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新宿東口の猫とは? 映像の仕組みやコラボ事例・広告事例、販売グッズ、カフェなどを解説!

  • 公開日:2023.10.31
  • 更新日:2024.03.13
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近年、突如話題となり始めた新宿東口の猫。デジタルサイネージにエンタメ性を取り入れることに成功しており、多大な集客効果を発揮しています。新宿東口の猫を学ぶことで効果の高い広告戦略を練るヒントが得られるでしょう。今回は、新宿東口の猫の概要をはじめ、映像の仕組み、動画の内容、コラボ事例・広告事例などをご紹介します。販売グッズや関連するカフェについても解説するので、マーケティングに活かしてみてはいかがでしょう。

この記事の目次

新宿東口の猫とは?

まずは、新宿東口の猫について概要をはじめ、誕生した背景、独占放映タイム、受賞歴、運営・製作会社などについてまとめてみます。

新宿東口の猫の概要

新宿東口の猫とは、新宿駅東口北側の駅前広場に面したクロス新宿ビルの4階にあるデジタルサイネージに映し出される巨大なバーチャル猫です。

2021年7月に新宿東口に突如現れました。錯視3D技術が用いられた映像コンテンツであり、まるで猫がビルに住んでいるような演出で放映されます。

前足をなめて顔をぬぐったり、しっぽをフリフリしたりするなど、猫の細かい仕草が忠実に再現されており、クオリティが高い描写です。

新宿東口の猫についてはこちら

新宿東口の猫が生まれた背景

渋谷のシンボルとしては忠犬ハチ公像があります。飼い主である東京帝国大学の教授だった上野英三郎博士を渋谷駅で待ち続けた秋田犬「ハチ」がモデルとなっています。

新宿にも同じように、人々から親しまれるキャラクターが検討され、猫が採用されたとのことです。

国内外の旅行者から猫を見るために新宿を訪れたいと思ってほしいという願いもあるそうです。

新宿東口の猫の独占放映タイム

クロス新宿ビジョンの営業時間は、7時00分~25時00分です。猫がビジョンを独占するスペシャルタイムが設定されています。

朝は新宿東口の猫が目を覚ましてクロス新宿ビジョンのスイッチに触れると、ビジョンに明かりがつきます。朝6時52分から8分間放映される映像です。

夜は、徐々にウトウトと眠りに落ちていく新宿東口の猫の様子が映されます。大あくびのあとにビジョンのスイッチに触れるとビジョンの一日が終わります。夜25時から8分間放映される映像です。

特定の時間に放映される映像なので、ファンを集客する効果がありそうです。

放映時間についてはこちら

新宿東口の猫が3Dに見える仕組み

新宿東口の猫は、新宿東口の駅前広場からクロス新宿ビジョンを視認するとき、立体的に見えるように計算して動画が制作されています。

白い部屋の手前に猫の耳やしっぽを出して、人間の脳に奥行きを感じさせて飛び出して見えるようにしているとのことです。

錯視を誘導しやすいように湾曲したビジョンも取り入れています。

新宿東口の猫の受賞歴

新宿東口の猫は、屋外広告として注目され、数々のアワード・広告賞を獲得しました。過去の受賞歴は下記の通りです。

■第59回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール屋外・交通広告部門 グランプリ

■VFX-JAPANアワード2022 CM・プロモーションビデオ部門 最優秀賞

■デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’21/第27回AMD アワード 年間コンテンツ賞「優秀賞」

■Spikes Asia 2022 Outdoor部門:Special Build ゴールド

■第25回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 ソーシャル・インパクト賞

■第9回 広告業界の若手が選ぶ、コミュニケーション大賞(JAAA 若手大賞)大賞

■アジア太平洋広告祭(ADFEST 2022)MEDIA LOTUS ブロンズ

■第75回 広告電通賞 OOH部門 OOH広告最高賞

■第75回 広告電通賞 イノベーティブ ・アプローチ部門 イノベーティブ・アプローチ最高賞

■MAD STARS 2022(釜山国際広告祭) Outdoor部門:Special Build ブロンズ

■MAD STARS 2022(釜山国際広告祭) Outdoor部門:Non-Formatted Digital Outdoor クリスタル

受賞歴がかなり多いことがわかります。これから3Dサイネージの導入を検討している事業者であれば、成功事例として参考にしない手はないでしょう。

新宿東口の猫の運営会社

新宿東口の猫を運営しているのは株式会社クロススペースです。

「【公式】クロス新宿ビジョン」のアカウントでYouTubeチャンネルも運営しています。ビジョンに流れたさまざまな映像を投稿するとともに、ビジョンや新宿駅東口についてライブ配信をしています。

