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STBとは?役割や機能、選び方のほか、デジタルサイネージの仕組みなども解説

  • 公開日:2024.02.14
  • 更新日:2024.03.12
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デジタルサイネージは、電源を入れるだけで勝手に映像が流れるわけではありません。
映像を流すには「STB」と呼ばれる機器が必要です。しかし、このSTBについてよく知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、STBの役割や機能、選び方のほか、デジタルサイネージの仕組みなども解説します。
デジタルサイネージの導入を検討している方は、ぜひご参考にしてみてください。

STBとは?

STBとは「Set Top Box(セットトップボックス)」の略称です。
その昔はブラウン管テレビの上に設置されていた箱型の機器だったので、セットトップボックスという名前がついています。

いまはテレビが薄型になりSTB自体も小型化しているため、テレビの上ではなく裏や横に設置されたり、内蔵されたりするようになりました。
そしてSTBはテレビだけでなく、デジタルサイネージにも使われています。

STBについて、以下の3点にわけて解説します。

  1. STBの役割
  2. STBの機能
  3. STBの選び方

それぞれ見ていきましょう。

1. STBの役割

STBの役割は、テレビやデジタルサイネージなどのディスプレイに、動画や静止画などのコンテンツを表示させることです。
地上波デジタル放送やケーブルテレビ放送、衛星放送、IP放送、インターネットなどのデータを受信し、そのデータをディスプレイにコンテンツとして表示できるデータに変換します。

また、STBと似たような機器にチューナーがあります。STBとチューナーの違いは、チューナーがデータの受信だけを目的とするのに対して、STBは受信したデータをディスプレイに表示できるデータに変換するのが目的です。

さらにSTBはコンテンツを表示させる以外に、ほかの機能も持たせることができます。

2. STBの機能

STBのもっとも重要な機能は、データを受信および変換してコンテンツをディスプレイに表示させる機能です。

さらにデジタルサイネージ向けのSTBにおいては利便性を高めるために、配信スケジュールを設定できる機能があります。
曜日や時間を設定することで、スケジュール通りにコンテンツを表示することが可能です。ディスプレイの電源をON・OFFする機能もあります。

スーパーマーケットなどの小売店では、ポイントデーやタイムセールなどのアナウンスが効果的にできます。
飲食店であればモーニングメニュー、ランチメニュー、ディナーメニューと、時間帯によってメニューの出し分けが簡単です。
オフィスではノー残業デーを喚起したり、休憩時間にリフレッシュ体操を流したりできます。

配信スケジュールを設定することにより、デジタルサイネージのコンテンツ変更における作業負担が軽減されるため、業務効率化につながります。
配信順を設定して連続再生することもできるため、一度設定すれば無人での運用が可能です

また、配信スケジュールの設定機能のほかに、画面のレイアウト機能を持たせたSTBもあります。
画面を分割することで、より多くの情報を提供できます。
メインコンテンツを大きく表示するとともに、画面横にサブコンテンツを入れたり、画面下にテキストコンテンツを流したりするのが一例です。

天気予報や交通情報、株価など、多くの人が求めるニュースをサブコンテンツとして流すことで、広告などのメインコンテンツも一緒に見てもらいやすくなります。
また、飲食店や美容院などの店舗前に設置するデジタルサイネージであれば、リアルタイムで空き状況や予約状況、待ち時間などをサブコンテンツに表示すると集客に効果的です。

デジタルサイネージ向け以外のSTBにおいては、VOD配信やカラオケ、ゲームなど、用途に応じてさまざまな機能が付加されています。

3. STBの選び方

STBと一口に言っても、機器によってさまざまなスペックを持っています。STBの選び方について、以下の10点にわけて解説します。

  1. 高速起動
  2. 安定稼働
  3. 小型軽量
  4. 画質
  5. WEBページ対応
  6. タッチパネル対応
  7. 接続方式
  8. セキュリティ
  9. コスト
  10. 内蔵型(STBレス)

それぞれ見ていきましょう。

1. 高速起動

STBは、パソコンと同じく起動が必要です。そのため起動時間が速いと、それだけ円滑な運用ができます。
STBを選ぶ際は、高速起動できるものを選ぶと良いでしょう。

2. 安定稼働

デジタルサイネージは、コンテンツを安定して表示し続ける必要があります。
そのため、壊れにくく、トラブルが起きてもすぐ復旧できるSTBを選ぶと良いでしょう。

ファンレスのSTBは、内部にホコリが入る心配がないため壊れにくいです。
ただし、動作を保証する温度環境に注意する必要があります。

また、自動復旧機能を持つSTBもあります。トラブルが起きても人手をかけずに迅速に復旧できるため便利です。

さらに、安定稼働にはファームウェアやアプリケーションのアップデートが不可欠です。
自動アップデート機能を持つSTBであれば、アップデートを怠って不具合を起こすこともありません。

