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デジタルサイネージの事例を広告等の用途別に、海外の面白い事例も交えて紹介!
- 公開日:2023.12.21
- 更新日:2024.12.26
- LEDビジョン
デジタルサイネージの導入を検討するときに参考になるのが事例です。事例を知ることで、デジタルサイネージの用途がわかり、環境に適した種類やシステムなども浮かびやすくなります。今回は、デジタルサイネージの代表的な事例をご紹介するとともに、用途別・種類別・システム別の事例傾向を解説します。海外の面白い事例にも触れているので、あわせて参考にしてみてください。
この記事の目次
デジタルサイネージの代表的な事例
デジタルサイネージは商業施設や展示会、オフィスなどさまざまな環境で導入されています。デジタルサイネージの活用イメージが湧くように、代表的な事例をいくつかピックアップしてご紹介します。
商業施設の事例(イオンモール新潟南/新潟県新潟市)
新潟県内で最大規模を誇るショッピングセンター「イオンモール新潟南」では、エレベーター横とブリッチ側面にデジタルサイネージが導入されました。
エレベーター横は、通行人が間近でコンテンツを視認できるように設置され、ブリッチ側面は、ブリッチの下を通る人々が見上げる形で視認できるように設置されています。
それぞれのスペックは下記の通りです。
【エレベーター横】 | |
使用した製品 | 屋内用LEDビジョン |
ピッチサイズ(mm) | P2.5 |
ディスプレイサイズ(mm) | 4,480(W)×2,400(H) |
画面解像度(px) | 1,792×960 |
【ブリッチ側面】 |
|
使用した製品 | 屋内用LEDビジョン |
ピッチサイズ(mm) | P3.91 |
ディスプレイサイズ(mm) | 7,000(W)×3,000(H) |
画面解像度(px) | 1,792×768 |
展示会の事例(株式会社Avenir/東京ビッグサイト)
東京ビッグサイトで行われた「第19回 総務・人事・経理 Week【春】」という展示会では、産業医クラウドサービスを提供する株式会社Avenirのブースで、デジタルサイネージが導入されました。
デジタルサイネージは、企業のサービスをPRする動画が流され、営業活動に活用されました。画面のフレームには企業名が装飾されており、ブランドの認知度を高める役目も果たしています。
スペックは下記の通りです。
使用した製品 | 屋内用LEDビジョン |
ピッチサイズ(mm) | P2.97 |
ディスプレイサイズ(mm) | 3,500(W)×2,000(H) |
画面解像度(px) | 1,176×672 |
オフィス(株式会社ワークスワークス)
株式会社ワークスワークス(旧:ディシディア・ワイム株式会社)の新オフィスに2種類のデジタルサイネージが導入されました。
大型のLEDビジョンはプレゼンや図面の説明、PR映像の放映、社内イベントなどに活用され、IWBは会議の資料共有やリモート会議などに活用されています。
スペックは下記の通りです。
【LEDビジョン】 | |
使用した製品 | 屋内用LEDビジョン |
ピッチサイズ(mm) | P2.97 |
ディスプレイサイズ(mm) | 3,500(W)×2,000(H) |
画面解像度(px) | 1,176×672 |
【IWB スクリーン1】 | |
使用した製品 | 電子ホワイトボード |
ディスプレイサイズ(inc) | 86 |
画面解像度(px) | 3,840×2,160 |
【IWB スクリーン2】 | |
使用した製品 | 電子ホワイトボード |
ディスプレイサイズ(inc) | 65 |
画面解像度(px) | 3,840×2,160 |
海外の面白いデジタルサイネージの事例
デジタルサイネージは海外でも普及しており、面白い事例が登場しています。
具体的には、3Dコンテンツを用いたデジタルサイネージが、ユニークなディスプレイとして話題となりました。
建物の一部が巨大な水槽のように見えるデジタルサイネージや、内側から闘牛がガラスを破って飛び出してくるように見えるデジタルサイネージ、宇宙船が飛び出てくるように見えるデジタルサイネージなどがあります。
建物の巨大さを活かした迫力のあるディスプレイとなっており、多くの人々が記念撮影を楽しんでいます。
世界各国のデジタルサイネージの事例に興味が湧いた方は、下記の記事で詳細をご確認ください。
デジタルサイネージの用途別の事例
デジタルサイネージはどのような用途で使われるのでしょうか。代表的な用途に絞って事例を解説します。
DX推進
DXは、Digital Transformationの略称であり、デジタル技術を活用して製品やサービス、ビジネスモデルを変革して、市場で優位に事業を展開するための取り組みです。
デジタルサイネージもビジネスモデルを変革するための技術として検討できます。ポスターと違って音や映像などの表現が可能であり、訴求力が高いです。コンテンツも遠隔で更新できるため、更新作業の手間も減らせます。
AIサイネージを受け付けに導入する事例も増えてきました。タッチ操作と音声認識による自動案内によって、来訪客を担当者・担当部署に素早く取り次ぎます。受付にかかる人件費を削減する手段としても検討しやすいでしょう。
広告
デジタルサイネージは広告目的で活用される事例も多いです。
街中におけるビルボード広告・屋外スクリーン広告や、駅・構内・車内における交通広告、店舗・商業施設におけるインストア広告など、さまざまなパターンで広告が配信されています。
たとえば、ホテルであれば施設の魅力を広告するために、主要駅のデジタルサイネージに交通広告を流して利用する事例があります。
長期休暇に何をしようか迷っている人々が視聴すれば、現地を訪れてみようと思うかもしれません。
ホテルでのデジタルサイネージの活用を検討してみたい方は下記の記事もチェックしてみてください。
集客
