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デジタルサイネージ(電子看板)の耐用年数は?法定耐用年数・製品の耐久性

  • 公開日:2020.03.06
  • 更新日:2024.09.27
  • LEDビジョン

デジタルサイネージとは、LEDビジョンや液晶ディスプレイを用いてさまざまな情報や広告を発信できる新しい形のメディアです。

これまで広く用いられていた看板に代わる存在として注目を集めており、都市部を中心に少しずつ普及が進んでいます。

導入を検討していく中で、LEDビジョンや液晶ディスプレイへの投資に対して「耐用年数」内で効果が得られるかどうかが大きな判断基準となるでしょう。

そこでこの記事では、LEDビジョンや液晶ディスプレイを使ったデジタルサイネージの「法定耐用年数」と「実際の耐用年数」について解説します。

デジタルサイネージ(電子看板)の耐用年数は?

まず、デジタルサイネージの法定耐用年数と実際の耐用年数について紹介します。

法定耐用年数は3年

法定耐用年数とは、財務省により定められた資産の耐用年数のことを指します。

法人税を計算する際には耐用年数に沿って毎年減価償却を計上する必要があります。デジタルサイネージを導入する際には、法定耐用年数をあらかじめ知っておくことで、そのコストをより正確に計算できます。

デジタルサイネージなどの看板類は、資産区分における「器具・備品」の「看板・広告器具」内、「看板、ネオンサイン、気球」に当たります。

これらの法定耐用年数は3年と定められているため、デジタルサイネージの法定耐用年数は3年だと言えます。

実際の耐用年数は5年程度

デジタルサイネージの法定耐用年数は3年ですが、3年が経過した後も実際に壊れない限りは使い続けられます。

実際に使い続けられる年数は製品により異なりますが、一般的にディスプレイやコンテンツを格納するSTB(セットトップボックス)の耐用年数は5年程度と言われています。

デジタルサイネージは精密機器であるため、電気的な故障が発生した場合は修理が難しく、故障した部品を交換するなどの対処が必要となります。定期的に点検を実施することで、大きな故障を防ぐことが大切です。

一方、デジタルサイネージを支えるフレームなどの器具は、頑丈なものであれば20年以上にわたり使い続けられます。

デジタルサイネージ(電子看板)と看板の耐用年数を比較

デジタルサイネージの耐用年数はおおむね5年程度です。看板の耐用年数と比較した場合、どちらが優れているのでしょうか。

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圧倒的に耐用年数が長いのは「看板」

耐用年数単体で比べると、看板が圧倒的に有利です。看板は物理的な衝撃を受けるなどして破壊されない限り使い続けられます。

看板は紀元前18世紀頃の古代メソポタミア文明から使われている技術であり、日本でも701年の大宝律令で看板の用法が示されているなど、古代から現代に至るまでさまざまな所で用いられてきました。

現在でも鎌倉時代に制作された看板が遺されているなど、看板の耐用年数はものによっては半永久的ともいえます。

一方、デジタルサイネージは電子部品の寿命があり、看板のように半永久的に使い続けることはできません。しかし、普段から丁寧に扱い定期的に点検を実施することで、5年以上に渡り使い続けることもあります。

デジタルサイネージ(電子看板)のメリットは?

デジタルサイネージは、耐用年数だけで見ると看板に劣っているように見えるかもしれません。それでも看板からの置き換えが進んでいるのは、デジタルサイネージ特有のメリットがあるからです。

例えば、デジタルサイネージはディスプレイに表示するコンテンツを切り替えられます。看板と同程度の面積であっても、より多くの情報を発信できるといえるでしょう。

また、情報の修正が必要になったとき、看板はそのものに手を加えなければいけません。一方、デジタルサイネージの場合は、パソコンで修正したコンテンツをSTB(セットトップボックス)にアップロードするだけで、簡単に新しいデザインを掲出できます。

そして何よりも、デジタルサイネージには鮮やかな映像・動画を再生することが可能です。こうしたコンテンツは、看板よりも見る人に強いインパクトを与え、記憶に残ります。

多くの人の目につく場所にデジタルサイネージを設置すれば、看板より高い集客効果も期待できるでしょう。

液晶ディスプレイとLEDビジョンの比較

デジタルサイネージには、主に液晶ディスプレイを用いるものとLEDビジョンを用いるものの二種類が存在します。

一般的には、液晶ディスプレイを用いるデジタルサイネージの方が、価格が抑えられます。ただし、それぞれ得意な利用シーンと不得意な利用シーンがあります。

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液晶ディスプレイとLEDビジョンの違い

液晶ディスプレイは安価ですが、明るさや鮮やかさでLEDビジョンに劣るため、主に屋内での利用に適しています。

また、大型の液晶ディスプレイは製造が難しく価格が高くなりがちなため、主に小型から中型程度のデジタルサイネージに適していると言えます。

一方でLEDビジョンは、液晶ディスプレイより高い耐久性が特徴です。

液晶ディスプレイの寿命は3万時間程度と言われているのに対し、LEDビジョンの寿命は5万時間程度と言われています。例えば1日8時間運用した場合、設計上は17年程度運用できる計算になります。

また、LEDビジョンは明るく鮮やかなため、太陽光にさらされる屋外や夜間でも高い視認性を保てます。

大型化も液晶ディスプレイと比べて容易なため、比較的低価格で設置できます。そしてLEDビジョンは形もある程度自由に変更できます。正四角形や長方形はもちろん、三角や立方体、特殊な形まで自由自在。屋外に設置するデジタルサイネージにはLEDビジョンが適しているといえるでしょう。

防水・防塵に対応したデジタルサイネージ(電子看板)を選ぶメリット

デジタルサイネージの中には、防水や防塵に対応した耐久性の高いモデルも存在します。

水や埃の侵入を防ぐ構造となっているため、屋外で風雨にさらされても故障しづらくなっています。屋外にデジタルサイネージを設置する場合は、防水・防塵に対応したものを選ぶと良いでしょう。

予算や耐用年数と相談して最適な看板を選ぼう

デジタルサイネージには、液晶ディスプレイを用いるものやLEDビジョンを用いるもの、更には防水・防塵対応の有無やインターネット接続機能の有無など、さまざまな機種が存在します。

耐用年数こそ看板に及ばないものの、利用シーンに合わせた適切なデジタルサイネージを設置すれば看板より大幅に高い集客効果が期待できます。

デジタルサイネージの導入は、最適な機種の提案からコンテンツ制作までの全てを包括的にサポートするLED TOKYOまでご相談ください。

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デジタルサイネージは、LEDビジョンや液晶ディスプレイを用いて情報や広告を発信できる新しい形のメディアです。導入を検討していく中で、LEDビジョンや液晶ディスプレイへの「耐用年数」が大きな判断基準となるでしょう。 そこでこの記事では、LEDビジョンや液晶ディスプレイを使ったデジタルサイネージの「法定耐用年数」と「実際の耐用年数」について解説します。
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