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展示会ブース設営ガイド! 流れや装飾の種類、集客に適したデザインなどを解説!
- 公開日:2023.05.26
- 更新日:2024.10.11
- 展示会
展示会に出展するときに必要なブース作りは、来場者の集客を左右する重要なプロセスです。出展を成功させるには、設営の流れを押さえたうえで、集客を意識した装飾やデザインを取り入れる必要があります。今回は、展示会のブースを設営するときの大まかな流れをおさらいしつつ、必要な装飾の種類や集客しやすいデザインの特徴などを解説します。展示会の出展を他社と差別化するポイントも参考にしてみてください。
この記事の目次
展示会ブース設営の流れ
展示会にスムーズに参加するには設営の流れを押さえておくことが重要です。展示会のブースを設営するときの流れについて解説します。
搬入
展示会のブース設営では最初に、ブースの施工資材や照明、什器、テーブル、椅子などを搬入します。
混雑を避けるために搬入時間を指定されやすいです。搬入業者に搬入の時間、経路、方法、車両サイズなどを正しく共有しなければなりません。
セキュリティ上、搬入車両には車両証、作業員には作業員バッジが必要なので、事前に申請しましょう。
施工
搬入後には、システムパネルブースや木工造作ブース、アルミトラスブースなどを施工します。照明や音響、ディスプレイなどの装飾、コンセントのための電気工事も必要です。
危険を伴う高所作業もあり、自社ブースの事故が展示会全体に影響するかもしれません。ヘルメットや安全帯などの着用を促して安全作業を徹底しましょう。
可能な限り修正や追加も依頼します。動線が悪ければ、什器やテーブル、椅子などのレイアウトを変更しましょう。
展示
施工や装飾によりブースが完成したら、本番に向けて商品の陳列やデモンストレーションなど展示の準備をします。
来場者目線でブースを確認して、商品をよりアピールできるように、配置や数などを最終調整します。呼び込みチラシやパンフレット、ノベルティグッズ、名刺も漏れなく手配しましょう。
撤去
展示会が無事終了したら主催者のアナウンス後にブースを撤去します。
撤去作業も搬入作業と同じく、ヘルメットや安全帯などの着用を徹底します。ブースは搬入時と同じ状態にして返すのが基本です。ゴミなどを残さないようにしましょう。
ブースの看板やパネル、装飾グッズなどを再利用したい場合は、展示会開催前に回収方法や搬出方法などについて打ち合わせをしておきます。壊れたり汚れたりしないように、撤去作業の前に注意喚起しましょう。
搬出
搬出の時間や経路、方法などのルールを搬出業者に共有したうえで搬出します。車両証や作業員バッジも同じく必要です。
撤去から搬出は、現場が非常にあわただしく大変混雑します。事故のないよう注意が必要です。
搬出作業の負担を減らすように、機器は可能な限りレンタルを検討し、撤去まで業者に対応してもらえるよう手配しておきましょう。
ディスプレイのレンタル価格については下記の記事で紹介しているので、ブースにディスプレイをレンタルする場合は参考にしてみてください。
展示会ブースデザインで意識することは?