基本情報は下記の通りです。

【基本情報】
会社名:株式会社クロススペース
所在地:東京都新宿区四谷2-9-15 東京ユナイテッド綜合事務所内
設立:2021年2月
資本金:1,000万円
公式HPはこちら

新宿東口の猫の制作会社

新宿東口の猫の制作会社は、テレビ番組や映画などでたくさんの実績を持つオムニバス・ジャパンです。

卓越した技術とスタッフの豊かな創造性、情熱によって新たな価値を生み出しています。開発したソリューションとしては「アプリレスAR」が挙げられます。スマホでQRコードを読み取りWebブラウザを開くだけで、簡単にARコンテンツにたどり着けます。そのほか、オンラインCM素材搬入の納品サービス「オムニライン」も提供しています。

基本情報は下記の通りです。

【基本情報】
会社名:株式会社オムニバス・ジャパン [OMNIBUS JAPAN INC.]
所在地:東京都港区赤坂7丁目9番11号
設立:1987年4月
資本金:1,000万円
公式HPはこちら

新宿東口の猫のビジョンとイベントスペース

新宿東口の猫が放映されているのは「クロス新宿ビジョン」というビジョンです。ビジョンの下にはイベントスペースも確保されています。

ビジョンとイベントスペースの詳細は下記の通りです。

【ビジョン】
放映時間:7時00分~25時00分の18時間 ※24時以降無音放送
画面仕様:6ミリピッチLED SMD仕様
納品素材:MP4、MOV

【イベントスペース】
1階:67.11㎡(延べ床)、天井高4,450mm
2階:66.63㎡(延べ床)、天井高3,500mm
3階:67.11㎡(延べ床)、天井高3,500mm

ビジョン/イベントスペースについてはこちら

新宿東口の猫の動画分類

新宿東口の猫の動画は「SHORT FILMS」と「DAILY LIFE」に分類されています。動画の分類を把握しておくと、新宿東口の猫の全体像がわかってくるでしょう。それぞれの動画分類について解説します。

SHORT FILMS

SHORT FILMSは、舞台のようなショートストーリーを持つ映像群です。「無重力編」や「おしゃべり編」、「あたらしい部屋編」などの作品が15分おきに「猫ちゃんねる」として放映されます。

「猫ちゃんねる」は、2021年10月1日から始まった、毎時00分・15分・30分・45分に放映される90秒間のミニコーナーです。猫が映る時間をわかりやすくすることで、視聴者が猫と出会いやすいようにしています。ビジョンで映像を流すときに参考になる体制でしょう。

続いて各種動画の内容についても詳細をご紹介します。

無重力編

無重力編では、ビジョンにパズルでできた地図が表示され、画面に蝶が近づいていくところから映像が始まります。内側にいる新宿の猫は蝶が気になり、パズルを崩して登場。

その後、猫がいる部屋が無重力空間になり、猫が宙に浮かんで手足をばたつかせて慌てる映像が流れます。

その後、どうなってしまうのか気になる内容であり、ストーリーが終わるまで視聴したくなるでしょう。

SHORT FILMS無重力編についてはこちら

おしゃべり編

おしゃべり編では、新宿東口の猫がシンプルに街を見下ろしながら鳴き声を発する映像が流れます。

おしゃべりをしているようなのですが、何を言っているのかはよくわかりません。変わった演出はしていませんが、一生懸命おしゃべりしている猫に対して、愛着を持った方も多かったでしょう。

SHORT FILMSおしゃべり編についてはこちら

あたらしい部屋編

ゆっくりと伸びをする新宿東口の猫の側にスイッチが登場します。頑張ってなんとかスイッチに触れると、部屋がカラフルになってからくり屋敷のように変化します。

上がったり回ったりする部屋に振り回される猫の姿を楽しめる内容です。「Thank you! 1st Anniversary」という文字も大きなハートとともに放映されました。

SHORT FILMSあたらしい部屋編についてはこちら

DAILY LIFE

DAILY LIFEは、「巨大な猫が住んでいる」というビルをコンセプトにした映像シリーズです。

広告映像の間にランダムで新宿東口の猫の部屋が映し出されて、「ゴロゴロ編」や「毛づくろい編」「ヘソ天編」など、猫がくつろぐありのままの表情・日常を見ることができます。

