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ネットワーク型のデジタルサイネージとは? できることや導入時の注意点などを解説!
- 公開日:2020.03.25
- 更新日:2022.10.24
- LEDビジョン
複数のデジタルサイネージを運用する場合、一つひとつの更新に手間がかかってしまいがちです。課題を解決するためには、ネットワーク型のデジタルサイネージが役立ちます。
今回は、ネットワーク型のデジタルサイネージの概要をはじめ、できることや導入時の注意点について解説します。スタンドアロン型との違いにも触れているので、あわせて参考にしてみてください。
この記事の目次
ネットワーク型のデジタルサイネージとは?
ネットワーク型のデジタルサイネージは、ネットワークを通じてコンテンツを配信するデジタルサイネージです。複数のデジタルサイネージを一括で管理できます。
社内にデジタルサイネージを管理する専門部署を用意して、コンテンツ管理を行うサーバーやパソコン、デジタルサイネージ、ネットワーク環境を整備します。
社内ネットワークが充実している大規模な事業者で利用される傾向です。具体的にはチェーン展開している店舗や研究施設、大学などが挙げられます。
導入費用の目安は20万~250万円が相場です。
ネットワーク型のデジタルサイネージでできること
ネットワーク型のデジタルサイネージでできることを解説します。
できること1.遠隔操作で複数のデジタルサイネージを管理できる
ネットワーク型のデジタルサイネージでは、距離の離れた複数のデジタルサイネージを遠隔操作で管理できます。
複数のデジタルサイネージで同時に同じ内容を表示させることが可能です。また、複数のデジタルサイネージを一枚に見立てて演出することもできます。
できること2.リアルタイムでコンテンツを更新できる
ネットワーク型のデジタルサイネージは、リアルタイムでコンテンツを更新できます。常に情報が変化する天気予報やニュースなどを配信するのにピッタリです。
時間帯に応じてコンテンツを切り替えることも可能です。例えば、昼にはランチメニューを表示させ、夕方になったらディナーメニューを表示させるという使い方ができます。
ネットワーク型のデジタルサイネージを導入するときの注意点
ネットワーク型のデジタルサイネージを導入するには、Wi-Fi(無線LAN)や有線LAN環境を整備しなければなりません。
近年では、有線LANを使用する場合と比べて配線が少なく済むため、Wi-Fiを利用した接続が一般的です。
ただし、Wi-Fiを利用する場合は電波環境に注意しなければならなりません。障害物やルーターの位置によっては電波が不安定になり、コンテンツを更新しづらくなることがあります。
したがって、ネットワーク型のデジタルサイネージを導入するときは、障害物を減らしたり、ルーターとデジタルサイネージの距離を短くしたりすることが重要です。
どうしてもルーターとの距離が離れてしまう場合は、Wi-Fiの中継器の設置も検討しましょう。
ネットワーク型のデジタルサイネージとスタンドアロン型の違い
デジタルサイネージの代表的なタイプとしてスタンドアロン型もあります。スタンドアロン型とは、ネットワークに接続しないでコンテンツを配信するデジタルサイネージです。
具体的には、USBやSDカードといった記録媒体を読み込んで映像を配信します。
ネットワークのインフラを整備しなくて済み、設置や保守が簡単です。屋内用の簡易デジタルサイネージであれば10万円前後で購入でき、比較的導入費用が安くなっています。iPadを簡易的なデジタルサイネージとして利用すれば、コストを節約することも可能です。
スタンドアロン型は、更新するときに記録媒体からデータを読み込む必要があり、更新頻度が多い場合に不便です。複数画面で同時に配信内容を変更することもできません。
ネットワーク型とスタンドアロン型の比較表
ネットワーク型とスタンドアロン型の違いをまとめてみます。
比較項目 |
ネットワーク型 |
スタンドアロン型 |
必要な準備 |
Wi-Fiやサーバー、パソコンなどを含むネットワーク環境 |
USBやSDカード |
遠隔更新 |
可能 |
不可 |
リアルタイム更新 |
可能 |
不可 |
複数画面の同時更新 |
可能 |
不可 |
導入コスト |
10万円前後 |
20万円~250万円 |
工事 |
ネットワークの工事が必要 |
ネットワークの工事が不要 |
運用 |
通信障害のリスクがある |
通信障害が発生しない |
デジタルサイネージの導入に迷ったらLED TOKYOに相談
今回はネットワーク型のデジタルサイネージについて解説しました。ネットワーク型のデジタルサイネージは、ネットワークを通してコンテンツを配信するデジタルサイネージです。
遠隔でコンテンツを更新できるので、複数のデジタルサイネージを運用している場合でも、コンテンツの更新に手間がかかりません。ただ、ネットワークの工事が必要であるほか、通信障害が発生するリスクがありました。
LED TOKYOでは、さまざまな建物や施設にデジタルサイネージを導入してきた実績があります。これまで培ったノウハウをもとに、専門スタッフが導入環境に最適なデジタルサイネージを提案いたします。
ネットワーク型を含めて、どの種類のデジタルサイネージを導入すべきか迷ったときは、ぜひLED TOKYOまでご相談ください。
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