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病院やクリニックにデジタルサイネージを導入するメリットを紹介!
- 公開日:2020.03.05
- 更新日:2024.09.20
- LEDビジョン
病院をはじめとする医療機関でデジタルサイネージの導入が進んでいますが、どのように役立つのかイメージが湧かない、あるいはどのような機器を選ぶべきか悩んでいる医療関係者もいるでしょう。今回は、デジタルサイネージを導入するメリットを病院側と患者側に分けてご説明するとともに、選び方や病院における導入事例などについて紹介します。病院にデジタルサイネージを導入すべきか迷っている方は参考にしてみてください。
この記事の目次
病院にデジタルサイネージを導入するメリット【病院側】
病院にデジタルサイネージを導入すると、病院側と患者側のそれぞれでメリットが得られます。それぞれのメリットを理解することで、病院にデジタルサイネージを導入する必要性がよくわかるでしょう。
まずは、病院にデジタルサイネージを導入するメリットを5つ解説します。
利用案内・診療体制を効率的に伝えられる
デジタルサイネージを導入すると、スタッフが説明をしなくても来院者に対して利用案内を行えます。
たとえば、「番号が表示された方はレジにお越しください」「番号が表示されたら部屋にお入りください」などのメッセージを表示させることで、病院を利用するときの流れを簡単に案内できます。
そのほか、診療時間や休診日、診療科目といった診療体制を一目でわかるように表示することも可能です。
デジタルサイネージを導入するだけで、来院者が病院の利用方法を理解しやすくなるでしょう。
ブランディング効果による集客率アップが期待できる
デジタルサイネージは広告・宣伝の媒体であり、利用案内以外に自院の情報を紹介することでブランディング効果も期待できます。
たとえば、自由診療がメインの歯科医であれば、金歯やセラミックの治療方法の魅力をわかりやすく伝えるコンテンツを放映して、自社の強みをアピールするなどの使い方を検討できます。
また、理事長のメッセージやスタッフ紹介などを表示させて、治療の方針や安心して治療を受けられる環境について伝えることも可能です。
デジタルサイネージを導入してブランディングの幅を広げることで、ほかの病院よりも効率的に集客を進められるでしょう。
医療スタッフ用の情報伝達ツールとして活用できる
病院の医療スタッフは、院内を歩き回ることが多く、パソコンに座ってメールをチェックすることが基本的には難しいです。
そもそもメールのアカウントがスタッフに割り当てられていない職場もあり、末端のスタッフがメールを受信できないこともあります。口頭で伝える必要があっても、勤務形態によっては朝礼に参加できず、情報伝達がうまくいかないケースも少なくありません。
デジタルサイネージをステーション・休憩室などに設置することで、入院稼働状況や月次の売上情報、医師の勤務変更、院内イベントの活動記録などをスタッフに向けて発信できます。忙しいスタッフでも効率的に情報を受け取れるでしょう。
スタッフへの情報伝達に課題がある場合にデジタルサイネージの導入は有力な解決策になるはずです。
屋外の歩行者に情報を発信して集客できる
デジタルサイネージには防水耐性のある屋外用製品もあり、入り口付近に設置すれば病院周辺の歩行者に情報を発信して集客できます。
たとえばデジタルサイネージで、提携パーキングの位置とサービス券の発行を案内すれば、アクセスしやすいことがわかり、集客につながる可能性があります。
また、スタッフが手話に対応していることを伝えれば、耳が不自由な方でも利用しやすいことがわかり、集客につながるかもしれません。
既存の来院者以外に新たな利用者を増やしたい場合は、デジタルサイネージの屋外設置を検討してみるとよいでしょう。
問診表の記入を簡略化できる
病院では、受付にあたり来院者に問診票を配布して、体調や服用している薬の有無などを事前に記入してもらうことが多いです。
その点、タッチパネル式の小型デジタルサイネージを導入すれば、問診票を画面から入力してもらう体制を構築し、記入の流れを簡略化できます。
病院側としては、スタッフが問診表を配布・回収する手間を省けるほか、患者が書いた文字が読めず聞き直す事態も起きません。紙を用意しなくて済むので、ペーパレス化による紙の費用や印刷コストの削減にもつながります。
タッチパネル式のデジタルサイネージの特徴を詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
病院にデジタルサイネージを導入するメリット【患者側】
デジタルサイネージが病院側にもたらすメリットをお伝えしました。ただ、病院側にメリットがあっても、患者にメリットがなければ、導入効果が薄れてしまいます。
続いては、デジタルサイネージが病院で患者側にもたらすメリットについて5つ解説します。
感染症のリスクを軽減できる
病院にデジタルサイネージを導入することで感染症のリスクを軽減できます。具体的な感染症対策は、デジタルサイネージによる受付番号の表示です。
患者に受付番号を付与しておき、表示機器に番号を映して呼び出すことで、スタッフが直接声をかける必要がなくなります。
飛沫を発生させない呼び出し体制を構築できるので、患者側として院内感染の不安が和らぐでしょう。
プライバシーを保護できる
デジタルサイネージに番号を表示して患者を呼び出す仕組みは、感染症対策だけでなくプライバシー保護にも役立ちます。
デジタルサイネージを導入していない病院では、スタッフが名前を呼んで患者を呼び出すケースが多いですが、ほかの方に名前を知られてしまう恐れがあります。
病院は継続的に通院する方も多いので、毎回名前を呼ばれるとほかの患者に覚えられてしまうでしょう。知り合いがいれば隠していた病気を知られてしまうかもしれません。
デジタルサイネージによって番号で呼び出せる体制を構築すれば、スタッフが名前を呼ぶことがなくなります。名前を呼ばれるのに抵抗がある患者も安心して通院できるはずです。
