NEWS
ニュース
LEDのメリットは?照明やデジタルサイネージに活用される技術を徹底解説!
- 公開日:2020.01.08
- 更新日:2024.10.09
- LEDビジョン
明るくて消費電力の低いLEDのもつ特徴とそのメリットについて紹介します。また、LEDビジョンと液晶パネルのそれぞれの特徴と使い分けの目安についてまとめていきます。
この記事の目次
LEDとは?
LEDとは発光ダイオードとも呼ばれ、電気を通すことで光を放つ構造をもち、電球や蛍光灯の代わりとして利用することのできる素材です。
近年では自動車やバイク、自転車などのライトにも積極的に採用されたり、信号機での利用も増えてきました。
また単色だけでなく、フルカラーの表現が可能なLEDも現在では普及が進み、より多くの場所へと活躍の場を広げています。
街中で映像を流している巨大なビジョンもLEDを大量に搭載したパネルで構成されています。
一つ一つの部品が非常に小さいため、数十から数千個のLEDを組み合わせて利用することが一般的です。
なぜ青色LEDはノーベル賞を受賞したか?日本人による革命的発明の裏側
LED照明のメリット・デメリット
ここ数年の間に急速に普及が進んでいるLED照明のメリットやデメリットについて、白熱電球や蛍光灯と比較しながら紹介していきます。
LED照明のメリット
LED照明の一番の特徴は、その省電力性と長寿命にあります。一般的な白熱電球との比較では約40倍の長寿命を達成しています。
また蛍光灯や、蛍光ランプといった電灯と比較しても約4倍の寿命があり、LED照明がこれら3種類の中で最も長持ちする照明器具であるといえます。
電球の交換頻度を以前よりも大幅に下げることができるため、交換することが難しい、あるいは手間がかかる場所に設置することにも向いています。
また、消費電力が低く経済的である点も見逃せません。
消費電力は白熱電球と比較して1/6程度、蛍光灯と比較すると1/2程度と、かなりの優位性があります。
点灯時間の長い場所での利用の場合などでは、とくにこの消費電力の差がランニングコストに大きく影響します。
それに加え、発熱量が低いという特徴も併せもちます。光源が熱をあまり持たないため、とくに屋内での利用の場合は室温への影響を最小限に抑えることができます。
その他にも水銀等の有害な物質を利用していないため、廃棄処理の際の手間が少なく済む点、紫外線や赤外線の放出が少ないため虫が寄ってこない点などの特徴があります。
LED照明のデメリット
LED照明は他の電灯と異なり、光が拡散しにくいという性質があります。
これはLED照明に交換した際に、以前よりも暗くなったと感じてしまう原因の一つです。
LEDは一つひとつのチップが非常に小さく、発光した光がまっすぐに進んでいきます。そのため多くのLEDの場合、電球の上半分のみが発光する形になっています。
つまり、電球全体が均等に光を放っていた白熱電球や蛍光灯と比較して、光の拡散が少なく、暗く感じてしまう原因となります。
LEDのもつメリットやデメリット、特徴を把握し、適切に使い分けることが大切です。
LEDを活用したデジタルサイネージのメリットは?
