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デジタルサイネージの静止画・動画のデータ形式を解説!広告サービスで求められる仕様もご紹介
- 公開日:2023.02.10
- 更新日:2024.10.10
- LEDビジョン
デジタルサイネージで広告を発信するときは、コンテンツを用意しなければなりません。広告をスムーズに発信するためには、対応しているデータ形式をしっておくことが大切です。
今回はデジタルサイネージの静止画・動画のデータ形式を解説します。デジタルサイネージで広告発信を検討している方はチェックしてみてください。
この記事の目次
デジタルサイネージの静止画・動画のデータ形式
デジタルサイネージにコンテンツを放映するときは、データ形式を対応させる必要があります。静止画や動画によって対応するデータが異なるので、区別しておきましょう。
早速、デジタルサイネージのコンテンツで求められるデータ形式を静止画と動画に分けて解説します。
静止画の場合
デジタルサイネージは、静止画を用いることで広告や案内板として機能させられます。ポスターや看板と違って画像を切り替えられるため、時間帯に適した情報を発信することも可能です。
静止画の場合は主にPNGやIPEGのデータ形式が対応しています。
PNG
PNGとは、Portable Network Graphicsの略称であり、1,600万色を処理できるデータ形式です。特許を受けていないので、任意の画像編集ソフトで開けます。
透明な背景をサポートしているので、ほかの背景のうえに自然に重ねることが可能であり、Webデザイナーによく用いられています。
JPEG
JPEGは、Joint Photographic Experts Groupの略であり、国際組織が1980年代後半から標準規格化したデジタル画像のファイル形式です。
1,680万色の表示に対応しています。ファイルサイズが小さいので、短時間で転送できるのが特徴です。
動画の場合
デジタルサイネージは、ポスターや看板と違って、動画による宣伝を行えます。同じスペースでもたくさんの情報を発信できるほか、音声によって興味を引くことも可能です。
動画の場合は主にMP4やWMVのデータ形式が対応しています。
MP4
MP4は、ビデオやオーディオ情報を保存できるデータ形式です。PNGやJPEGなどの静止画像も格納できます。
複数のプラットフォームで使用できるほか、圧縮率が高くデータサイズを小さくできます。字幕などを文字データとして格納することも可能です。
WMV
WMVは、マイクロソフト社が開発した動画データの圧縮形式です。デジタル著作権管理に対応していることから映像配信サービスで使われる傾向があります。
WMV8、WMV9などとバージョンアップが行われており、画質や圧縮率なども高まってきているようです。デジタルサイネージ広告ではバージョンまで指定されることがあるので、見落とさないようにしましょう。
デジタルサイネージ広告で求められる実際のデータ形式
デジタルサイネージ広告で求められる実際のデータ形式をご紹介します。広告場所の特徴にも触れているので、導入のイメージも湧かせてみてください。
海老名SA
海老名SAでは、フードコートの柱に55インチのデジタルサイネージが合計で16台設置されています。柱は四角柱であり、1つの柱で四方向の情報発信が可能です。着席した利用客にしっかりと映像でアピールできます。
海老名SAで求められているデータ形式は下記の通りです。
【動画データの形式】
ファイル形式:WMV/MP4
サイズ:1,920×1,080px
ビットフレーム:10Mbps
フレームレート:30fps
ビットフレームは1秒間あたりのデータ量です。フレームレートは1秒間に表示するフレーム(静止画像・コマ)の枚数であり、数値が高いほど映像が滑らかに表現されます。
【静止画データの形式】
ファイル形式:JPEG/PNG/PDF
サイズ:1,920×1,080px
データ容量:1GB以下
解像度:72dPi
カラーモード:RGB
解像度は、画像を表現する画素の密度をあらわす指標です。解像度が高いほど画像が精細に表現できるようになります。
RGBは、赤(RED)・緑(GREEN)・青(BLUE)の組み合わせで色を表現するモードです。液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどに使われる傾向があります。
このようにデジタルサイネージ広告では、データ形式がファイルの種類以外にも細かく決められている場合があります。
広告を放映してもらうときは、入稿仕様を詳しく確認するようにしましょう。
デジタルサイネージに関するデータ形式が不安ならLED TOKYOに相談
今回は、デジタルサイネージを利用するときのデータ形式について解説しました。
静止画はPNGやJPEG、動画はMP4やWMVなどのデータ形式が求められます。
ただ、デジタルサイネージのデータ形式は、ファイルの種類以外にもビットレートやフレームレート、解像度、カラーモードなどが仕様で決められることもあります。
データの取扱いに慣れていない方であれば、広告を入稿する場合に戸惑ってしまう方もいるかもしれません。
LED TOKYOでは、デジタルサイネージの選定・設置だけでなく、映像制作にも対応しています。
専門スタッフがコンテンツのデータ形式に関する悩みをサポートいたします。デジタルサイネージの利用に不安があれば、LED TOKYOまでぜひご相談ください。
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