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デジタルサイネージは輝度(きど)で視認性が変わる!屋内/屋外状況別に紹介
- 公開日:2020.04.21
- 更新日:2024.01.25
- LEDビジョン
デジタルサイネージは、オフィスや飲食店の店内からライブ会場や展示会まで様々な場所で活用されています。幅広く利用されているがゆえに商品にはさまざまな種類があり、どの商品を選択するかといった基準は難しいものです。
商品を選ぶ際に重要な基準の一つに「輝度(きど)」があります。
本記事ではデジタルサイネージの輝度が視認性に与える影響や、屋内、屋外でどのような商品がおすすめかということについて詳しく紹介していきます。
この記事の目次
屋内用と屋外用、輝度に違いはある?
デジタルサイネージを設置する際に重要な基準となるのが輝度です。周囲の明るさによって輝度を調整することで、広告効果により期待ができます。
屋内と屋外でそれぞれ最適な輝度があり、場所に合わせた輝度を選ぶことが重要です。
輝度とは?
そもそも、「輝度(きど)」とは画面の明るさの度合いを指します。デジタルサイネージにおける輝度は「cd/㎡(カンデラ)」を基準としており、一般的に家庭用テレビの輝度が350~500cd/㎡と言われています。
一般家庭であればあまり輝度を考えてテレビを購入することはないかもしれませんが、デジタルサイネージとなるとそうはいきません。屋外でスマホを見る時のことを考えてみると、日差しの下では画面が暗いと画面が全く見えなくなり、逆に暗い場所では画面が明るいと眩しいと感じます。
このように、デジタルサイネージも場所に合わせた輝度のものを設置することが重要です。見やすさを考えて輝度はなるべく高いほうがいいというものでもなく、輝度が高いものを選ぶと、価格が高くなるケースもあります。
一般的に輝度の高いディスプレイは輝度の低いディスプレイに比べて価格が3~4倍も高くなります。
輝度の目安
輝度の目安は店内やオフィスのような光があまり入らない場所への設置であれば400〜700 cd/㎡、屋内でも日差しの当たる場所であれば700〜1,200 cd/㎡だとされています。先述の通り、家庭用テレビの輝度が350~500cd/㎡なので、この数値を参考にすると検討しやすくなります。
屋外に設置する場合は1,200 cd/㎡以上の輝度が必要です。屋外の場合は天候によっても見やすさが左右されるので注意が必要です。
設置場所に適したデジタルサイネージを紹介
設置場所に合わせたデジタルサイネージの設置の重要性について解説しました。次にどのようなデジタルサイネージが適しているのか、具体的な商品を紹介します。
屋内用・LHシリーズ
屋内の利用に最適な輝度を持つのがLEDディスプレイの「LHシリーズ」です。輝度は800cd/㎡と屋内での利用には充分な明るさを有しています。組み合わせによって様々な形や大きさに変えられるのも特徴で、好みのディスプレイのサイズにカスタマイズできます。
また、LEDディスプレイの中でもピッチ幅(狭いほど解像度が高くなる)が狭く、これにより至近距離から見てもテキストや画像がきれいに表示されます。
このほかにも輝度が1,000cd/㎡と比較的高い「LE+シリーズ」「LIBproシリーズ」といったシリーズもおすすめです。
屋外用・LPシリーズ
屋外での利用に有効な輝度を持つ商品がLEDディスプレイの「LPシリーズ」です。輝度は6,500cd/㎡と非常に明るく、屋外の利用の中でも特に日差しの強い場所での利用に最適です。
並べるディスプレイの数を変えることで大きさを自在に変えられるので、店舗の看板から屋外でのスポーツの試合やアーティストのライブといった幅広い場面での利用が可能です。
また、屋外用のディスプレイには他にも、「LDEシリーズ」といったシリーズもおすすめです。
窓際用・LH_deシリーズ
窓際でデジタルサイネージを利用するときのおすすめが「LH_deシリーズ」です。このシリーズは輝度が4,500~5,000cd/㎡と明るいにもかかわらず重量が10.5~13.5kgと比較的軽いので、ガラスなどの窓際の利用に最適です。
薄型で組み合わせ次第で自由に形を変えられる柔軟性の高さも、窓際での利用に最適理由の一つです。
輝度の他に注意することは?
デジタルサイネージ設置の際には輝度以外にも注意することがあります。注意点を3つのポイントに絞って解説していきます。
1.視認距離
1つ目は視認距離です。視認距離とはディスプレイ上に表紙される文字や画像、映像が適切に見える距離です。近くからきれいな画像や映像を見てもらいたいのか、遠くからでもはっきり見えるものがいいのかを設置場所によって注意する必要があります。
一般的に、至近距離から見てもらうものには液晶ディスプレイ、遠くから見てもらうものにはLEDディスプレイが適切だとされています。
2.解像度
伝えたい内容を明確に伝えるためには解像度も重要です。特に細かい画像や小さい文字を利用する際には注意が必要です。
この解像度はディスプレイのピッチ幅に由来しています。ピッチ幅が広いディスプレイで細かな表示をすると文字や画像がつぶれて見えなくなってしまうので注意してください。
ピッチ幅が小さくなればなるほど細かい文字や画像にも対応できるようになります。
3.防水・防滴、防塵
屋外で使用する場合には防水や防滴、防塵といったことにも気を付けなければなりません。
デジタルサイネージの中には、水や塵に強い屋外での利用に適した商品もあります。逆に防水・防滴、防塵対策のされていない屋内用のディスプレイを屋外で利用すると故障の原因となります。
価格は防水・防滴、防塵対策がなされている屋外用のディスプレイの方が高いですが、価格だけでなく用途に合ったディスプレイの購入が必須です。
設置場所や用途に適したサイネージを
デジタルサイネージは設置場所や用途により、さまざまな商品の中から最適なサイネージを選ばなければなりません。中でもデジタルサイネージの明るさを指す輝度は、文字や画像、映像の見やすさに関わるので、商品選びの重要なポイントとなります。
屋内での設置であれば400〜700 cd/㎡、屋内でも日差しの当たる場所であれば700〜1,200 cd/㎡屋外に設置する場合は1,200 cd/㎡以上の輝度を目安にしてください。
また、このようなデジタルサイネージは購入すると高額になりますが、LED TOKYOではリース・レンタルも行っております。明るさや見え方を使用しながら調整したいという方はレンタルの利用がおすすめです。
デジタルサイネージの利用や、購入、レンタルのご相談はLED TOKYOまでお問い合せください。
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