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デジタルサイネージは埋め込み型が良い?そのほかの設置方法も解説
- 公開日:2023.09.06
- 更新日:2024.03.13
- LEDビジョン
近年、街のなかにデジタルサイネージが溢れるようになりました。駅の壁や柱にはデジタルサイネージが埋め込まれており、圧倒感のある広告に目が奪われます。また、店舗や施設などで埋め込まれたデジタルサイネージがあると、とてもオシャレな空間に感じます。
そんな広告や空間演出に効果的なデジタルサイネージは、埋め込み型以外にも、壁掛け型や天吊り型、スタンド型など、さまざまな設置方法があります。
この記事ではデジタルサイネージついて、埋め込み型をはじめとする設置方法を解説します。デジタルサイネージの設置をご検討の方は、ぜひご覧になってみてください。
デジタルサイネージの設置方法
デジタルサイネージの設置方法について、以下の4つのタイプを解説します。
- 埋め込み型
- 壁掛け型
- 天吊り型
- スタンド型
それぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。
1. 埋め込み型
埋め込み型は、駅や店舗、施設などの壁や柱にディスプレイを埋め込むタイプです。美容院や化粧室、アパレルショップなどには、鏡に埋め込まれたミラーサイネージもあります。
埋め込み型のデジタルサイネージは、壁や柱と一体化するため通行の邪魔にならないのが特徴です。ディスプレイが転倒するような危険性もありません。
まわりの景観に溶け込みながら、明るい画面で訴求できるのが特徴です。スタイリッシュなデザインで、オシャレな空間を演出できます。
ただし、設置や配線のために壁や柱を改造しなければならないため、埋め込み型は導入コストが高めです。
ディスプレイを設置するための壁掛け金具は、前後に伸縮するタイプがよく使われます。伸縮タイプを使えば手前に引き出すことができるため、ディスプレイのメンテナンスが容易です。
注意点としては、ディスプレイは熱を発するため、埋め込み型で密閉してしまうと熱がこもって故障の原因になります。放熱のためにはディスプレイの上下左右に隙間をあけ、さらに吸気や排気のファンも必要です。
もし屋外で直射日光があたるようなところであれば、遮熱フィルムなどによる熱対策もしたほうが良いでしょう。
また、埋め込み型は通行の邪魔にならないため、比較的低い位置に設置されることが多いです。人に寄り掛かられたり、モノがぶつかったりすると破損する危険性があるため、ディスプレイの前面は強化ガラスなどで保護する必要があります。
2. 壁掛け型
壁掛け型は、駅や店舗、施設などの壁や柱に壁掛け金具を取り付け、そのままディスプレイを掛けるタイプです。壁や柱の改造工事が不要なため、埋め込み型より低コストで設置できます。
ディスプレイ本体がむき出しになっているため、埋め込み型に比べるとスマート感は劣ります。しかし、マルチディスプレイや曲線のある壁など、あらゆるケースに対応しやすいタイプです。
ただし、壁の強度が足りない場合は設置できないため、補強工事が必要です。とくに大きなディスプレイや、マルチディスプレイで複数面を取り付ける場合は、壁の強度を考慮する必要があります。
また、低い位置に設置すると通行の邪魔になってぶつかる可能性があるため、壁掛け型は高い位置に設置することが多いです。壁掛け金具によっては角度調整機能があるため、ディスプレイは見やすい角度に変えられます。
3. 天吊り型
天吊り型は、駅や店舗、施設などの天井からディスプレイを吊るして設置するタイプです。壁や柱に縛られないため、天井さえあればどこでも設置できます。高い位置にあるため、通行の邪魔にもなりません。
とくに広い空間で壁や柱までの距離が遠い場合、天吊り型を使えば視認性が良くなり効果的です。ただし、天井の強度が十分でない場合は落下の危険性があるため、補強工事が必要です。
4. スタンド型
スタンド型は、どこでも自由に設置場所を選べる自立タイプです。キャスター付きで移動が便利な製品もあります。ほかのタイプと違い工事が不要なため、低コストで手軽に導入できます。
ただし、設置スペースが必要なため、通行の邪魔になりやすいのが難点です。人やモノがぶつかった場合、ディスプレイが転倒するおそれもあります。また、小型のものは盗難リスクもあるため、防犯対策が必要です。
まとめ
デジタルサイネージの設置方法について解説しました。埋め込み型や壁掛け型、天吊り型、スタンド型など、デジタルサイネージは状況やニーズに応じて、さまざまな場所に設置可能です。
なお、LED TOKYOでは、デジタルサイネージの販売およびレンタルを提供しております。製品の選定から設置、映像制作、運用管理、保守までワンストップでお任せください。
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