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展示会は想定問答集があれば安心!よくある質問と回答ポイントを解説
- 公開日:2023.07.04
- 更新日:2024.10.11
- 展示会
展示会は大きいものだと数十万人規模の来場者が訪れます。しかし、ブースに立ち寄ってもらえるのはそのなかの一部で、さらに質問までしてもらえるのは一握りです。質問してもらえるということは、自社の商品やサービスに興味や関心が強く、新規顧客になる見込みが高いことを意味します。
質問に対して的確な回答ができれば、ビジネスチャンスをつかみやすくなるでしょう。そこで準備しておくと安心なのが想定問答集です。本記事では、展示会における想定問題集について、よくある質問と回答ポイントを解説します。展示会で接客を担当される方は、ぜひご参考にしてみてください。
展示会の想定問答集でよくある質問と回答ポイント
よくある質問と回答ポイントを、以下の4つにわけて解説します。
- 商品やサービスについて
- 企業情報について
- 最新技術や業界トレンドについて
- アフターサービスについて
それぞれのポイントをおさえて、想定問答集を作成してみてください。
1. 商品やサービスについて
もっとも多いのは、商品やサービスについての質問です。以下のような質問に答えられるようにしておきましょう。
- 特徴はなんですか?
- どんなユーザーを対象にしていますか?
- 価格はいくらですか?
- 割引はありますか?
- どのように使用するのですか?
- どんな利点や長所、メリットがありますか?
- どんな欠点や短所、デメリットがありますか?
- 製品寿命や耐久性はどのくらいですか?
- 競合と比較して、どこに優位性がありますか?
- 導入実績はどのくらいありますか?
- どのような成功事例がありますか?
- カスタマイズはできますか?
- オプションはありますか?
- 改良やアップデートの計画はありますか?
- 納期はどのくらいですか?
- どこで製造されていますか?
- どんな規格や認証を取得していますか?
- 環境に対して優しい製品ですか?
回答のポイントは、わかりやすい言葉で端的にまとめることです。専門用語を連発して詳しく説明されても、頭に入ってきません。煙に巻かれた感じになると、せっかくの興味や関心がなくなる可能性があるため注意しましょう。
回答に加えて、質問者にとってのベネフィットも伝えられると印象が良くなり、購買意欲を高められます。明るい未来を想像させることがポイントです。
ネガティブ要素のある回答をしなければならないときは、改善中であることや、改善に努めることなどを伝えて前向きな回答にしましょう。
想定外の質問で答えられない場合は、不勉強を素直に認めたほうが好感を持たれます。後日、調べて連絡することを約束できれば、アフターフォローの良さもアピールできます。
2. 企業情報について
商品やサービスのほかに、企業情報について質問されることもあります。ビジネスパートナーとして、ふさわしい企業かどうかを判断される質問です。以下の基本事項はおさえておきましょう。
- 設立
- 沿革
- 事業内容
- 本社所在地
- 製造およびサービス拠点
- 従業員数
- 売上高
- 主要取引先
- 使命やビジョン
- 競合他社に対する優位性
- 環境に対する取り組み
- 社会貢献に対する取り組み
回答は謙虚な姿勢で手短に、信頼性があり貢献できる企業であることをアピールできると良いでしょう。
3. 最新技術や業界トレンドについて
展示会には、最新技術や業界トレンドを求める来場者が多く訪れます。以下のような質問にも答えられると、さらに好印象です。
- どのような最新技術を採用していますか?
- どのような業界トレンドに対応していますか?
- 未来の展望や挑戦していることはありますか?
自社商品やサービスの知識だけでなく、最新技術や業界トレンドについても詳しいと信頼性を高められます。しかし、回答に知ったかぶりは禁物です。わかる範囲で、自分の言葉で話せるようにしましょう。
4. アフターサービスについて
アフターサービスについて質問されたら、かなり高い見込み度が期待できます。ビジネスチャンスを逃さないように、以下のような質問に対応できるようにしましょう。
- インストールやセットアップのサポートはありますか?
- 使用するのにトレーニングや教育プログラムはありますか?
- 故障やメンテナンスはどのように対応していますか?
- 保証期間はどのくらいですか?
- どのような保証内容がありますか?
- 返品は可能ですか?
質問者の不安を解消して「安心しておまかせください」とアピールできる回答ができると良いでしょう。
まとめ
展示会における想定問題集について、よくある質問と回答ポイントを解説しました。
よくある質問は「商品やサービス」「企業情報」「最新技術や業界トレンド」「アフターサービス」の4つにわけられます。わかりやすい言葉で端的に回答するのがポイントです。さらにベネフィットも伝えられると印象が良くなるでしょう。
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