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世界の3Dビジョン

3Dコンテンツを用いた世界各国のLEDビジョン

  • 公開日:2022.02.25
  • 更新日:2024.03.13
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日本では「新宿東口の猫」をはじめ、渋谷などの都心部で目にすることの増えた3Dサイネージですが、海外では日本よりもはるかに大きいスケールの3Dサイネージが存在します。

今回はそんな海外の3Dサイネージと、どのようにしてLEDビジョンに3Dの映像が映し出されているのか紹介していきます。

世界各国の3Dビジョン

韓国の3Dビジョン

韓国の江南ビジネス地区COEX SMビル壁面に設置されたLEDビジョン。2枚のLEDビジョンを湾曲したエッジを使用してつなぎ合わせた、縦80m×横20m、総面積1620㎡となっており、韓国最大・高解像度の屋外LEDビジョンとなっています。

通常はブランド広告やアーティストのMVが2Dで放映されていますが、1時間に数分間、没入型の3Dクリエイティブが放映されます。

この3D映像「WAVE」を作成したのは、韓国の入型テクノロジーを活用したデジタルアートの制作会社「d’strict」です。

「d’strict」はこれまで、韓国のテーマパークなどでデジタルメディア技術を活用した作品を発表してきました。

中国の3Dビジョン

中国の繁華街、成都市のショッピングモール「成都太古里」に設置されたメイン画面の面積は1,000㎡で、湾曲してつながっている側面の画面は450㎡。この2枚のLEDビジョンが連動して1つの映像を大画面に放映しています。このLEDビジョンの解像度は8Kを誇ります。

宇宙船が飛び出てくるような映像や、パンダのイラストなどの3Dコンテンツが放映されています。

中国のLEDビジョンの製作技術は世界的に見てもトップレベルの技術を誇っています。上記の成都市のビジョンのほかにも、中国のシリコンバレーである「深セン」の特殊型のLEDビジョンなど世界のLED市場を牽引している中国ならではのLEDビジョンを楽しむことができます。

マレーシアの3Dビジョン

マレーシアの首都クアラルンプールにあるセレブ御用達のショッピングモール「パピリオン クアラルンプール」の壁面にも3Dコンテンツを放映するLEDビジョンが設置されています。このLEDビジョンは横60.8m × 縦21.5mの総面積1,310㎡の巨大LEDビジョンもまた湾曲した形をしています。

画像では春節に合わせた3Dコンテンツを放映しているところです。この牛が走っていく姿は本当に、ガラス面を破って飛び出てくるような迫力があります。

また、マレーシアではテレビやラジオなどでの広告よりも、屋外広告のほうがより多くの人にリーチでき、広告効果が効果的だといわれています。

3Dビジョンの仕組み

各国さまざまな3Dコンテンツを放映するLEDビジョンですが、3Dと聞くと3D眼鏡などを装着してみることを想像しますが、今回紹介した3Dビジョンはどれも肉眼で3Dコンテンツを楽しむことが可能です。では、一体どのようにして肉眼で3Dコンテンツを楽しむことができるのか、「肉眼で3Dコンテンツが見られる仕組み」について紹介していきます。

ポイントはLEDビジョンの形

「新宿東口の猫」が住んでいるLEDビジョンも、先ほど紹介した3つのLEDビジョンにも、ある共通点があります。その共通点は「LEDビジョンが湾曲している」点です。

平面のLEDビジョンでも、3Dコンテンツの放映は可能ですが、L字型に湾曲したLEDディスプレイをひとつの「箱」に見立てることで、より立体的な演出が可能になります。

映像は、画面を目一杯使用せず、端にあえて余白をつくることで、視聴している人に対して画面の「枠組み」を意識させます。この意図して画面の中につくられた「枠組み」をイラストが飛び出すことで、実際に画面から映像が飛び出しているように錯覚させることができるのです。

計算された視認位置

3Dコンテンツをつくる際に重要になるのは「どこから見るか」です。例に挙げたLEDビジョンは、特定の位置から見るときれいな3Dを楽しめますが、同じ高さからや、上からなど、想定していない場所から視認すると立体には見えないのです。

これはトリックアートの仕組みと似ています。トリックアートもある特定の場所から見ると地面に穴が開いているように見えたり、空間が歪んで見えたりする視覚効果があります。これは特定の位置から見た場合の見え方を計算して、アート内に奥行きをつくっているからです。

屋外のビル壁面に設置されているLEDビジョンの場合、一番人が集まる場所から、どう見えるかを意識してコンテンツを作成します。

新宿東口の猫を横から見た場合

高解像度のLEDビジョン

今回紹介した3Dコンテンツを放映しているLEDビジョンはどれも高解像度のLEDビジョンを使用しています。

なぜ、高解像度のLEDビジョンが使用されるのかというと色のコントラストや、細かな絵の表現など通常の2Dのコンテンツよりも細かい3Dコンテンツの映像を放映するためには、高解像度のLEDビジョンが必要となります。4K相当から8K相当のLEDビジョンが適しているといわれています。

このような要素が組み合わさって、3Dコンテンツを裸眼でも見ることのできる仕組みができています。

LEDビジョンは「LED TOKYO」

3Dコンテンツの広告は従来の2Dコンテンツよりも3倍の広告効果があるといわれています。

「LED TOKYO」では、今回紹介した3Dコンテンツの放映に最適な高解像度のLEDビジョンや、湾曲するLEDビジョンを取扱っております。ビル壁面の2面を使用して3Dコンテンツを放映できるLEDビジョンを作って、ほかの屋外広告物との差別化を図ってみてはいかがでしょうか?

また、3Dコンテンツ制作に関しましてもご案内可能ですのでお気軽にお声がけください。

LED TOKYOでは自社ブランド製品の高品質なデジタルサイネージを、リーズナブルな価格にて提供しております。

ご購入はもちろん、レンタルのご相談も歓迎しております。
専門のスタッフによる安心のサポートのもと、お客様に最適な提案をさせていただきます。
是非お気軽にLED TOKYOまでご連絡ください。

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3Dコンテンツを用いた世界各国のLEDビジョン
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3Dコンテンツを用いた世界各国のLEDビジョン
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日本では「新宿東口の猫」をはじめ、渋谷などの都心部で目にすることの増えた3Dサイネージですが、海外では日本よりもはるかに大きいスケールの3Dサイネージが存在します。 今回はそんな海外の3Dサイネージと、どのようにしてLEDビジョンに3Dの映像が映し出されているのか紹介していきます。
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LED TOKYO

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