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映像制作におけるカメラワークの意味とは? 種類や用語を解説!
- 公開日:2023.07.11
- 更新日:2024.10.11
- その他
映像制作ではカメラによる撮影プロセスがあります。映像制作初心者であれば、どのように撮影すればよいのか、迷うこともあるでしょう。映像制作の質を高めるためにも、まずはカメラワークの基本から押さえておくことが大切です。
今回は映像制作におけるカメラワークの意味をおさらいしつつ、カメラワークの種類や用語について解説します。映像制作を始める前にぜひチェックしてみてください。
この記事の目次
映像制作におけるカメラワークの意味とは?
映像制作におけるカメラワークとは、被写体を映すときのカメラの動かし方に関する技術です。
カメラワークによって撮影した映像の見え方が大きく異なります。つまり、同じカメラを使っていても、カメラワークによって映像のクオリティが変わるということです。
カメラワークは、視聴者に作品の魅力や迫力、感動を伝えるために重要な役割を果たします。表現したい映像によって、最適なカメラワークを選択しなければなりません。
映像制作を成功させるためには、カメラワークについて理解しておくことが重要です。
映像制作におけるカメラワークの種類
映像制作におけるカメラワークにはさまざまな種類があります。一つひとつのカメラワークを知っておくことで、映像表現の幅が広がります。引き続き、映像制作における代表的なカメラワークの種類を解説します。
種類1.フィクス
フィクスは、カメラを固定して撮影するカメラワークです。映像が固定されるので、動いている被写体に視線を集中させやすく、細かい動作や表情などを捉えられます。安定感があって見やすいのが特徴です。意図的に手ブレを加えることで臨場感や躍動感を演出することもできます。
種類2.パン(パンニング)
パンは、panoramic viewingの略であり、カメラを水平方向に回転させながら、パノラマのように見せるカメラワークです。左から右に動かすことをパン、その逆を逆パンと呼ぶことがあります。登場人物の感情の揺らぎや流れる時間、広い風景の広大さなどを表現するのに最適です。
種類3.ティルト
ティルトは、上下にカメラを振るように動かすカメラワークです。パンの縦方向バージョンと考えると動きをイメージしやすいでしょう。上から下をティルトダウン、下から上をティルトアップと呼びます。高層ビルのように縦に長い被写体のディティールを見せたい場合や、主人公の悲しみ・孤独感を演出したい場合などに使われます。
種類4.ズームイン・ズームアウト
ズームインは、広角から望遠にレンズの焦点距離を変えるカメラワークです。素早くズームインすると、特定の被写体に視線を引き付けやすくなります。ズームアウトは望遠から広角にレンズの焦点距離を変えるカメラワークです。特定の一点ではなく、全体を把握してほしいときに用いられます。
種類5.トラック
トラックは、移動する被写体をカメラも一緒に移動させながら撮影するカメラワークです。手持ちカメラやドローン、ヘリコプター、クレーンなど、さまざまな手段で撮影します。移動の流動感を演出するのに最適です。近年は被写体に対するフォーカス技術も向上していることから、被写体が単独の場合はオートフォーカスでもトラック撮影できます。
映像制作におけるカメラワーク用語
映像制作におけるカメラワーク用語もあります。カメラワークについて理解を深めるためにも意味を押さえておきましょう。
なめる
カメラの手前にピントを置いて奥の被写体を撮影することを意味します。「銅像をなめて」という場合は、カメラ前にある銅像を画面の隅に入れてその奥を撮影するということです。被写体の距離感や位置関係、状況を説明したい場合に使われます。
アオリ・フカン
アオリは被写体を見上げるようにカメラを配置するカメラワーク用語です。被写体の大きさや迫力などを強調したい場合に適しています。反対にフカンは、被写体を見下ろすようにカメラを配置するカメラワーク用語です。小ささや寂しさなどの印象を演出したい場合に適しています。
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今回は、映像制作のカメラワークの意味をおさらいしつつ、カメラワークの種類や用語などについて解説しました。
カメラワークには、カメラを固定して撮影する「フィクス」や、カメラを上下に振るように動かす「ティルト」、広角から望遠にレンズの焦点距離を変える「ズームイン」、移動する被写体をカメラも一緒に移動させながら撮影する「トラック」などの種類がありました。視聴者に与えたい印象を意識しながら、それぞれを使い分けることが大切です。
ただ、映像制作初心者だとカメラワークの使い分けが難しく感じるかもしれません。
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