3. 小型軽量

一昔前のSTBはパソコンのように大きいものでしたが、いまは小型軽量のものが出ています。小型で軽量なほど、設置スペースに悩まされません。

横置きの一般的なボックスタイプから、スペースを有効活用できる縦置きタイプもあります。
さらに、USBメモリーのようなスティック型のSTBも登場しています。

4. 画質

ディスプレイに映し出される画質は、STBに左右されます。コンテンツやディスプレイの画質が良くても、STBのスペックが悪ければ画質も悪くなります。

コンテンツやディスプレイの画質に対応するSTBを選ぶようにしましょう。フルHD(1920×1080ピクセル)や4K(3840×2160ピクセル)などがあります。

5. WEBページ対応

一般的にデジタルサイネージは、動画や静止画のコンテンツを作成する必要があります。
しかし、WEBページ対応のSTBがあれば、URLを登録してWEBコンテンツを表示することが可能です。

公式サイトやSNSの投稿などをそのまま利用できるため、デジタルサイネージ用にコンテンツ作成をする手間やコストを削減できます。

SNSの利用はリアルタイムの情報発信だけでなく、ハッシュタグを指定してユーザーの投稿も表示可能です。
口コミは「当事者自身よりも、利害関係のない他者からの情報発信のほうが信頼されやすい」というウィンザー効果が期待できます。

集客や販売促進にデジタルサイネージを活用したい場合は、WEBページ対応のSTBで、SNSを利用するのも有効な手段のひとつです。

6. タッチパネル対応

一方的にコンテンツを流すテレビのようなデジタルサイネージのほかに、インタラクティブ性を持つタッチパネル式のデジタルサイネージもあります。

このタッチパネル式のデジタルサイネージを運用するには、タッチパネル対応のディスプレイだけでなく、STBもタッチパネル対応でなければなりません。

タッチパネル式のデジタルサイネージは、ユーザーが欲しい情報を主体的に選択できるため、商品検索や施設案内などのインフォメーションに使われることが多いです。英語や中国語、韓国語など、多言語にも対応できます。

7. 接続方式

STBは、ネットワークに接続してデータを受信します
そのため、接続方式に応じたSTBを選ばなければなりません。有線LANや無線LAN、Bluetooth、SIMカードなどの接続方式があります。

無線LANには、2.4GHzと5GHz の2つの帯域があります。5GHzほうが2.4GHzより繋がりやすく、安定して高速な通信が可能です。
しかし、2.4GHzのほうが5GHzより壁や床などの障害物に強く、電波を遠くまで飛ばせます。
どちらにも長所と短所があるため、2.4GHzと5GHzの両方に対応しているSTBを選ぶと安心です。

SIMカードを利用して接続する場合は、使えるSIMの種類に注意が必要です。
標準SIM(25mm×15mm、厚さ0.76mm)、microSIM(15mm×12mm、厚さ0.76mm)、nanoSIM(12.3mm×8.8mm、厚さ0.67mm)の3種類があります。
メーカーが動作確認済みのSIMカードを利用すれば間違いありません。

8. セキュリティ

STBはネットワークに接続するため、不正アクセスやウイルス感染のリスクがあります。
セキュリティ対策がなされていないと、悪意のある第三者に情報を盗まれたり、書き換えられたり、破壊されたりします。

そのため、通信の暗号化やアクセス制限、接続制限、ウイルス対策など、セキュリティレベルの高いSTBを選ぶと良いでしょう。
また、高セキュリティのSTBでも、セキュリティの設定をしなければ効果を発揮しない場合があります。
運用の際は、セキュリティの設定を怠らないようにしましょう。

9. コスト

STBは機能を最小限に抑えた低価格のものから、多機能でハイスペックな高価格のものまであります。
オーバースペックのSTBを選ぶと、イニシャルコストが高くなり費用対効果が悪くなります。
どのようなデジタルサイネージを運用するかを明確にし、必要な機能だけを備えたSTBを選ぶことが重要です。

また、消費電力が低いと省エネでランニングコストを抑えられます。万が一の故障や破損に備えて、保証のあるSTBを選ぶと安心です。

10. 内蔵型(STBレス)

近年は、ディスプレイにSTBを内蔵させた、STBレスタイプのデジタルサイネージもあります。
STBを設置する必要がないと、ディスプレイ周りがすっきりします。内蔵されているため、不用意に壊してしまう恐れもありません。