それぞれの映像の内容は下記の通りです。

ゴロゴロ編

ゴロゴロ編は、新宿東口の猫がただひたすらにじっとして、ビルの上から通行人を眺めているだけの映像です。

尻尾をゆらゆらしている仕草は、のんびりとした時間を感じさせてくれます。ときおり頭をブルっとしたり、あくびをしたりする姿にも癒されます。

DAILY LIFEゴロゴロ編についてはこちら

毛づくろい編

毛づくろい編では、新宿東口の猫がビルの上で毛づくろいをする映像が流れます。特別な演出はありません。

本当に猫が住んでいるような錯覚を覚えるほどリアルな映像です。製作チームは、猫の仕草をとことん研究したのではないかと、熱意が伝わってきます。

DAILY LIFE毛づくろい編についてはこちら

ヘソ天編

ヘソ天編は、新宿東口の猫がおへそを上に向けるようにして寝そべっている映像です。あくびをしたり、しっぽをふったりもしています。

リラックスしている姿から、自分も部屋に帰ってくつろぎたいと思ってしまう通行人もいるかもしれません。

DAILY LIFEヘソ天編についてはこちら

 

※SHORT FILMSとDAILY LIFEの各種映像は「クロス新宿ビジョン」の公式YouTubeチャンネルでも確認できます。気になった方は視聴してみてはいかがでしょう。
参考:【公式】クロス新宿ビジョン

新宿東口の猫のさまざまな演出事例

新宿東口の猫はさまざまな演出によって人々を楽しませています。具体的な演出をいくつかご紹介するので、コンテンツ制作の参考にしてみてください。

演出1.マイクを置いてみた

猫がいる部屋にマイクを置いたときに猫がどのような反応をするかを表現した演出がありました。突如現れたマイクに猫パンチして、動いたマイクにびっくりする姿がリアルに再現されています。その後、恐る恐る近づいて臭いを嗅ぐ姿も本物の猫のようです。

演出2.ルンバを稼働させてみた

猫がいる部屋でお掃除ロボットのルンバを稼働させる演出がありました。掃除をするルンバを足でチョコチョコつつく姿がキュートに見えます。映像の終わりには、ルンバの画像とともに「#ルンバに願いを」「#ネコにルンバを」などのフレーズも放映されました。

演出3.テレビから貞子を出してみた

ホラー映画の代表作「リング」で有名な「貞子」を登場させた演出です。テレビから出てきた貞子に怖がることなく猫パンチが繰り出されます。最後には映画「貞子DX」の宣伝が表示されています。

演出4.猫をおまわりさんにしてみた

新宿東口の猫に警察の帽子をかぶせて、猫のおまわりさんとして放映した演出です。ビジョンには「新宿東口の猫交番」とのタイトルとともに、「気をつけて」という文字が映されています。猫が地上を見下ろして防犯パトロールをしている姿になごんだ方も多かったのではないでしょうか。

新宿東口の猫のさまざまなコラボ事例

新宿東口の猫は、さまざまなコラボ企画が実施されており、キャラクターのコラボ映像を企画するときのヒントにもなります。ここでは、新宿東口の猫のコラボ事例についてご紹介します。

コラボ事例1.ZARD

ZARDとのコラボ事例です。2021年9月15日~28日までに放映されました。

30周年を記念してサブスク全曲解禁と、記念LIVE開催決定が宣伝されています。
「#ZARD」「#負けにゃいで」というハッシュタグも放映することで、SNSによる検索増加も狙っていたようです。

ZARDコラボについてはこちら

コラボ事例2.日産デイズ

日産デイズとのコラボ事例です。2021年12月14日~20日に放映されました。

タイトルは「新宿東口の猫、にゃっさんデイズに乗る」。猫を乗せた日産デイズが、画面の外ギリギリまでゆっくり飛び出てくるような映像となっています。「やっちゃえ日産」と鳴き声をあげて車の上でくつろぐ猫は、ほかの映像同様に癒しを与えてくれました。

コラボ事例3.QVCジャパン

世界最大級のお買い物チャンネルで知られるQVCジャパンとのコラボ事例です。映像は2022年12月1日~7日まで放映されました。

映像では、ビジョン(本物)の中でビジョン(映像内)が「LINEスタンププレゼント!」と放映しており、新宿東口の猫が途中でビジョン(映像内)を後ろから倒してしまいます。すると、ビジョン(映像内)の中に映っていたLINEスタンプがたくさん飛び出てきます。猫の部屋はクリスマスの飾り付けがなされており、季節も感じるようになっていました。