デジタルサイネージのよくある活用事例としては集客も挙げられます。一般的にビルにはたくさんのテナントが入っており、中の施設がわかりづらいケースも多いです。
その点、デジタルサイネージであれば屋外のビル壁面に設置して、内部の施設をアピールできます。
病院の場合、医院の名称や診療科目、アクセス情報などを表示させて、病気に悩んでいる方をスムーズに誘導する事例もあります。
インフォメーション
デジタルサイネージは昼夜問わず視認性が高く、リアルタイムの切り替え配信や、スケジュールを指定した配信も可能であり、インフォメーション情報の表示にも最適です。
オフィスで会社のビジョンを表示して従業員にインナーブランディングをしたり、エントランスで来訪者に向けて歴史、沿革、製品などを表示させながら空間演出したりする事例も見受けられます。
リテールメディア
スーパーやコンビニなどの小売店でリテールメディアサービスとして活用される事例もあります。
たとえば、ドラッグストアチェーン店で、歯ブラシなどが並ぶ商品棚に小型デジタルサイネージを設置して、歯磨き粉の宣伝を流すという使い方が見受けられます。
商品棚のすぐ近くで宣伝を流すことで、購入直前のタイミングで購買意欲を後押しする役目を果たします。
デジタルサイネージの種類別の事例
デジタルサイネージは主にLEDビジョンや液晶ディスプレイ、マルチディスプレイなどの種類に分けられます。それぞれ特徴が異なり、性質に応じた環境で導入されます。
種類ごとに導入事例の傾向を知っておけば、デジタルサイネージの設置に失敗するリスクを減らせるでしょう。
ここでは、デジタルサイネージの種類をおさらいしつつ事例をご紹介します。
LEDビジョン
LEDビジョンは、Light Emitting Diode(発光ダイオード)で画像や映像を表示させるデジタルサイネージです。
防水・防塵耐性に優れるうえに、大画面を自由に形成できる屋外用製品があることから、店舗の入り口上部やスポーツスタジアム、屋外の祭りイベントなどでの活用事例が見受けられます。
屋外での施設集客や、インパクトのある情報発信などを目的とした導入事例が多い傾向です。
LEDビジョンの全体像や具体的な導入事例について知りたい方は下記の記事をご覧ください。
液晶ディスプレイ
液晶ディスプレイとは、液晶の性質を活用して画像や映像を表示させるデジタルサイネージです。高解像度で近くから見てもきれいに見えるほか、壁掛けや自立、両面表示など多彩な設置方法に対応可能です。
屋内のさまざまな環境とマッチしやすく、会議室や商業施設、店舗、展示会、屋内イベントなどに導入されています。
直射日光下で視認性が低下しやすいため、屋外での導入には不向きとなっており、基本的に屋内での導入事例がほとんどです。ただ、店舗の内側に設置して、ガラスの外に向けて情報発信する事例も少なくありません。詳細が知りたい方は下記の事例もご確認ください。
マルチディスプレイ
マルチディスプレイとは、複数の画面を組み合わせた大画面ディスプレイです。2×2の4画面構成や、3×3の9画面構成など、さまざまな組み合わせによってデザインできます。
たとえば飲食店の事例としては、ディスプレイを横に並べてメニューを大画面で表示するパターンがあります。そのほか、室内の背景として海中イメージを大画面で演出したり、オフィスでパソコンを大画面にミラーリングしたりするといった事例もあります。
マルチディスプレイの概要から具体的な導入事例まで知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。
デジタルサイネージシステムの種類別の事例
デジタルサイネージシステムはスタンドアローン型、ローカルネットワーク型、クラウド型、インタラクティブ型などさまざまな種類に分かれます。
ここではシステムの種類別に事例を解説します。
スタンドアローン型
スタンドアローン型は、USBメモリやSDカードを挿入してコンテンツを放映するタイプのデジタルサイネージです。
ネットワーク接続が不要であるほか、キャスターが備わっていて気軽に移動できることから、施設や店舗の簡易看板として活用される事例が多い傾向にあります。
建物の入り口付近でお得なサービス情報を発信することで、通行人を集客するのに最適です。
ローカルネットワーク型
建物内のローカルネットワークを活用してデジタルサイネージを利用する事例もあります。
外部ネットワークにアクセスしないため、情報漏えいのリスクが低く、情報発信もスムーズになりやすいです。
学校の教室や昇降口での連絡、災害・防犯情報の発信などに活用される事例が見受けられます。
クラウド型
クラウド型は、インターネットと接続して利用するタイプのデジタルサイネージです。インターネットに接続されていればどのパソコンからでもコンテンツを一元管理して配信できます。
ファストフードのチェーン店で、毎月の新メニューの情報を更新したり、ランチ時にランチメニューに切り替えたりするといった活用事例が見受けられます。
インタラクティブ型
インタラクティブ型は、視聴者の操作や動きなどに反応して情報を表示させるタイプのデジタルサイネージです。指で画面に触れて操作をしたり、音声に応答したりするディスプレイがあります。
最近では商業施設のインフォメーションコーナーに、ChatGPTを搭載した案内AIサイネージが導入される事例も見受けられるようになりました。店舗や施設などを対話によって案内してもらえます。
デジタルサイネージの導入はLED TOKYOに相談
デジタルサイネージは、商業施設や展示会、オフィスなどで広告や集客、インフォメーションの表示などさまざまな用途で導入されています。AIを取り入れたデジタルサイネージの事例も増えてきており、ますます利便性が高まっている印象です。
LED TOKYOはあらゆる業界のさまざまな施設にデジタルサイネージを導入してきました。豊富な導入事例をもとに最適なデジタルサイネージを提案できます。デジタルサイネージの導入を成功させたい方はLED TOKYOまでぜひご相談ください。
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