの巨大なスクリーンとしても機能しています。
まとめ
ヨーロッパにおけるLEDビジョンの活用は、街や施設、ブランドの魅力を高める手段として多方面で機能しています。
歴史や文化が色濃く残る欧州の都市においても、LEDビジョンは新たな風を吹き込む革新的なメディアとして定着しつつあります。観光客や利用客に対してダイナミックで魅力的な映像を見せるだけでなく、情報提供やコミュニケーションの質を高める役割を担っています。
今後もヨーロッパ全域で、文化や環境に配慮した形でLEDビジョンの幅広い活用が進み、街と人々の生活に新たな彩りや利便性をもたらしていくことが予想されます。
LEDビジョンは「LED TOKYO」
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