新宿東口の猫のビジョンで放映された広告事例

新宿東口の猫のビジョンでは、猫が登場しない広告映像もたくさん流れています。いずれも新宿東口の猫と同様に思わず目を引くような演出が多いです。引き続き、新宿東口の猫のビジョンで放映された広告事例をご紹介します。

広告事例1.ドラゴンボールZ ドッカンバトル

スマートフォンゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」の広告事例です。2021年9月24日~30日に放映されました。

全世界3億5000万DL突破を記念した映像となっています。新宿東口の猫がいるはずの部屋の中にドラゴンボールの強敵キャラクターが登場。
「いいだろう、今度は木っ端微塵にしてやる、あの地球人のように」と、強烈なメッセージが街中にとどろきました。

ドラゴンボールZ ドッカンバトルコラボについてはこちら

広告事例2.ポムポムプリン

ゴールデンレトリバーをモチーフにしたサンリオのキャラクター「ポムポムプリン」の広告事例です。2022年3月28日~4月10日に放映されました。

4月16日の誕生日に向けて「犬だけど来ちゃいました」と言いながら画面に登場します。新宿東口の猫に劣らず、キュートな仕草が披露されました。

ポムポムプリンコラボについてはこちら

広告事例3.ロート製薬「メンソレータム」

ロート製薬「メンソレータム」の広告事例です。2022年10月31日~11月30日に放映されました。

メンソレータムキャラクター「なーちゃん」が登場し、新宿の人々に対してお肌を心配してほしいというメッセージを呼びかける内容となっています。
新宿東口の猫がいた部屋はグリーンカラーを基調としたレイアウトとなっていました。視聴者は、薬を使ったあとの爽やかな気分を連想してしまったのではないでしょうか。

広告事例4.ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り

映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」の広告事例です。2023年3月20日~4月2日に放映されました。

ドラゴンが壁を壊し、画面の中から火を噴く3D演出となっています。炎が広がったあとに映画タイトルと公開日が表示され、本編の一部も流れました。
「3.31」を画面全体に拡大表示して公開日を強調していたので、視聴者も公開日が記憶に残りやすかったのではないでしょうか。

「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」コラボについてはこちら

広告事例5.くらやみ遊園地

ホラー×ミッションクリア型アトラクション施設「くらやみ遊園地」の広告事例です。2023年3月24日~4月6日に放映されました。

「新宿南口に遊園地?!」とのフレーズが表示されたあと画面の壁が崩れ、中から骸骨が飛び出るような勢いで「くらやみ遊園地」と書かれたボードをアピールしています。新宿東口の猫を見に来た方にとっては、思わぬ恐怖演出となったのではないでしょうか。

くらやみ遊園地コラボについてはこちら

新宿東口の猫のSNS

新宿東口の猫はSNSでも活動しています。

X(旧Twitter)では、アカウントの画像に新宿東口の猫を使って、まるで猫が話しているように演出しています。

たとえば、「新宿駅東口に住んでるニャ」というように、プロフィールが和やかに記載されています。
つぶやきでは、「土曜日の夜だし、夜ふかししちゃうニャ」や「今日はカラオケ文化の日だってニャ」など、日常生活に関する話題を発信。
つぶやきに関連して、さまざまな人が猫になりきったツイートも行っており、集客効果の高さがうかがえます。

3DビジョンのキャラクターをSNSで展開させる方法は、集客効果を高めるのにうってつけの方法だといえるでしょう。

新宿東口の猫に対する口コミ

新宿東口の猫はSNSで話題となっていることをお伝えしました。リアルな人気を知るために、新宿東口の猫に対する口コミもご紹介します

口コミ1.かわいすぎて動画をまとめて見たい

“仰向けになる猫ちゃんの動画がキュート。映像をまとめて見たいし、グッズも欲しい。”

新宿東口の猫が仰向けになってくつろぐ様子がかわいいと評判になっています。グッズに対する需要もうかがえるので、経済効果もかなり高そうです。動画もシェアされているので、認知度も高まりやすいのではないでしょうか。

口コミ2.ツイートが楽しみになっている

“誕生日おめでとう。毎朝のツイートが楽しみになっています。”