待ち時間の負担を軽くできる
病院では、待ち時間を過ごすとき診療や処置に不安を感じてしまいがちです。
デジタルサイネージでは院内の緊張感を緩和させるような音楽や映像を流せます。ヒーリングBGMとともに風景やアートを映し出すコンテンツが良い例です。
幼児向けに病院が怖くなくなるストーリーのキャラクターコンテンツを流すこともできます。
デジタルサイネージで待ち時間の負担を減らせば、病院が苦手な大人・子どもでも通院しやすくなるでしょう。
病院の対策、取り組みがわかり安心できる
健康に関する病院の対策、取り組みを見逃してしまうと、症状が悪化するリスクも高まります。
その点、デジタルサイネージはポスターと違って画面の内容を切り替えられるため、予防接種や花粉症対策、感染症対策、検診などの取り組みを臨機応変に患者に伝えられます。
健康に関する重要な情報を見落としづらくなるだけでなく、病院が患者の健康に対して細かく配慮していることも伝わりやすくなり、患者側としては安心感が高まるでしょう。
利用者が掲示物を探す手間が減る
院内のさまざまな場所に掲示物が貼られていると、自分に必要な情報を探すのが難しくなります。
その点、デジタルサイネージは画像を切り替えたり映像を流したりできるので、1つの画面にたくさんの情報を集約できます。フロアマップや病院案内、外来担当医師案内、会計案内などの情報をタッチ操作で取得できるようにすることも可能です。
院内の掲示情報をデジタルサイネージのコンテンツにまとめれば、患者は必要な情報を探す手間を減らせるでしょう。
病院向けデジタルサイネージの価格
病院向けのデジタルサイネージの価格は、一般的に初期費用は30万円~といわれています。
ただ、病院ではデジタルサイネージを受付システムに組み込んで利用するなど、単純にディスプレイだけを導入するだけでは済まないケースも少なくありません。
システムが複雑になったり、必要な機器が増えたりすれば、導入価格が高くなる可能性も想定されます。
このような背景もあるのか、ほとんどの病院向けデジタルサイネージサービスの価格は非公開とされるケースが多く、詳細は資料請求や見積もりの相談などが必要となっています。
デジタルサイネージのコンテンツは月額制で利用できる視聴サービスが普及しつつあり、1万円~15,000円程度の料金価格で利用することも可能です。
コンテンツを用意するのが負担になるようであれば利用を検討してみるとよいかもしれません。
医療機関に最適なデジタルサイネージは?
病院でデジタルサイネージの持つ効果を十分に発揮させるためには、適切なサイネージ選びが欠かせません。ここでは、病院に最適なデジタルサイネージの選び方を紹介します。
選び方1.大きさ
デジタルサイネージは、明るく綺麗な映像や画像を放映することのできる電子機器です。小規模な病院で利用する場合、目安として30~40インチ程度の大きさが適しています。大規模な病院の場合、さらに大型のデジタルサイネージを検討しましょう。
選び方2.視認性
病院では目の悪い方もいるので、視認性を確保することが重要になります。テレビなどに搭載されている液晶ディスプレイではなく、LEDビジョンを搭載した専用のデジタルサイネージを利用するべきでしょう。
LEDビジョンは、液晶ディスプレイよりも高輝度であり、直射日光が当たるような明るい場所でも十分な視認性を確保できます。
選び方3.設置場所
屋外で病院名や診療料、診療時間などの表示を行う場合は、屋外専用のデジタルサイネージを選びましょう。防塵・防水性能が高く、屋外でも安心して利用できます。
病院におけるデジタルサイネージの導入事例
病院におけるデジタルサイネージの導入事例をご紹介します。
導入事例1:医療法人明和会たまき青空病院/徳島県徳島市
徳島県の医療法人明和会たまき青空病院に野立てLED看板を設置しました。
今回設置した場所は、国道192号に面しており、多くの車両が行き交うため、車両に向けて情報発信を行う目的で、病院入口横に野立てLED看板を設置しました。
導入事例2:たかはし内科クリニック/自由が丘
東京都世田谷区自由が丘にある「たかはし内科クリニック」では、病院の壁面に看板としてデジタルサイネージが導入されました。
たかはし内科クリニックに導入されたデジタルサイネージは、シースルータイプのウィンドウビジョンです。外光を室内に取り込めるようになっており、圧迫感もありません。
デジタルサイネージを病院の院内掲示に活用するときの注意点
病院ではデジタルサイネージを導入することで掲示物を減らせるメリットがありましたが、デジタルサイネージを病院の院内掲示に活用するときには注意点もあります。
医療機関には医療法関係・個別の施設基準関係で、院内での掲示を求められる項目がたくさんありますが、掲示方法によっては認められないケースもあります。
たとえば、スライドショー形式で順次切り替わって表示される掲示方法は基本的に認められていません。スライドショーだとタイミングによっては視聴してもらえないことが理由になっています。
電子掲示板への切り替えは可能ですが、患者から常に見えるように掲示しなければなりません。
デジタルサイネージで病院の院内掲示をするときは、ルール違反にならないように気をつけましょう。少しでも不安があれば厚生局などに問い合わせて、掲示方法に問題がないか確認するのが無難です。
病院にデジタルサイネージを導入するなら「LED TOKYO」
病院では、待合室における情報提供や屋外の看板設置、最新技術のアピールなど、さまざまな用途でデジタルサイネージを活用できます。掲示物の張り替えの手間を省けるほか、診療スケジュールや季節症状の対策なども効率的に発信できます。
LED TOKYOでは、病院にデジタルサイネージを導入した実績があり、病院の規模や予算に応じて最適な製品を案内できます。
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