省スペースでシンプルな構成にしたい場合は、STBレスタイプのデジタルサイネージを導入すると良いでしょう。

デジタルサイネージの仕組み

デジタルサイネージの仕組みについて、以下の2点にわけて解説します。

  1. デジタルサイネージに必要なもの
  2. デジタルサイネージの種類

それぞれ見ていきましょう。

1. デジタルサイネージに必要なもの

デジタルサイネージを運用するには、STB以外に以下のものが必要です。

  1. ディスプレイ
  2. コンテンツ
  3. CMS(コンテンツマネジメントシステム)

それぞれ見ていきましょう。

1. ディスプレイ

デジタルサイネージには、映像を映し出すディスプレイが必要です。液晶ディスプレイやLEDビジョンが使われます。

液晶ディスプレイは「55インチ」や「75インチ」などの大きさが決まっており、最大でも120インチ程度が限界です。
それに対して、LEDビジョンは「W500mm×H250mm」や「W500mm×H500mm」などの長方形や正方形のユニットを組み合わせて作るため、大きさに限界がありません。
ユニットの組み合わせは自由で、L字型やH字型などにもできます。そのため、大きい画面や変則的な画面を作りたいときは、LEDビジョンを選ぶと良いでしょう。

またディスプレイは、設置環境に応じて最適な製品を選ばなくてはなりません。
とくに屋外に設置するデジタルサイネージは、昼間の太陽光を考慮して輝度の高いディスプレイを選ぶ必要があります。
輝度は「cd(カンデラ)/㎡」という単位で表されます。屋内で求められる輝度は350~1500cd/㎡程度ですが、屋外は1500~3000 cd/㎡は必要です

液晶ディスプレイはバックライトの光を、液晶とカラーフィルター、偏光フィルターに通すため、その輝度は250〜350cd/㎡程度です。
それに対してLEDビジョンは、LEDの光をフィルターに通さずダイレクトに使えるため、屋内用のLEDビジョンでは600〜1500cd/㎡、屋外用では3500〜7000cd/㎡もの輝度を持つ製品もあります

デジタルサイネージはポスターや内照パネルなどに比べて、明るい映像で人の注意を引きつけられるのが大きなメリットのひとつです。
そのため広告配信だけでなく、集客や販売促進などにも使えます。効果的な訴求ができるように、最適な輝度の製品を選ぶようにしましょう。

また屋外に設置する場合は、防水や防塵性能の高い製品を選ぶ必要があります。
ディスプレイの防止や防塵性能はスペック表の「IPコード(IP保護等級)」で確認します。
屋外にデジタルサイネージを設置する場合は「IP65」以上の防水・防塵性能が必要です。

IP65は、防塵性能が0〜6段階中の6で「耐塵型:粉塵が内部に侵入しない」、防水性能が0〜8段階中の5で「いかなる方向からの直接噴流によっても有害な影響を受けない」ことを意味します。数字が大きいほど性能が高くなります。

輝度や防水、防塵だけでなく、温度や湿度なども考慮しなければなりません。
動作を保証する温度や湿度を超える過酷な環境で使用する場合は、温度調整ができるケーシングでディスプレイを保護する必要があります。

またディスプレイは壁掛け型や埋め込み型、天吊り型など、タイプによっては専用金具による設置工事が必要です。
ディスプレイが大きく重量がある場合は、壁や天井から落下しないように補強工事も必要とされます。

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2. コンテンツ

ディスプレイはただの箱なので、デジタルサイネージに映像を流すにはコンテンツが必要です。
デジタルサイネージは、広告以外に集客、販売促進、インフォメーション、情報共有、空間演出など、さまざまな目的で幅広いコンテンツを流せます。

デジタルサイネージは明るく色鮮やかに映えるため、飲食店の店頭で美味しそうなメニュー紹介をすれば集客に効果的です。
コンテンツを次々と切り替えられるため、一つひとつのメニューを大きく表示できます。
紙のメニューのように紙面の都合がないため、より詳細にメニューのこだわりを伝えることが可能です。

美容院やネイルサロンなどの店舗では、店頭で施術メニューや料金、店内の様子、施術風景、スタッフ紹介、理念などのコンテンツを流すと良いでしょう。
事前に店舗のことがわかると、お客さんは安心して入店しやすいです。リアルタイムで予約状況や待ち時間を表示すると、飛び込みでの来店も期待できます。

美容院やスポーツジムなどの店舗内に設置したデジタルサイネージで、その店舗で取り扱っているヘアケア商品や美容品、プロテイン、トレーニンググッズなどのコンテンツを流せば、販売促進にもなります。

