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デジタルサイネージの動画形式を解説!広告掲載時のフォーマット例や、データが対応していないときの対処法は?

  • 公開日:2023.02.21
  • 更新日:2024.03.13
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デジタルサイネージは映像で広告を発信できる便利な電子機器ですが、広告サービスによって指定される動画形式が異なります。ただ、動画形式は意外と種類が多く、混乱してしまう方もいるでしょう。そこで今回は、デジタルサイネージに関する動画形式の主な種類を解説します。データが対応していないときの対処法もあわせて参考にしてみてください。

デジタルサイネージに関する動画形式の種類

デジタルサイネージに関する動画形式は主に下記の通りです。

・WMW

・MPEG-2

・MP4

早速、それぞれの動画形式の種類について解説します。

動画形式1.WMV

WMVは、Microsoftが開発した動画の圧縮形式です。拡張子は「.wmv」となっています。

圧縮率が高く、画質を落とさずに再生できることから、動画配信サービスで活用されることが多いです。ただ、圧縮処理が複雑で時間がかかることも知られています。

シリーズの最新版はWMV9が普及しており、デジタルサイネージ広告でも指定されることが多いです。

動画形式2.MPEG-2

MPEG-2は、MPEG委員会が策定した動画の圧縮形式です。拡張子は「.mpg」「.mpeg」「.m2p」「.ts」などが使われます。

MPEG2-PSとMPEG2-TSの種類に分かれています。MPEG2-PSはビデオやDVDなどに活用され、MPEG-TSはブルーレイや地上波放送などに活用されています。

高解像度のMPEG-3という規格も予定されていましたが、高解像度向けの仕様もMPEG-2で対応することになり、MPEG-3という規格は存在しません。MPEG-2の次にはMPEG-4が標準化されています。

動画形式3.MP4

MP4とは、MPEG-4やMPEG-2といった圧縮動画を格納する形式です。拡張子は一般的に「.mp4」が望ましいとされています。

パソコンやスマートフォン、ストリーミングサービス、動画ソフトなど、使い道が幅広いです。動画ファイルアップロード用のプラットフォームは、基本的にMP4 に対応しています。

将来的な機器やプログラミングに対する相互性も確保されており、汎用性の高い動画形式だといえるでしょう。

デジタルサイネージ広告に求められる動画のフォーマット例

デジタルサイネージ広告の例を挙げて、具体的に求められる動画のフォーマット例をご紹介します。

名古屋ツインビジョン

名古屋ツインビジョンは、名古屋駅の待ち合わせスポットである「金の時計」前に設置されている大型のマルチビジョン型デジタルサイネージです。名古屋駅中央コンコースを通行する駅利用者に宣伝できます。

求められている動画のファイル形式は下記の通りです。

・WMV9
・MP4(MPEG-4)

参考:デジタルサイネージ放映素材の制作・納品(ジェイアール東海エージェンシー)

名古屋ツインビジョン(ジェイアール東海エージェンシー)

TPQビジョン

TOQビジョンは、視認性が高い電車内の横型デジタルサイネージであり、東横線の導入率は100%です。音声がないため、テロップなどでメッセージが伝わる映像を制作する必要があります。

求められる動画のファイル形式は下記の通りです。

・WMV9

・MPEG-2 PS(プログラムストリーム)

参考:TOQビジョン 車内液晶モニター広告(東急エージェンシー)

デジタルメディア納品・入稿仕様について(東急エージェンシー)

デジタルサイネージにデータの動画形式が対応していない場合の対処方法

電車やバス、店舗、街頭などでデジタルサイネージに映像を流したいけれど、動画形式が対応していないこともあるでしょう。

その場合は、デジタルサイネージ向けのフォーマット変換サービスの利用も検討できます。元の動画ファイルをデジタルサイネージで再生できる動画形式の映像に変換してもらえます。高画質の映像ほど変換料金が高くなる傾向です。料金の目安は、5分以内の場合だと5,000円~9,000円ほどになっています。

依頼の流れは主に下記の通りです。

ステップ1:Webの注文フォームから申し込む
ステップ2:専門の入稿ページでアップロードする(あるいはファイル便を利用する)
ステップ3:変換後の動画形式の仕様をメールで通知する
ステップ4:注文時に指定した支払方法で手続きをする
ステップ5:メールで変換後のデータをダウンロードするためにURLを共有してもらう

最短即日で納品してもらえる場合もあるので、必要に応じて利用を検討してみるとよいでしょう。

デジタルサイネージの動画形式に不安があればLED TOKYOに相談

今回は、デジタルサイネージの動画形式の種類や、実際の製品で求められる動画形式の例などを中心にご紹介しました。

デジタルサイネージ広告として動画を入稿する場合、形式が指定されることがあるとおわかりいただけたでしょうか。

ただ、デジタルサイネージの動画制作に慣れていない方だと、動画形式の違いがわかりづらい場合もありますよね。

LED TOKYOでは、デジタルサイネージの選定から動画制作、保守までワンストップでサービスを提供しており、動画形式について不安な点も専門スタッフがサポートいたします。

デジタルサイネージを導入する場合は、ぜひLED TOKYOまでご相談ください。

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専門のスタッフによる安心のサポートのもと、お客様に最適な提案をさせていただきます。
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