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液晶ディスプレイの消費電力はどのくらい?調べ方や電気料金の計算方法、節約術などを解説
- 公開日:2023.08.31
- 更新日:2024.10.12
- 液晶ディスプレイ
近年、新型コロナの影響でテレワークが一般的になりました。在宅で仕事ができるのは通勤時間がなくなるなどのメリットがある反面、一日中家にいるぶん電気料金がかかります。
さらに追い討ちをかけるように、ロシア産原油の禁輸や円安の影響により燃料価格が高騰し、それにともない電気料金が驚くほど値上がりしています。
とくに電気料金がかかりそうなのはエアコンですが、それ以外にもテレワークで稼働が増えた液晶ディスプレイに対して「一体、どのくらい電気を消費するんだろう?」と疑問をもたれた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、液晶ディスプレイの消費電力について、調べ方や電気料金の計算方法、節約術などを解説します。電気料金を節約したい方は、ぜひご覧になってみてください。
この記事の目次
液晶ディスプレイの消費電力の調べ方
液晶ディスプレイの消費電力を調べる方法として、以下の2つをご紹介します。
- 仕様を確認する
- ワットメーターを使う
それぞれ解説します。
1.仕様を確認する
一番簡単なのは、仕様を確認する方法です。製品の説明書やウェブサイトを見れば仕様が載っています。
そのなかの「消費電力」という項目に、最大時や通常時、待機時など、状況に応じた消費電力が記載されています。
ただし、消費電力はディスプレイの明るさによって変化するため、仕様だけでは細かい消費電力まではわかりません。
2.ワットメーカーを使う
ワットメーカーは、ワットモニターやワットチェッカーとも呼ばれます。これを使えば、仕様ではわからない明るさの違いによる細かい消費電力までわかります。
使い方は簡単で、コンセントにワットメーカーのプラグを挿して、さらにワットメーカーに液晶ディスプレイのプラグを挿すだけです。
製品によっては消費電力だけでなく、積算電力計や積算料金、積算時間、co2排出量などもモニタリングできます。
液晶ディスプレイの消費電力から電気料金を計算する方法
消費電力がわかると、そこから電気料金を計算できます。計算式は「消費電力(kW)×使用時間(h)×1kWhあたりの電気料金(円)」です。
液晶ディスプレイの消費電力の単位がW(ワット)の場合は、1000分の1をかけてkW(キロワット)にします。使用時間の単位は、時間(hour)です。1kWh(キロワットアワー)あたりの電気料金は、各電力会社によって異なります。東京電力であれば、最初の120kWhまでは30円(税込)です。
たとえば、消費電力が50Wの液晶ディスプレイを1日8時間稼働させた場合、「【消費電力0.05kW】×【使用時間8h】×【1kWhあたりの電気料金30円】」ということで、1日あたりの電気料金は12円になります。1ヶ月(30日)なら360円、1年(365日)なら4380円になる計算です。
液晶ディスプレイの消費電力の節約術
液晶ディスプレイの消費電力を節約するには、以下のような方法があります。
- 画面の明るさを抑える
- 自動電源オフやスリープ機能を使う
- 省電力機能を使う
- 新型ディスプレイに買い替える
- 小さめのディスプレイを選ぶ
- TN方式のディスプレイを選ぶ
- 壁紙の色を変える
それぞれ解説します。
1. 画面の明るさを抑える
液晶ディスプレイは、明るいほど消費電力が大きくなります。そのため、必要以上に画面を明るくしないようにすると節約に効果的です。
2. 自動電源オフやスリープ機能を使う
パソコンには操作が一定時間ない場合、ディスプレイの電源を自動的にオフにしたり、スリープ状態にしたりする機能があります。ディスプレイをつけっぱなしにしないように、短い時間で設定しておくと良いでしょう。
3. 省電力機能を使う
パソコンの消費電力を抑えるために、Windowsには「省電力オプション」、Macには「省エネルギー」という機能が備わっています。画面の明るさやスリープ状態などを自動でコントロールしてくれます。
4. 新型ディスプレイに買い替える
一般的に液晶ディスプレイは、新しい製品ほど節電効果が高いです。古い製品を使っている場合は、新型ディスプレイに買い替えるのもひとつの手です。
5. 小さめのディスプレイを選ぶ
一般的にディスプレイのサイズが大きいほど、消費電力も大きくなります。消費電力を抑えたい場合は、小さめのディスプレイを選ぶと良いでしょう。
6. TN方式のディスプレイを選ぶ
液晶ディスプレイと一口に言っても、「TN方式」「VA方式」「IPS方式」と3種類あります。そのなかで、TN方式が一番消費電力が低いとされています。
7. 壁紙の色を変える
TN方式は、電圧がかかっていないときに白、最大電圧がかかるときに黒。VA方式とIPS方式は、電圧がかかっていないときに黒、最大電圧がかかるときに白になるという特徴があります。
そのため、TN方式なら白系の壁紙、VA方式とIPS方式なら黒系の壁紙にすると消費電力を抑えられます。
まとめ
液晶ディスプレイの消費電力について、調べ方や電気料金の計算方法、節約術などを解説しました。
ディスプレイの明るさを抑えたり、自動電源オフやスリープ機能を使ったりして節約できる消費電力は微々たるものかもしれませんが、塵も積もれば山となります。
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