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デジタルサイネージを安価に導入するには?費用・品質・効果を徹底比較!
- 公開日:2020.03.13
- 更新日:2024.11.22
- LEDビジョン
デジタルサイネージは、広告掲出や情報共有のための媒体であり、その効果の高さで近年注目を集めています。
しかし、デジタルサイネージの導入や運用には、ある程度高額な費用がかかってしまうのも事実です。
ここでは、予算の範囲内で、可能な限りコストパフォーマンスに優れるサイネージの導入を目指す際のポイントを紹介します。
また、デジタルサイネージと他の映像表示機器との比較を行い、それぞれの特徴や向いている用途についても紹介していきます。
この記事の目次
ディスプレイは安価な機器で代用可能?
デジタルサイネージとは、映像や画像を画面に映し出す装置です。これらの機能は、安価に手に入れることのできる家庭用のテレビにも搭載されています。
ここでは、家庭用の安価なテレビをデジタルサイネージとして利用できるかどうかや、そのメリット、デメリットを紹介します。
家庭用テレビをサイネージとして代用するための方法(1)
家庭用のテレビをデジタルサイネージとして代用できれば、安価なため導入へのハードルが大きく下がることになります。
実際、テレビに搭載されている機能や、外部機器を組み合わせて機能を追加することで簡易的なデジタルサイネージとしての運用ができます。
1つ目の方法は、テレビに搭載されているUSBポートにUSBメモリーなどの記憶媒体を接続し、そのメモリー内の動画や画像やテレビ上に表示させるものです。
スライドショーの機能を活用することで画像を簡単に切り替えながら表示できます。
家庭用テレビをサイネージとして代用するための方法(2)
2つ目の方法は、外部の映像出力機器を家庭用テレビのHDMI端子に接続して、デジタルサイネージとして使う方法です。
この場合は、セットトップボックス(STB)と呼ばれる機器と、コンテンツの管理を行うコンテンツマネジメントシステム(CMS)というソフトウェアの導入が必要です。
これらは、最低限の機能を持つものであれば1万円台からの導入もできます。ただし、日程に合わせてコンテンツの配信や停止を管理したい場合には、高機能なハードウェア、ソフトウェアが必要となります。
追加の数万円の投資で簡単に便利なデジタルサイネージとなるので、ある程度の投資を検討するべきでしょう。
家庭用テレビの限界:詳細設定が不可・保証期間の短さ・屋外での利用に不適
続いて、家庭用テレビをサイネージとして利用する際のデメリットを紹介します。
まず、家庭用のテレビには簡易的な機能しか搭載されていません。表示時間の切り替えやループの設定、時間や曜日ごとにコンテンツの変更を行うなどの機能は利用できません。
また、家庭用のテレビは、デジタルサイネージとして利用することが想定されていないため、長時間の使用に向いていません。安価ではあるものの、ニーズと照らし合わせた場合に、機能面や耐久性が不足すると判断される場合もあるでしょう。結果として、デジタルサイネージ導入による効果を、十分に享受できないという可能性もあります。
家庭用テレビの場合、屋外での使用は基本的に不可能なため、活用の幅が狭まってしまうデメリットも挙げられます。
デジタルサイネージ専用のディスプレイを設置することのメリット
デジタルサイネージ設置にあたり、業務用のテレビやデジタルサイネージ用のディスプレイを利用することによるメリットについて考えてみます。
家庭用テレビと異なり、これらの製品にはメーカーのサポートや保証が長期間にわたってついている場合がほとんどです。万が一の場合にも安心して利用できます。
また基本的に、ディスプレイメーカーからコンテンツの作成のためのテンプレートや、コンテンツ管理を行うためのソフトウェアが無償で提供されています。初期の導入コストは高くなりますが、長期的に安定して利用することを考えると一概に高額だとはいえないでしょう。
デジタルサイネージ用のディスプレイは、特に屋外での利用に強みを発揮します。
日中の直射日光にも負けない明るい画面を映し出すことのできる機器は、LEDビジョンを搭載したデジタルサイネージだけです。明るく、きれいな映像を放映し、高機能なコンテンツ管理を実現できる業務用の製品は、その価格相応の価値をもっています。
防塵、防水の仕様であれば、家庭用テレビではまず不具合を起こすような過酷な環境でも全く問題ありません。
LED、液晶、プロジェクターの比較
ここでは、映像表示機器として代表的な三種類の製品の特徴と、その得意とする分野について整理します。
1. LEDビジョンの特徴
LEDビジョンの最大の特徴は、太陽光にも負けない明るさです。
LEDビジョンは液晶やプロジェクターと異なり、画面を構成するLEDが直接フルカラーで発光する構造となっています。こうした特徴により、屋外また屋内での華やかな空間演出を目的に導入されています。
またLEDビジョンは複数枚のパネルを継ぎ目なく組み合わせて大きな画面を構成しており、寸法の自由度が非常に高くなっています。
メンテナンス性や耐久性にも優れ、長期間の利用に向いています。
2. 液晶モニターの特徴
液晶モニターの最大の特徴は、高解像度で高精細な映像表現が可能な点です。
近年では、液晶モニターの一つである4Kディスプレイを搭載したデジタルサイネージの活用も広まっています。この場合、LEDビジョンの数倍の密度で画像を表現できるため、近距離からでも画像が粗くなりません。
液晶モニターは大型化が難しく、製造コストも高い傾向にあるため、デジタルサイネージに起用する場合には小型から中型の製品を屋内で利用することが主流となっています。
3. プロジェクターの特徴
プロジェクターの最大の特徴は、大きな画面を低コストで実現できる点です。200インチ程度の大きさまでであれば、今回比較している3つの方法の中で最も低コストで導入できます。
しかし、プロジェクターの設置場所の確保や、スクリーンとの距離を十分に確保する必要があるため、反対に狭いスペースには向きません。
プロジェクターを用いた代表的な演出には、夜間に屋外で投影されるプロジェクションマッピングがあります。
屋内であれば導入できる場所は限られており、会議室等での利用や、空間演出を目的とした利用が多くなっています。
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初期費用が心配ならレンタルを
デジタルサイネージの導入にあたっては、コストに課題感を抱く場合も少なくないでしょう。
今回は安価な代替品の利用方法も紹介しましたが、長期的な運用を前提とするならば、デジタルサイネージ専用に設計された製品にまさるものはありません。
コスト面に不安がある場合や、初期費用に余裕がない場合にはレンタルやリースでデジタルサイネージを設置するという選択肢も検討すべきでしょう。イベントなどでのスポットでの利用や、デジタルサイネージの効果を検証するための短期的な導入の際には特におすすめです。
LED TOKYOでは、最短1日からレンタルの製品を利用いただけます。専門のスタッフが搬入、設置、撤去まで全て行うので、初めてでも安心です。
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これまでのデジタルサイネージ導入の経験を活かし、屋外用、屋内用、LEDウィンドウビジョン、床用LEDなど多様な製品群の中から最適なご提案をさせていただきます。サイネージの導入をご検討中のお客様は、ぜひお気軽にご連絡ください。
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