新宿東口の猫の誕生日をお祝いするとともに、毎朝のツイートが楽しみになっているとエールを送る方が見受けられました。新宿東口の猫は、やはりSNSでも人々に影響を与えているとわかります。

口コミ3.仕事終わりに癒される

“キョロキョロしているのがかわいい。仕事終わりに癒される。”

夜に新宿東口の猫がキョロキョロと地上を見渡している姿がかわいいと評判です。仕事終わりに見かけると癒されるようです。

口コミ4.新宿東口の猫のカフェに行ってきた

“新宿東口の猫のカフェに行ってきました。バタートーストやネコクッキーなどがかわいくておいしかった。猫グッズや猫アクセサリーも魅力的。”

クロス新宿ビルの1階・2階にある猫のカフェにも人が集まっています。猫をモチーフにした食べ物や、グッズ、アクセサリーも人気のようです。

口コミ5.コラボ企画の映像がすごい

“警視庁とのコラボ企画を見てきました。帽子がとても精細に作られていてすごい。”

新宿東口の猫のコラボ映像について、衣装が作り込まれていることに驚いている方が見受けられました。キャラクターの魅力だけでなく、映像のクオリティも注目されているようです。

新宿東口の猫の公式グッズ

新宿東口の猫は新宿のランドマークとなり、公式グッズ店まで登場しました。公式グッズ店では、新宿東口の猫に関連するさまざまなグッズが販売されています。

具体的なグッズと値段、内容は下記の通りです。

グッズ名

値段

内容

ブローチ【新宿東口の猫 × Palnart Poc】:

3,800円(税込)

クロス新宿ビルの屋上にある猫の部屋からのんびり地上を見下ろす猫をテーマにしたブローチ

チャーム【新宿東口の猫 × Palnart Poc】:

2,200円(税込)

星が散らばる背景で正面をキリっと見つめる猫のチャーム

タックピン【新宿東口の猫 × Palnart Poc】:

2,000円(税込)

クロス新宿ビルの後ろから顔を出した可愛らしい猫のタックピン

おとなTシャツ / クロス新宿ビジョン:

2,200円(税込)

夕暮れ時のクロス新宿ビジョンを描いた大人用Tシャツ

おとなTシャツ / 猫さまTwitter:

2,200円(税込)

新宿東口の猫とTwitterを組み合わせたイラストの大人用Tシャツ

おとなTシャツ / ドヤ顔(白):

2,200円(税込)

正面を向く新宿東口の猫の顔を高精度に描いた大人用白Tシャツ

おとなTシャツ / ドヤ顔(黒):

2,200円(税込)

正面を向く新宿東口の猫の顔を高精度に描いた大人用黒Tシャツ

おとなTシャツ / 新宿東口の猫のカフェ ロゴ(白):

2,200円(税込)

新宿東口の猫のカフェのロゴを左胸に載せた大人用白Tシャツ

おとなTシャツ / 新宿東口の猫のカフェ ロゴ(黒):

2,200円(税込)

新宿東口の猫のカフェのロゴを左胸に載せた大人用黒Tシャツ

こどもTシャツ / ドヤ顔(白):

2,000円(税込)

正面を向く新宿東口の猫の顔を高精度に描いた子供用白Tシャツ

こどもTシャツ / ドヤ顔(黒):

2,000円(税込)

正面を向く新宿東口の猫の顔を高精度に描いた子供用黒Tシャツ

猫さまの首輪(猫用首輪):

3,850円(税込)

新宿東口の猫の首輪を猫用に再現した首輪

猫さまの首輪(人間用ブレスレット):

2,200円(税込)

新宿東口の猫の首輪を人間用に再現したブレスレット

猫さまの首輪セット(猫用・人間用):

5,500円(税込)

猫さまの首輪(猫用首輪)と猫さまの首輪(人間用ブレスレット)のセット

猫さまのお散歩タンブラー(耐熱・450ml):

2,500円(税込)

新宿東口の猫のカフェのロゴを配置したタンブラー

猫さまシール(カラーVer.):

550円(税込)

新宿東口の猫をキュートなイラスト調にしたシール

猫さま 正方形のポストカード(6種類セット):

900円(税込)

新宿東口の猫を描いた正方形のポストカード

 

