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導入事例

株式会社建商/愛知県東海市

公開日：2022.05.27
更新日：2024.04.03

屋外用LEDビジョン
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2022年3月に愛知県東海市にある株式会社建商様に屋外用LEDビジョンを導入しました。

この記事の目次

使用した製品とサイズ
- 屋外の使用でも安心の防水・防塵性能
株式会社建商
LEDビジョンは「LED TOKYO」

使用した製品とサイズ

愛知県東海市の解体業者「株式会社建商」の屋外看板にLEDビジョンを導入しました。

使用した製品：屋外用LEDビジョン・COFSシリーズ

ピッチサイズ：10mm

製品サイズ：W4800×H2880mm

今回使用したCOFSシリーズは耐用時間が約10万時間の製品です。年数に直すと約11年、日数に直すと約4,166日になります（1日24時間使用した場合）。長く使用できるのもLEDビジョンの魅力の一つです。また、正面からも裏側からもメンテナンスが可能ですので、屋外設置に人気のある製品です。

屋外の使用でも安心の防水・防塵性能

LEDビジョンをはじめ、スマートフォンやスピーカー、カメラなどの電子機器のカタログや、製品情報に「IP○○」という表記がされているのを目にしたことがあるでしょうか。この「IP○○」は、電気製品の防水・防塵性能を表すIP（アイピー）コードと呼ばれるものです。

IPコードとは「International Protection」を略したコード名です。2003年に国際電気標準会議（IEC）によって定められている電気製品の防水・防塵性能を表す規格です。

IPコードは基本的に「IP」という文字の後ろに2つの数字がくっつきます。IPのすぐ後ろにつく数字が防塵性能の等級を表す数字で、最後の数字が防水性能の等級を表す数字です。ですので、上記の画像の場合は6級の防塵性能で、5級の防水性能を備えているということになります。また、LEDビジョンではあまり見ることはないのですが、防水・防塵性能のうち、どちらかを表す際に「IP6X」、「IPX5」と表記されます。このように表記されている場合はどちらか片方の性能の等級を表しています。次にそれぞれが何段階の等級に分かれているか解説します。

まずは防塵性能から解説していきます。防塵性能は０～６の７等級に分かれています。

IP0X・・・保護されていない

IP1X・・・直径50mm以上の固形物が内部に入らない。

IP2X・・・直径12.5mm以上の固形物が内部に入らない。

IP3X・・・直径2.5mm以上の固形物が内部に入らない。

IP4X・・・直径1.0mm以上の固形物が内部に入らない。

IP5X・・・有害な影響が発生するほどの粉塵が内部に入らない。

IP6X・・・粉塵が内部に入らない。

防塵性能とは、製品外部からの固形物の侵入に対する保護等級のことです。等級の数字が上がるごとに、侵入の可能性のある固形物の直径は小さくなっていきます。

次に、防水性能から解説していきます。防塵性能は０～8の9等級に分かれています。

IPX0・・・保護されていない。

IPX1・・・垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない。

IPX2・・・垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。

IPX3・・・垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない

IPX4・・・あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない。

IPX5・・・あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない。

IPX6・・・あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない。

IPX7・・・一時的に一定の水圧（水深）で水没しても内部に浸水しない。

IPX8・・・継続的浸水しても内部に浸水しない。

防水性能とは、製品外部からの水の侵入に対する保護等級のことをです。等級の数字が上がるごとに水量や水深（水圧）、水没時間などの条件が厳しくなっていきます。

今回使用したCOFSは「IP65/IP54」の製品です。/の前後でビジョンの正面と裏面のIP規格で分かれています。/の前がビジョンの正面、/の後ろがビジョンの背面を表します。表面に関しては、粉塵が内部に入らず、あらゆる噴流水にも耐えられる仕組みになっています。簡単に表現すると、風にのって飛んでくる砂やホコリがLEDビジョンの内部入りません。また、激しい雨にも耐えることのできる防水性能が備わっています。一方で裏面は建物などの設置面と接触しているので、風や雨などの影響をあまり受けることがありませんので、IP54でも十分の防塵・防水性能を持ち合わせています。

またIP規格は一概に数字が大きいからよいというわけでもありません。屋内で使用する場合など、設置環境に合ったIP規格を選ぶことが重要です。

株式会社建商

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