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アルコール検知器「KAOIRO+」実際に使ってみた!(社員レビュー)
- 公開日:2022.05.25
- 更新日:2024.10.10
- その他
非接触AI検温モニターとして大好評を頂きました「KAOIRO(カオイロ)」に、アルコール検知の機能を備えた製品「KAOIRO+(カオイロプラス)」を実際に使ってみた!ということで、お酒の高揚感に包まれながら率直な感想をここでご紹介しようと思います。
社員プロフィール
担当者:どめ(ニックネーム)
年齢:20代後半
主要業務:自社のシステム管理
意気込み:システムを取り扱う者として厳しい目で製品チェックしていこうと思います!
この記事の目次
基本初期設定
まずは、「KAOIRO+」の初期設定を行います。本機を設置する際に使用するスタンド(Lスタンド・Sスタンド)それぞれにUSBポートがあるので、そこにPC用マウスを接続してマウスで画面を操作します。本記事では、本製品最大の特徴でもある「顔認証システム×検温×アルコール検知」の3つの設定をピックアップしてご紹介します。
ステップ1:顔認証設定
設定画面から「顔データ入力」まで進み、設定を行います。カメラに登録者の顔が収まるように撮影をします。
「社員ID(任意)」・「名前」・「性別」の3点を入力・選択し、セーブします。これで顔認証設定は完了です。
※画像ではマスクを着用していますが機能によってはマスク着用NGの機能があります。
非常に簡単な操作で、30秒ほどで登録できました。これなら社員を登録する際も膨大な時間を要するようなことはないと思います。また、顔認証登録は最大で2万件登録可能で、社外の来訪者も十分に登録することができます。
ステップ2:検温設定
設定画面から「体温測定設定」まで進み、設定を行います。「体温測定のオン/オフ」や「警告しきい値」を任意で設定し、セーブします。
これで検温設定は完了です。
こちらでは細かなカスタマイズが可能となっており、各社の規定に沿った設定をして頂けるような仕様でした。検温は、長らく続いているこのコロナ禍で人々の検温が常態化して、各企業欠かせない機能でもありますね。警告しきい値の設定によって企業ごと任意のボーダーラインを設定できるのは、企業の安心材料の1つとして機能するのではないでしょうか。
ステップ3:アルコール検知設定
設定画面から「アルコール検知機能設置」まで進み、設定を行います。「検知機能On/Off」・「警告しきい値」を任意で設定し、セーブします。これでアルコール検知設定は完了です。
最重要ポイントのアルコール検知の設定は2点と非常に簡単でした。道路交通法で定められているアルコール検知の基準値は、呼気中のアルコール濃度0.15mg/Lなので、「警告しきい値」のデフォルト値は0.15mg/Lとなっていますが、こちらも各企業によって0.15mg/L以下の数値に任意で変更することができます。そもそもですが、アルコール濃度0.00mg/Lが当たり前のような測定内容なので、基準値を下回っているから大丈夫なのではなく、法律の基準値よりも高いボーダーラインを引いて、検知して、事故を未然に防ぐことも重要な企業の務めなのではないでしょうか。
※アルコール検知の警告しきい値は0.15mg/L以上にも設定できてしまうので、デフォルト値から変更する際は十分にご注意の上、ご対応下さい。
測定方法
基本設定ができたので、実際の測定の方法を確認しようと思います。最初にお伝えすると、画面の前に立って息を吹きかけるだけでした。
画面の前に立つと人感センサーが反応し、自動で顔認証が始まります。数秒でアルコール検知の動作になり、画面上の指示に従うのみです。
測定は非常に簡単で早かったです。これなら初めての人でも迷うことなくアルコール検知機能を使うことができると思います。
検証条件
使用方法を確認したところで、実際にアルコールを検知するのか検証しました。検証用として下記の商品を使用しました。
・アンソンバーグ リカーチョコレート 64個入:デンマーク/ポーランド製,アルコール分2.5~3.5%/個
・-196℃ ストロングゼロ〈ダブルパイナップル〉:内容量350ml,アルコール度数9%
アルコール未接種の状態から上記商品を摂取した場合のアルコール検知器の動作を確認していきます。(ちなみに商品を置いている台座はKAOIRO+の「Sスタンド」です)
検証開始
それでは実際に検証をしていきます。結果は、データ保存に加えて紙印刷(専用プリンター)することができるので、今回は印刷もしてみようと思います。まずは、アルコール摂取前の状態でアルコール濃度をチェックします。0.00mg/Lで問題ありませんでした。
(初めてだったので勢いあまって2回やってしまいました笑)
それでは、「アンソンバーグ リカーチョコレート」を食べて検証します。
アンソンバーグ リカーチョコレート×2個
1つ目。食後、1分以内の測定で基準値以上のアルコール値がしっかりと検出されました。
3分後、再測定したところ基準値以下となりました。
続いて2つ目。こちらも食後、1分以内の測定で基準値以上のアルコール値がしっかりと検出されました。
この検証では、アルコールを含む食べ物でもしっかりとアルコールが検知されることに加えて、食後の測定タイミングによって数値がしっかりと変化することが確認できました。続いて「-196℃ ストロングゼロ」を飲んで検証します。
-196℃ ストロングゼロ〈ダブルパイナップル〉
1回目。150mlを飲んで測定すると基準値以上のアルコール値がしっかりと検出されました。
※先の検証後、アルコール値が0.00mg/Lであることを確認して検証を行いました。
2回目。そのまま飲み続けて約20分後、350ml飲み終えたタイミングで測定すると、先ほどよりもアルコール値が上昇し、基準値以上のアルコール値がしっかりと検出されました。
この検証では、アルコール飲料でもしっかりとアルコールが検知されることが確認できました。
データの保存機能
データはどのように保存されているのか確認したいと思います。アルコールチェックの義務化によって「酒気帯びを確認した結果を記録し1年間保存すること」が義務付けられているので重要な機能の1つです。測定されたデータは本機内に最大10万件まで保存でき、画面上で確認することができました。また、PC保存や一覧印刷が必要な場合はUSBメモリーを使用することExcel形式でエクスポートすることができました。
顔画像も計測データに付いているのは、顔認証システムが搭載されている「KAOIRO+」ならではの機能でデータとしての信憑性が一段と増す印象でした。
まとめ
まず使用感としては、設定面・操作面どこを切り取っても非常に簡単で、とても扱いやすい製品になっていると感じました。
そして「顔認証システム×検温×アルコール検知」の3つが同時にできるというのも非常に魅力的で、それぞれの機能がバラバラの状態だと日々の社員の工数が増え、更にはメンテナンスコストも結果的に高くなることが想定されますが、それらを解決できる「KAOIRO+」は、アルコール検知機能だけを探している企業様にも是非一度ご検討頂きたいほどに満足感のある製品となっています。
顔認証システムによって不正を徹底的にゼロへ、対象者に飲酒運転をさせない。
ご興味がございましたら是非、LM TOKYO株式会社までお問い合わせください。
「KAOIRO+」の公式サイトはこちらから
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