不動産会社の店頭で、内見の様子を動画に収めたコンテンツを流すのも有効です。
動画のほうが写真や図、文章よりもわかりやすく訴求力があります。
デジタルサイネージは動画を流せるのが大きなメリットのため、動画コンテンツを活用しましょう。

スーパーマーケットやホームセンターでは、商品棚にデジタルサイネージを設置して商品の紹介をすると良いでしょう。
生鮮品であれば、生産者の顔や生産現場、栄養素、効用、レシピなどを紹介すると、購買意欲を高められます。
便利グッズであれば、使い方を動画でレクチャーしたり、ビフォーアフターを表示したりすることで、商品の良さをよりアピールできます。

病院やクリニック、調剤薬局では、健康や病気予防に関するコンテンツを流すと患者さんに有益です。
あわせて健康食品や健康グッズ、介護サービス、保険適用外の治療などを紹介するのも良いでしょう。
待合室の雰囲気を和やかにするために、美しい自然の景色や可愛い動物など、癒されるコンテンツを流して空間を演出することも可能です。

企業のオフィスやエレベーターホール、社員食堂などで社内ニュースを流せば、従業員のコミュニケーションを活性化させることもできます。
目標や売上状況、表彰、社内イベント、部署紹介、サークル紹介などのコンテンツがあります。
デジタルサイネージは繰り返し流せるため、セクハラやパワハラなどへの注意喚起にも有効です。

工場や建設現場などでは、作業上の注意や安全に関するコンテンツを繰り返し流すと良いでしょう。
スケジュールや目標、進捗などを共有すれば、モチベーションや意識を高めるのに効果的です。デジタルサイネージはリアルタイムのコンテンツを流せるため、温度や湿度、風速、風向き、雨量、熱中症の危険度などを表示すれば、現場の従業員を守るのにも役立ちます。

3. CMS(コンテンツマネジメントシステム)

CMSは「Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)」の略称で、デジタルサイネージを利便性高く運用するのに必要なシステムです。

一般的にCMSは、WEBサイトの作成や編集、更新などに使われます。CMSがあればHTMLやCSSなどの知識がなくても、簡単にWEBサイトを運営できます。

このCMSをデジタルサイネージに使えば、静止画や動画などのコンテンツを一元的に管理して更新できるため便利です。
CMSの操作は簡単なので、デジタルサイネージの運用を専門業者に依頼する手間やコストが必要ありません。
自分で運用できれば、突発的な配信にも対応しやすいです。

CMSは、配信スケジュールや配信順序、画面レイアウトなどを設定して、ネットワークに繋がったSTBにコンテンツを登録できます
ネットワークに繋がったSTBであれば、どんなに台数が多くても、どんなに遠方でも一括でコンテンツの登録が可能です。もちろん個別に登録することもできます。

またCMSは権限設定ができるため、コンテンツを登録するスタッフを制限できます。
そのため、コンテンツの作成や編集は誰でもできるよにしておいて、最終的にコンテンツを流せるのは責任者だけという運用が可能です。
慣れないスタッフが、違うコンテンツや編集中のコンテンツうを誤って流してしまうリスクを避けられます。

CMSを使えば、外部コンテンツの利用も可能になります。
天気予報やニュース、株価などの情報は多くの人が関心を持つため、広告配信と一緒に流すと効果的です。
洗濯指数や傘指数、花粉指数、紫外線指数、熱中症指数、熱帯夜指数、汗かき指数、体感ストレス指数、風邪ひき指数、素肌乾燥指数などの指数も、外部コンテンツとして提供されています。

2. デジタルサイネージの種類

デジタルサイネージは、大きく以下の3種類にわけられます。

  1. スタンドアロン型
  2. ネットワーク型
  3. インタラクティブ型

それぞれ見ていきましょう。

1. スタンドアロン型

スタンドアロン型は、ネットワークに繋がず単体で使えるデジタルサイネージです。
STBやCMSが不要で、コンテンツが入ったUSBメモリーやSDカードをディスプレイに直接差し込んで運用します。
移動式の立て看板のように設置するタイプが多いため、設置工事も不要です。

ネットワークやSTB、CMS、工事などが必要ないことから、コストを抑えて導入できます。
USBメモリーやSDカードを差し込むだけなので、デジタル機器に弱い人でも簡単に運用可能です。
ネットワークに繋がっていないため、不正アクセスやウイルス感染などの心配もありません。

コンテンツを更新したい際は、一旦ディスプレイからUSBメモリーやSDカードを抜いて、パソコンで中身を差し替えてから、再度ディスプレイに差し込む必要があります。そのため、ディスプレイの数が多い場合は更新作業の負担が大きくなります。