新宿東口の猫が見られるクロス新宿ビジョンの写真をプリントアウトしたグッズや、新宿東口の猫のカフェのロゴを配置したグッズなどがありました。キャラクターだけでなく、建物・施設の知名度まで高める効果が期待できるでしょう。すでに売り切れとなっている製品も続出していることから、グッズ展開もうまくいっているようです。

このように、3Dビジョンに登場させるキャラクターがヒットすれば、ビジョンで広告収入を得るだけでなく、独自の商品展開まで可能になることがわかります。新宿東口の猫は、3Dビジョンで経済効果を生み出す可能性について、一つのヒントになるのではないでしょうか。

公式グッズについてはこちら

新宿東口の猫のカフェ

口コミでも紹介しましたが、新宿東口の猫に関するサービスとして、新宿東口の猫のカフェも展開されています。

新宿東口の猫のカフェは、新宿東口の猫が住んでいるビルの1階にオープンしたカフェです。シーズンごとにオリジナルの特製ドリンクを楽しめます。

特製ドリンクの例として「三毛猫カフェオレ」が挙げられます。キュートな猫耳クッキーとチョコレートソースが特徴の三毛猫をイメージしたカフェオレです。Mサイズは580円、Lサイズは680円となっており、300円追加で猫クッキーもトッピングしてもらえます。
深煎りコーヒーや中煎りコーヒー、チャイラテ、抹茶ラテ、アイスクリームのトッピングも用意しており、すでにご紹介した猫さまの公式グッズを購入することも可能です。

3D巨大猫を撮影してSNS投稿(ハッシュタグは「#新宿東口の猫」)した方に記念品を贈呈する取り組みも実施していました。ビジョンでキャラクターに興味を持ってもらい、そのままカフェに集客できるのは、効率的な営業方法ではないでしょうか。

【基本情報】
店舗名:新宿東口の猫のカフェ
住所:東京都新宿区新宿3-23-18 クロス新宿ビル1F
営業時間:13時00分~21時00分
定休日:不定休
席数:カウンター席:8、テーブル席:10

新宿東口の猫のカフェについついてはこちら

集客効果の高いLEDビジョンを導入するならLED TOKYOに相談

新宿東口の猫の概要をはじめ、誕生した背景、動画の内容などをお伝えしました。

新宿東口の猫は、新宿駅東口北側の駅前広場に面したクロス新宿ビルの4階にあるデジタルサイネージで放映される巨大なバーチャル猫です。駅前広場からビジョンを視認するとき、立体的に見えるように計算して映像が制作されています。渋谷のシンボルである忠犬ハチ公像のように、新宿にも人々から親しまれるキャラクターが検討され、猫が採用されたとのことです。

「第25回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 ソーシャル・インパクト賞」や「アジア太平洋広告祭(ADFEST 2022)MEDIA LOTUS ブロンズ」などさまざまな賞を受賞しており、話題の屋外広告として注目されました。

動画は主に、舞台のようなショートストーリーを楽しめる「SHORT FILMS」と、巨大な猫が住んでいるというビルをコンセプトにした「DAILY LIFE」に区分されています。無重力空間で慌てる猫の姿や、ただ寝そべってリラックスする猫の姿などを楽しめます。
日産デイズやQVCジャパン、ZARDなどとのコラボ映像も放映されたほか、新宿東口の猫が登場しない通常の広告映像もたくさん放映されています。

新宿東口の猫はSNSやカフェ、公式グッズなどで展開されているのも特徴です。LEDビジョンを活用した集客の観点からも参考になります。
ただ、新宿東口の猫のように話題性のあるLEDビジョンを導入するのはハードルが高いと感じる方もいるでしょう。

LED TOKYOはLEDビジョンの選定、設置、映像制作、運用管理、保守まで最適なソリューションをワンストップで提供しています。
集客効果の高いLEDビジョンを導入したい方は、ぜひLED TOKYOまでご相談ください。

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新宿東口の猫とは? 映像の仕組みやコラボ事例・広告事例、販売グッズ、カフェなどを解説!
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新宿東口の猫とは? 映像の仕組みやコラボ事例・広告事例、販売グッズ、カフェなどを解説!
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近年、突如話題となり始めた新宿東口の猫。デジタルサイネージにエンタメ性を取り入れることに成功しており、多大な集客効果を発揮しています。新宿東口の猫を学ぶことで効果の高い広告戦略を練るヒントが得られるでしょう。今回は、新宿東口の猫の概要をはじめ、映像の仕組み、動画の内容、コラボ事例・広告事例などをご紹介します。
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LED TOKYO

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