展示会のブースデザインは出展の成果に直結する要素です。戦略的にデザインを考えれば展示会で有利に出展できる可能性が高まります。ここでは展示会に出展するにあたってブースデザインで意識することについて解説します。
展示会ブースの立地
展示会のブースデザインで特に意識すべき要素がブースの立地です。来場者の流れが少ない場所であれば集客効果が下がる恐れがあります。
ブースを作る位置として、入口周辺のように来場者の流れが多い場所や、視認性が高くてアクセスしやすい場所を検討しましょう。
広い通路に面していると看板もじっくり見てもらえるので、大通りに面している立地は集客に有利です。そのほか、集客力が強い企業やセミナー会場がある場所も人通りが多くおすすめできます。
展示会ブースの形状と動線
展示会ブースの形状は入口の大きさに関わる要素です。長方形にすれば通路と接する面を長くしてブースの入り口を大きく作れます。集客の観点から長方形を重視するのも悪くはないでしょう。
魅力的な商品を並べていても視界に入らなければ認知してもらえません。ブースを歩くときに展示品が自然と目に入るような動線を意識しましょう。
快適な動線設計については下記の記事で解説しているので参考にしてみてください。
展示会ブースのイメージ
展示会のブースイメージも来訪者に影響を与える要素です。
たとえば、ブースのカラーをコーポレートカラーが伝わるような配色にすれば、色とともに企業のブランドやロゴ、商品などを関連して思い出してもらいやすくなります。白を基調としたブースにすれば洗練された印象や清潔感のある印象を表現 できますし、カラフルにすれば目立たすこともできます。
同業者が集まるエリアにブースがある場合は、ほかのブースとは違う色を取り入れることで差別化を図ることも可能です。
展示会のブースは目的意識を持って調整してみましょう。
展示会ブースのレイアウト
展示会の効果を高めるためにはブースのレイアウトを考えることも重要です。商品を展示するスペースだけのレイアウトでは、スタッフが商品を落ち着いて説明できません。
1対1で商談できるスペースや、来場者が椅子に座ってセミナーに参加できるスペースなどのレイアウトも検討します。
商品の魅力をさらに体感してもらいたいのであれば、商品を試用・試食できる体験スペースのレイアウトも必要です。
展示、説明、体験など、自社と相性のよいアプローチ手段を見極めてレイアウトを決めましょう。
展示会ブースの装飾の種類
ブース施工のあとは装飾です。ディスプレイや音響、照明などを用いて、ブースを華やかに仕上げます。引き続き、展示会のブースで行う装飾の種類について解説します。
ディスプレイ
ディスプレイを配置すれば、短時間で来場する方に端的に自社のブースの情報を伝えられます。固定式のディスプレイはできる範囲で位置移動や角度調整を依頼して見やすくします。移動式のディスプレイは、動線や見やすさを考慮して配置すると良いでしょう。
音響
スピーカーを用意すればブース周辺の来場者から注目されやすくなります。音響は、ほかのブースに迷惑をかけないように調節が必要です。音量やスピーカーの向きにルールを設けている展示会もあります。イヤホンやヘッドフォンならパーソナルな環境で音声ガイダンスに集中してもらえます。
照明
ブースに照明を装飾することで、ブース全体やサイン看板の文字を遠くから目立たせられます。照明が暗すぎたり、または明るすぎたりしたら、照明の向きや位置などを変えて対処しましょう。
その他
ディスプレイや音響、照明以外にも検討できる装飾があります。具体的な装飾の例は下記の通りです。
タペストリー |
ブースの内容を強く印象付けるのに使用する。 興味を持たせるキャッチコピーやメリットを端的に書く。 |
テーブルクロス |
展示商品を引き立てるのに役立つ。企業のロゴやカラースキームなどでブランドイメージに一貫性を持たせる。 |
椅子カバー |
椅子の背もたれに設置してブースを華やかにする。 ロゴや店舗概要、URLなどを記載してアピール可能。 |
フロアマット |
床面で足元からPRするのに活用。 市松模様のようにロゴを目立たせることもできる。 |
バナースタンド |
バナーを張り付けてブースの目的を伝えられる。 ロールアップ式は引っ張るだけで楽に設置できて便利。 |
集客できる展示会ブースデザインの特徴
展示会で集客を成功させるためには、集客効果の高いデザインの特徴を理解して、ブースに取り入れることが不可欠です。引き続き、集客できる展示会のブースデザインの特徴を解説します。
