WORKS
導入事例
福山市立福山城博物館/広島県福山市
- 公開日:2022.08.23
- 更新日:2024.09.20
- ウィンドウビジョン
- 中国・四国
- 娯楽・興業
- 販売
2022年8月28日にリニューアルオープンした「福山城博物館(天守)」にシースルービジョンを導入しました。
使用した製品とサイズ
使用した製品:シースルービション
ピッチサイズ:3.91-7.81mm
製品サイズ:W2,000mm×H1,500mm
画面解像度:512 x 384 px
福山城博物館に入るとすぐに目に入る位置にシースルービションを導入しました。放映されているコンテンツは、福山城にまつわる人物が、訪れた人を福山城の世界にいざなう演出となっています。
歴史ある建物とLEDビジョン
LED TOKYOは過去に京都・建仁寺内で開催されたリアル空間とバーチャル空間を連動させ「多元的なお寺」をコンセプトにしたイベント「両足院マルチバース展」にLEDビジョンを導入しました。
柱などに設置されたLEDビジョンに映し出された「庭園」の映像などは、歴史的な空間と最新技術を使用した映像とディスプレイの組み合わせは見たことない空間を作り出しました。
シームレスなLEDビジョンを使用することで、映像が空間に溶け込むことで違和感なく伝統的な建物ともマッチします。
また、今回使用したシースルービジョンはシースルーの作りになっています。そのため、背面が透けて空間にうまく溶け込むので、変に目立ったり、違和感を感じることがありません。
福山市立福山城博物館
福山城天守を使用し運営している「福山城博物館」では、地階展示室・1階展示室・2階展示室・3階展示室・4階展示室・最上階(展望台)の計6フロアあり、福山城と福山藩の歴史に特化した展示となっています。
1階はテーマ展・特別展の会場としても使用されているため、時期により展示内容がことなります。また、最上階の回縁(展望台)からは、市街を一望でき、晴れた日には瀬戸内海も見ることができます。
福山城
福山城(別名、久松城・葦陽城とも呼ばれる)は、1615年の一国一城令発布後の1622年に完成した城で、江戸時代建築最後の最も完成された名城と言われています。
1876年の廃城令により天守(付櫓を含む)・筋鉄御門・伏見櫓・御湯殿・鐘櫓の5棟の建築物以外が取り壊されましたが、そのうち鐘櫓を除く4棟には国宝保存法の国宝に指定されました。
1945年には福山空襲により、伏見櫓、筋鉄御門を残し、国宝に指定されていた天守と御湯殿が焼失しました。
1966年の秋に市制50周年事業として現在の天守(付櫓含む)、月見櫓、御湯殿が再建され、天守は福山市の歴史を伝える「福山市立福山城博物館」として利用されています。
その後、2006年2月13日には日本100名城に選ばれ、2018年7月30日には福山城跡の天守閣部分が、広島県で初の事例となる景観重要建造物に指定がされました。
所在地:〒720-0061 広島県福山市丸之内一丁目8番
アクセス:JR福山駅北口から徒歩5分
休館日:月曜日 (祝日の場合は翌日)/年末(12月28日~12月31日)
事業主名:福山市
丹青社業務範囲:展示工事
業務範囲:LEDビジョン
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