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屋外に防水仕様のサイネージを導入したい!導入事例・メリット・種類
デジタルサイネージには、大きく分けて屋内用と屋外用の2種類があります。それぞれが用途に合わせた特徴を持っており、使い分けることが大切です。
今回は、屋外用のデジタルサイネージに焦点をあて、防水・防塵機能をもつことによるメリットや、実際の導入事例について紹介します。
防水仕様のサイネージの導入事例
はじめに、防水・防塵性能をもち、耐久性に優れる屋外用デジタルサイネージがどのような場面で活躍しているかについて紹介します。
ファサード看板としての利用
LED TOKYOは、錦糸町に店舗を構える賃貸不動産仲介店舗が入居するビル1Fの店舗入口正面上部に、ファサード看板として利用できる3.9ミリピッチのLEDパネル13枚を組み合わせた横6.5m×縦1mのLEDビジョンを設置しました。
不動産仲介店舗は、アクセスの良い場所や、駅前、繁華街など全国的にも好立地に店舗を構えていることが多く、情報発信力に特化しています。
恵まれた立地をいかし、自店舗の宣伝を行う看板としてだけではなく広告出稿場所としても運用可能なため、既存の看板との交換が進んでいます。
また、直射日光や水、ほこりに強く、安心して長期間に渡って利用できる上、サイズの自由度も高く外観デザインを損なうことなく設置できます。そのため、幅広い分野で看板や街頭ビジョンとしてLEDビジョンを導入する事例が増加しています。
ファサード看板とは
ファサード看板とは、店舗の正面など最も目立つ場所に設置される看板です。店名や商品名を伝えることに加え、店舗の雰囲気を伝えるうえでも重要な役割を果たします。
特に、LEDビジョンをファサード看板として利用すると、画像や映像を駆使した演出ができ、多くの人々に店舗の存在を伝えられます。
コンテンツを作成する上では、目立たせる演出はもちろん、取り扱う製品やブランド、提供するサービスに合わせて画像や文字の配分、配色やフォント種類、サイズを選択することも大切です。
海外サッカースタジアムに設置された事例
ドイツのサッカーチーム「1. FC Heidenheim 1846 e.V.(1.FCハイデンハイム)」のホームスタジアム「Voith-Arena(フォイト・アレーナ)」には、スポンサー広告用のLEDビジョンが導入されています。
ピッチ脇に約縦1m×横2mのLEDビジョン125枚が設置され、総延長約240mに渡る横長のデジタルサイネージを実現しています。
多くのスタジアムで採用されているデジタルサイネージは、スポンサーを表示することはもちろん、ゴール時に演出を行うなど、広告媒体としてだけでなく、空間演出を行う装置としても活用されています。
LEDビジョンは非常に明るく目立つ映像を映し出すことを得意とし、遠くからの視認性が優れています。大規模なスタジアムでは特にその特徴が活かされます。
また、直射日光に負けない明るさをもつため、日が当たる場所はもちろん日陰になってしまう場所に設置されていても、問題なく映像を観客に届けられます。
ドイツサッカー“1.FCハイデンハイム”のスタジアム「Voith-Arena」
渋谷に登場した移動&昇降式のLEDビジョン
LED TOKYOは、渋谷TSUTAYA 1F エントランス横に、付近に設置された大きなポスターパネルと組み合わせて運用する移動&昇降式のLEDビジョンを設置しました。
移動&昇降を可能にしたことで、収納する際にも便利で、設置場所やレイアウトなどの変更に柔軟に対応できるようになりました。
渋谷TSUTAYA 1F エントランス / 移動&昇降式のLEDビジョン
防水仕様のサイネージを導入するメリット
防水仕様のデジタルサイネージは、製造するメーカーによって仕様の確認が行われており、安心して利用できます。
しかし、屋外用のデジタルサイネージはある程度高額な導入コストがかかるため、なかなか購入に踏み切ることは難しいものです。
続いては、安価に屋外用のデジタルサイネージを運用するための代替手段の紹介と、その実用性について検討していきます。
防水ケースの自作
1つ目の方法として、一般的なテレビに防水ケースを取り付けて使用する方法があります。
まずアクリルパネルをホームセンター等で購入し、適切なサイズに切り出します。それを専用の接着剤で接着し、防水のためにコーキング処理をすることで簡易的なケースは作成できます。
しかし、テレビ全体を覆えるサイズのケースを作ったとしても、実用上はいくつかの問題点があります。
まず、屋外で安定して動作させるためには、温度管理が重要です。高温、低温対策として、ファンによる冷却や換気を行う必要があります。
ただし、直射日光が長時間当たり高温になる夏や、氷点下になる冬には、ファンによる管理だけでは十分ではありません。場合によってはテレビ内部の故障を引き起こす可能性もあります。
また、光がアクリルパネルに当たることによる反射や、液晶テレビの輝度の低さにより、直射日光下では視認性が極端に低くなることが予想されます。
さらに悪天候時には、上からだけでなく、下からの雨の跳ね返りや吹き込みも想定する必要があります。
完全に覆うことも可能ですが、配線等をどのように通すかなどの問題点が生じるため、現実的ではありません。
このように、一般的なテレビにアクリルパネルで自作したケースを被せても、屋外用のデジタルサイネージとしては十分な機能を確保できません。
屋内の窓際に設置する
店舗の正面がガラスになっている場合、屋内の窓際にテレビを設置して使用することもできます。
しかし、ガラス面は屋内外の明るさの関係や直射日光が当たることで反射するため、映像が外から見づらくなってしまう場合があります。
また、窓際は温度変化が大きいため、機器の寿命を縮めることになりかねません。
紹介した2つのどちらの場合でも、屋外用に専用設計されたデジタルサイネージや業務用モニターのもつ機能を十分に代替できるとは言えません。
どんなに良いコンテンツを作成しても、適切な機器で放映しなければ顧客へのアプローチは難しくなってしまいます。総合的に判断して、屋外にはやはり屋外用のデジタルサイネージの導入が適切といえます。
LED TOKYOの防水仕様のサイネージの種類
LED TOKYOでは、屋外用のデジタルサイネージとして自立可能可動式LCDと壁付用の2種類をご用意しております。
画面サイズは49~75インチ、本体価格は40万円前後~の製品をラインナップしています。
また、デジタルサイネージのレンタルでの提供も行っています。屋外用のものでは、月額3万円台からご案内しております。
購入での導入において費用面でのハードルが高い場合や、1年未満の短~中期での利用の場合はレンタルでの導入がおすすめです。
レンタルでの導入が向いている方として、初めてデジタルサイネージを利用する方や、屋外へのサイネージ設置効果を試してみたい方などが挙げられます。
専門のスタッフによるサポートのもと、搬入、設置、撤去まですべてを任せられ、手間もかからず、安心してご利用いただけます。
防水仕様のサイネージならLED TOKYO
LED TOKYOでは、集客効果アップに最適なデジタルサイネージの購入、レンタルでの導入、設置、コンテンツの作成に至るまで専門のスタッフによる充実のサポートをご提供いたします。
中国の大手メーカーから仕入れた高品質な製品をリーズナブルな価格にてご用意しております。
デジタルサイネージの導入にご興味ご感心をお持ちのお客様は、是非お気軽にLED TOKYOまでご相談ください。

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