第一印象で目を引く仕掛けがある
展示会の集客を成功させるのは、第一印象で目を引く仕掛けをデザインに取り入れることが大切です。
たとえば、壁一面に画像を掲載してメッセージを伝えると、一目でブースの存在意義がわかり、ターゲットを呼び込みやすく なります。タペストリーのみで壁面を構成してメッセージを伝えれば、インパクトを出しながらコストを抑えることも可能です。
そのほか、ブースの世界観に合わせた素材を外面に取り入れてインパクトを出す方法もあります。たとえば、缶を大量に取り入れたブースの事例が見受けられました。SNSでリサーチすると、インパクトのあるブースが目に入ることがあるので、ご自身でも探して参考にしてください。
訴求ポイントが明確
ブースのデザインにインパクトがあっても、訴求ポイントが明確になっていなければ、自分に関係のあるブースだと認知してもらえず、集客効果が薄れる恐れがあります。
商品を分析してアピールポイントを整理して、本当に伝えるべきメッセージを絞るのが鉄則です。
「~が楽になる!」など、ターゲットの悩みや課題を解決できるキャッチコピーを考えて、ブースのデザインに取り入れてみましょう。
開放的で入りやすい
開放的で入りやすいブースだと集客効果が高まります。スムーズに入って、自由に動いてゆったりと展示を楽しめる空間は、来場者にとって快適だからです。
開放的で入りやすいブースにするには入り口を広く確保する以外にも細かい工夫が求められます。透明なパネルやガラスの仕切りを導入したり、壁面と上部サインに高低差をつけてブース上部に空間を作ったりすると開放的になるでしょう。
展示会出展で他社との差別化を図るには?
展示会は特定のテーマをもとに開催されるため、同業事業者がたくさん集まる場でもあります。自社のブースが同業事業者のブースと似通ってしまえば集客効果が下がります。
展示会に出展する以上、他社との差別化を意識してブースを作らなければなりません。ここでは、展示会に出展するとき他社と差別化を図るのに重要なポイントをお伝えします。
デジタル演出でインパクトのあるブース制作
展示会で他社と差別化を図るにはデジタル演出でインパクトのあるブースを作ります。具体的なデジタル演出の方法は下記の通りです。
デジタルサイネージの導入
デジタルサイネージは静止画や音声を同時に発信できる電子看板です。大きな画面で魅力的な情報を発信すれば、他社のブースより来場者にインパクトを与えられます。デジタルサイネージの中でもLEDビジョンは大画面で導入しやすく、遠くから視認してもらうのに最適です。
デジタルサイネージを組み合わせて巨大にすることもできますが、ベゼル(モニターを囲う枠)が生じて見栄えが悪くなります。他社よりきれいな映像を大画面で放映したい場合もLEDビジョンを検討してみてください。
映像で注目を集める
アナログ看板やポスターなどの固定された情報は動きがありません。その点、動いている映像であれば通行人が気づきやすいです。他社よりもインパクトのある映像を流せば、より来場者に注目されやすくなります。
その点、デジタルサイネージは静止画だけでなく動画も流せます。デジタルサイネージを導入したときは静止画ではなく映像コンテンツも用意しましょう。
当然、映像のクオリティーが低かったり、ターゲットに無関係の内容だったりすれば、集客につながりません。デジタルサイネージの利点を活かせるよう、展示会に最適な映像を制作しましょう。
チラシやノベルティの手配を行う
チラシの手配も他社との差別化に重要です。目に留まりやすく、出展内容を一目で伝えられるため、ブースへの来場を促進できます。他社にはないブースの魅力をうまく周知できれば、有利に集客できるでしょう。
ブランドの認知拡大を目的としたノベルティを配布するのも効果的です。ノベルティ目当てでブースを訪れてもらえる可能性も高まります。SNSでノベルティの情報を発信すれば、他社よりもさらに集客しやすくなるはずです。
LEDビジョンを展示会のブースに導入するならLED TOKYOに相談!
展示会のブースはデザインによって集客効果が変わります。第一印象で目を引く仕掛けを用意したり、開放的で入りやすい工夫をしたりすることが重要です。
同業のブースよりも集客できるように差別化を意識する必要もあります。ブースをより目立たせるように、大きなLEDビジョンを導入してインパクトを出すのもおすすめです。
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