基本的にシンプルなスライドショーを繰り返す運用になるため、曜日や時間帯によって頻繁にコンテンツを差し替えたい場合は業務効率が悪いです。
ネットワークに繋がっていないためリアルタイムの更新もできません。

ディスプレイの数が少なく、シンプルなコンテンツで更新頻度も低い場合は、コストが抑えられるスタンドアロン型のデジタルサイネージが良いでしょう。

2. ネットワーク型

ネットワーク型は、STBを通じてネットワークに繋がっているデジタルサイネージです。
CMSを使ってリモートでコンテンツを更新できるため、スタンドアロン型のようにUSBメモリーやSDカードの抜き差しが不要です。

ネットワークに繋がっている複数のデジタルサイネージを一括管理できるため、多くのディスプレイを運用するチェーン店や大規模施設は、ネットワーク型のデジタルサイネージが良いでしょう。

ただし、飲食店や美容院などのディスプレイが少ない小規模な店舗でも、待ち時間や予約状況などのリアルタイム情報を提供したい場合はネットワーク型が必要です。高所に設置するデジタルサイネージも、ネットワーク型にしたほうが良いでしょう。
高所にスタンドアロン型を設置すると、脚立や踏み台にのぼってUSBメモリーやSDカードを抜き差ししなければならないため作業性が悪いです。

また、ネットワーク型は「オンプレミス型」と「クラウド型」の2種類があります。
オンプレミス型は自社サーバーを構築するタイプで、クラウド型は社外のクラウドサーバーを使うタイプです。
オンプレミス型のほうがセキュリティレベルを高く保てますが、運用には専門的なスキルが必要とされます。初心者はクラウド型のほうが運用しやすいでしょう。

ネットワーク型のデジタルサイネージは、ネットワークやSTB、CMSのコストがかかります。
しかし、利便性が高く作業負担を減らせるため業務を効率化できるのがメリットです。

3. インタラクティブ型

インタラクティブ型は、タッチパネルで双方向にやり取りができるデジタルサイネージです。

市役所やショッピングセンター、ホテルなどに導入すればインフォメーションとして施設案内や店舗案内、観光地案内などができます。
多言語に切り替えられるため、外国人向けにも有効です。

店舗内で商品検索をできるようにすれば、顧客の利便性が上がり販売促進につながるでしょう。
AR(拡張現実)を活用してバーチャルで試着ができたり、インテリアのコーディネートができたりするデジタルサイネージもあります。
在庫のない商品も含めて短時間でいろいろ試せるのが利点です。

飲食店では、タッチパネルで注文から決済までできるデジタルサイネージも増えました。
政府は生産性向上のためにDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しているため、IT導入補助金の対象になる場合もあります。

インタラクティブ型のデジタルサイネージは、タッチパネルの操作ログを収集できます。
データを分析することでマーケティングに活用することが可能です。AIカメラを搭載すれば、ユーザーの性別や年齢、体型、表情などの属性も取得できます。

インタラクティブ型はタッチパネル対応のディスプレイやSTBが必要なため、コストが高くなります。
しかし、ユーザーが主体的に欲しい情報を得られるため、顧客満足度は上がりやすいです。

デジタルサイネージの導入について

デジタルサイネージを導入するには、目的や環境に応じて最適な製品を選定し、設置工事やセットアップをしなければなりません。
そのため、専門業者に依頼したほうが効果的でスムーズな導入ができます。

さらに運用中は安定稼働させるために、定期的なメンテナンスも必要です。故障や破損などのトラブルが発生する可能性もあるため、導入からメンテナンス、トラブル対応まで一貫したサポートをしてもらえる専門業者を選ぶと良いでしょう。

運用管理やコンテンツ制作に不安がある場合は、それらもあわせてサポートしてもらえる専門業者を選ぶと安心です。

まとめ

STBの役割や機能、選び方のほか、デジタルサイネージの仕組みを解説しました。

デジタルサイネージ向けのSTBはコンテンツをディスプレイに表示させるだけでなく、配信スケジュールの設定や画面レイアウト、ディスプレイの電源ON・OFFなど、利便性を高める機能が付加されています。高速起動や安定稼働、小型軽量、画質、WEBページ対応、タッチパネル対応、接続方式、セキュリティ、コスト、内蔵型(STBレス)などを考慮し、必要十分な機能とスペックを備えたSTBを選ぶことが重要です。

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STBとは?役割や機能、選び方のほか、デジタルサイネージの仕組みなども解説
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STBとは?役割や機能、選び方のほか、デジタルサイネージの仕組みなども解説
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