デジタルサイネージを美術館に導入するメリット3選！最近の導入事例や補助金も紹介！

• 公開日：2023.02.02
• 更新日：2024.10.10

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美術館では、デジタルサイネージの普及が進んでいますが、いまいち導入のメリットがわからない方もいるでしょう。今回はデジタルサイネージを美術館に導入するメリットをはじめ、最新の導入事例をご紹介します。導入費用を節約するための補助金も紹介しているのであわせてチェックしてみてください。

デジタルサイネージを美術館に導入するメリット

早速、デジタルサイネージを美術館に導入するメリットを解説します。

（画像引用元_https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000680.000007339.html）

メリット1．美術館の魅力を紹介できる

大規模な美術館だと、来館者によっては見どころがわかりづらく、迷ってしまうことがあります。

デジタルサイネージを設置すれば、展示会の紹介や建物の特徴、館長のメッセージなどを配信して、美術館の魅力を幅広く紹介できます。

中には美術館全体をドローンで空中撮影・動画配信することで、散策意欲を高めている事例もありました。

このようにデジタルサイネージを工夫して用いれば、美術館の魅力をさらにわかりやすく発信することも可能です。

メリット2．看板の制作費や交換費用を節約できる

美術館では展示物の入れ替えが発生するため、アナログの看板やポスターだと製作費や交換費用がかさんでしまいがちです。

その点、デジタルサイネージであれば、コンテンツの内容を柔軟に変更して発信できます。アナログ媒体の制作費や交換費用を削減できるでしょう。

メリット3．幅広いターゲットに訴求できる

美術館は子供や大人、お年寄りなど、さまざまな年代の人々が訪れる施設です。特定のターゲットに絞った情報を発信してしまえば、退屈する方も増えてしまいます。

その点、デジタルサイネージは複数のコンテンツを切り替えられるため、臨機応変にターゲットにあわせた情報を発信できます。

来館者の満足度を高めることで、再び来館してもらえる可能性も増やせるでしょう。

デジタルサイネージがもたらす新たな美術館の事例

デジタルサイネージによってアート作品をデジタルで発信する施設も登場しています。

たとえば、東京都渋谷区のシーシャBAR「Singularity Tokyo」では、世界的デジタルアーティストのケイゴイノウエ氏が書き下ろした作品を展示しています。

デジタルサイネージが、人の姿を描いたデジタルアートを魅力的に映し出しており、鑑賞しながらシーシャを楽しめる空間となっています。

店内は展示会も視野に入れて作られた空間です。クリエイター活動を後押しする場になっており、新たな美術館の事例といっても過言ではありません。

今後もデジタルサイネージによってこれまでにない美術館の事例が登場していくでしょう。

Singularity Tokyo/東京都渋谷区神南

デジタルサイネージを美術館に導入するときの補助金

導入費用の観点から美術館にデジタルサイネージを導入することをためらっている方もいるでしょう。導入費用を節約したいのであれば補助金の活用を検討してみてください。

たとえば、東京観光財団では都内の民間美術館の観光施設による海外旅行者の受入環境を整備するために、「美術館・博物館の観光施設の国際化支援補助金」の募集を令和4年4月1日から開始しており、令和7年3月31日まで申請を受け付けています。

情報通信技術の活用や多言語対応の改善・強化に取り組む事業などが補助の対象に含まれており、デジタルサイネージの導入も支援してもらえます。

補助額は対象経費の2分の1以内であり、限度は1施設あたり1,000万円までです。

同補助金はサントリー美術館（東京都港区赤坂）で利用された実績があります。最新のデジタルサイネージ・電子ペーパー機器を導入することで、館内施設の映像やサイン、鑑賞マナーを日英表記でわかりやすく告知できるようになったとのことです。

来館者にとって快適な鑑賞環境を整えたい方は申請してみてはいかがでしょう。

【申請先】

公益財団法人東京観光財団観光産業振興部観光インフラ整備課

〒162－0801 東京都新宿区山吹町346番地6 日新ビル2階

参考：美術館・博物館等の観光施設の国際化支援補助金（東京観光財団）

デジタルサイネージを美術館に導入するならLED TOKYOに相談

今回はデジタルサイネージを美術館に導入するメリットや最新の事例、補助金などをご紹介しました。

デジタルサイネージを美術館に導入するイメージが湧いてきたのではないでしょうか。

LED TOKYOは、これまでさまざまな施設にデジタルサイネージを導入してきた実績があります。今回紹介した事例以外にも、デジタルサイネージをアート作品の表現方法として活用していただいた事例もあります。

専門のスタッフが美術館の環境をヒアリングしたうえで、これまで培った知見をもとに美術館に最適なデジタルサイネージを提案いたします。

デジタルサイネージを美術館に導入する時は、ぜひLED TOKYOまでご相談ください。

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