そんなLEDの特徴を活かしたツールが、デジタルサイネージです。詳しくみていきましょう。
デジタルサイネージとは
デジタルサイネージとは、電子ディスプレイを使った情報媒体・広告媒体のことです。
現在は液晶ディスプレイやLEDを用いた映像表示装置に、情報を掲載することが増えています。このとき使用される機器がデジタルサイネージです。
デジタルサイネージは紙媒体より明るく鮮明なため、暗いところや遠くからでも広告を確認でき、夜間営業をしているガソリンスタンドや飲食店等の看板にも向いています。
また、映し出すコンテンツを自由に変更できるという特徴をもちます。コンテンツのデータを差し替えるだけで、時間や日ごとに情報を更新することができます。
液晶ディスプレイと比較したメリット
LEDビジョンの耐久性は約5万時間と言われており、液晶ディスプレイの寿命が3万時間程度と言われているものと比較して、高寿命であるといえます。
LEDは球切れもほとんどなく、導入コストに見合うだけの長期間の利用が可能です。
ちなみに24時間点灯を行うような場合でも5年以上の耐久性を持ちます。液晶ディスプレイの場合は6割程度の寿命となります。
LEDビジョンと液晶ディスプレイは、どちらも画像や映像を表示するものとして使われるものですが、構造上に大きな違いがあります。
液晶モニタはパネルのバックライトを利用して映像を映し出しています。バックライトから出た光が、色や映像を表現するフィルターを後方などから光らせて表示しています。
そのため、光が直接表面に映し出されるわけではないため、明るさの面では不利になります。
一方で、LEDビジョンはLEDが一つ一つそれぞれの色を発光し、直接映像を表現しているので、直射日光にも負けることなく鮮明に表現することが可能です。
LEDビジョンの最大の特徴である明るさは最大6,000~6,500カンデラにもなります。
一方で液晶モニタは300~500カンデラ程度となっており10倍以上の差が存在します。
LEDビジョン(100インチ)の場合の平均消費電力は840W程度で、液晶モニター(90インチ)の場合は660Wとなっています。
10倍近い明るさを発揮しながら消費電力は数割程度の増加で済んでおり、LEDビジョンの効率の高さがよくわかります。
LEDビジョンは1枚ずつモジュール化されているので、複数枚を組み合わせ、様々な大きさや設置場所に対応できるといった特徴をもちます。
壁はもちろん床や天井、そして透過する素材を使用した窓ガラスにも映像を表示することができます。
また、液晶ディスプレイと異なり、LEDビジョンは高い防塵防水性能をもち、屋外や水辺での利用に適した製品があります。
屋外用に作られたLEDビジョンは、国際基準への準拠など防水・防塵を考慮して製造されたものが多いため、安心して屋外に設置できます。
LEDビジョンの寿命は?液晶ビジョンとの比較・3つのメリット
LEDビジョンと液晶パネルの使い分け
液晶ではLEDビジョンよりも先に高精細で美しい「8K」などを表現できるように進化してきました。
液晶ディスプレイの技術は、LEDビジョンよりも高解像度の映像を表現できるので、至近距離での細かい内容での広告や、芸術の世界にも広がりを見せています。
また美しい映像が求められるスマートフォンや、VR技術などの分野ではまだまだ液晶技術のほうが上回っており、これからも大きな需要がある技術です。
一方でLEDビジョンは、その明るさと効率の高さ、屋外使用でも安心の耐久性を持ちます。
それぞれの特徴を活かして使い分けることが効果的な宣伝に役立ちます。
LEDビジョンは最新?液晶ディスプレイは古い?“液晶ディスプレイの誤解”とLEDビジョンとの違い
省エネ・屋外使用を重視するならLEDビジョンがオススメ
LEDビジョンは特に屋外でその強みを発揮しますが、屋内使用の場合でも省エネの観点で優れています。
また、複雑な形状の場所など、液晶パネルで対応できないような場所への設置もLEDビジョンであれば対応できます。
LED TOKYOは、圧倒的コストパフォーマンスを実現しています。
大型フェス、スポーツ大会、音楽イベント、発表会、展示ブースなどで大活躍の最新LEDビジョンをレンタルにて導入することが出来ます。
レンタルではコスト面を節約出来るだけでなく行き届いたサポート体制で利用することが可能です。
広告、店内の演出など様々な場面で活躍し、集客効果、雰囲気作りにも役立つLEDビジョンの購入・レンタルをご検討の方はまずはご相談下さい。
屋外用、屋内用、LEDウィンドウビジョン、床用LEDなど多様な製品群の中からこれまでの実績をもとに最適なご提案をさせていただきます。
世界基準のLEDビジョンを圧倒的コスパでご提供!
ご購入はもちろん、レンタルのご相談も歓迎しております。
専門のスタッフによる安心のサポートのもと、お客様に最適な提案をさせていただきます。
是非お気軽にLED TOKYOまでご連絡ください。
RELATED WORKS
関連記事
CONTACT
お問い合わせ
LEDビジョン・液晶ディスプレイの購入・レンタルのことならお任せください!