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貼り紙だらけの待合室をどうにかしたい!医療機関でのデジタルサイネージ導入の効果は?
更新日:2022.04.20
現在では、医療機関でもデジタルサイネージの導入が進んでいます。デジタルサイネージを活用することで、映像や画像を切り替えて様々な情報を施設の利用者や患者に伝えることができます。
今回は、デジタルサイネージを導入することのよるメリットや、サイネージで放映できるコンテンツについて紹介します。
医療機関でデジタルサイネージを導入した際の効果は?
デジタルサイネージというと、広告コンテンツを表示するための媒体としてのイメージが強いかもしれません。
実際には、医療機関(以下、病院)に導入した場合にも様々なメリットがあります。
紙等を利用した「掲示物」の特徴
多くの病院では掲示板が設置されており、施設の営業時間や医療分野における最新の取り組み、また医療機関受診や服薬の際の注意事項、健康に関連した情報などが掲載されています。
紙等に情報を印刷し掲示する方法の場合、古い情報が残り続けてしまう可能性や、利用者のニーズに合わない情報が掲示されているという状況が考えられます。
紙媒体での掲示は、長期間にわたり情報を提供することにある程度適していますが、最新の情報をすばやく提供することには向いていません。
デジタルサイネージの特徴
院内で掲示されている情報をデジタルサイネージにまとめれば、病院の利用者は待合室での時間をより有意義に過ごすことができます。複数貼られた掲示物から、必要な情報を探す手間がなくなります。
デジタルサイネージでは、コンテンツを自由に差し替えることができ、表示する内容や順番をコントロールできます。
デジタルサイネージは予め設定したプログラムに沿って時間帯や曜日ごとに表示する内容を変化させる機能をもっています。時間帯や曜日で患者の属性にある程度まとまりがあるような場合、その層にあわせて提供する情報を変えるといったことができます。
また、年末年始やお盆期間などの休診の期間の告知や、予防接種の案内、花粉症対策の案内など、季節性のある情報の表示もデジタルサイネージの得意とする分野です。
他にも、情報の伝達だけでなく、緊張を緩和させるような音楽や映像を放映できます。病院であれば、何かしら健康に不安を感じている人も多いでしょう。こうした利用者の気持ちを和らげる効果も期待できます。
高機能なデジタルサイネージでは、病院側で用意したコンテンツの他にテレビ番組を同時に配信可能な製品もあります。テレビが流れていることで自然と利用者の目線を集め、その隣に表示される情報にも同時に注意を向けてもらえます。
医療機関に最適なデジタルサイネージは?
デジタルサイネージの持つ効果を十分に発揮させるためには、適切なサイネージ(ディスプレイ)選びが欠かせません。ここでは、目的や予算に応じたサイネージの選び方について紹介します。
小規模な病院の場合
デジタルサイネージは、明るく綺麗な映像や画像を放映することのできる電子機器です。小規模な病院内での利用の場合、30~40インチ程度の大きさのものを選択するべきでしょう。
サイネージとしての性能は、専用に設計された製品が最も優れていますが、購入して設置する場合にはある程度のコストがかかります。こうしたコストを削減する2つの方法があります。
1つ目は、一般的な家庭用液晶テレビに専用の機器を追加することで、サイネージとして利用する方法です。テレビの背面に搭載されているHDMI入力を利用し、映像の配信が可能な機器を接続することで、テレビを簡単にデジタルサイネージとして運用可能です。
2つ目の方法はレンタルです。こちらの場合は初期コストを抑え、専門の業者による行き届いたサポートのもとで運用できるため、安心です。
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比較的大規模な病院の場合
大規模な病院の場合、大型のデジタルサイネージを設置することや、複数のサイネージを導入することで多くの利用者から視認しやすい環境を作りだせます。
この場合、遠くからの高い視認性を確保することが重要になります。テレビなどに搭載されている液晶ディスプレイではなく、LEDビジョンを搭載した専用のデジタルサイネージを利用するべきでしょう。
LEDビジョンは、液晶ディスプレイよりも高輝度かつ高耐久な特徴をもちます。直射日光が当たるような明るい場所でも十分な視認性を確保でき、長期間の利用にも向いています。
また、屋外にサイネージを設置し、病院名や診療科、診療時間などの表示を行う場合もLEDビジョンの利用が推奨されます。防塵防水性能が高く、屋外でも安心して利用できるためです。
こちらの場合もレンタルの製品を利用すれば、導入コストが抑えられるでしょう。
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タッチパネル搭載デジタルサイネージの活用
多くの利用者が同時に視聴ができるデジタルサイネージを病院に設置した場合のメリットについて確認してきました。
デジタルサイネージの中には、タッチパネル搭載のものもあります。タッチパネル式デジタルサイネージはタブレット程度の大きさで、タッチパネルを介して利用者の目的に応じた情報を提供する端末です。
病院でのこれらのデバイスの活用により、問診票の記入の簡略化や、施設内の情報の提供に役立ちます。また利用者が主体的に操作することで、そのニーズをより詳細に判断し、それに合わせた情報やサービスの提供ができます。
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清潔感を演出!医療の展示にもデジタルサイネージ
デジタルサイネージの医療業界での活躍の場は、施設内の設置にとどまりません。業界の最新技術の展示の場である、国際モダンホスピタルショウや学会の機器展示ブースでもデジタルサイネージの活用が進んでいます。
これらのブースでは、LEDビジョンに最新技術の紹介や製品のプロモーション映像を放映し、来場者の注目を集めています。
国際モダンホスピタルショウ2019
「国際モダンホスピタルショウ2019(IMHS2019)」は、一般社団法人日本病院会、一般社団法人日本経営協会が主催する、大規模な展示会です。
LED TOKYOは、「株式会社ヤギコーポレーション」展示ブース内「BEAMS MEDICAL(ビームス メディカル)」エリアに、LEDビジョンを設置しました。
2.97ミリピッチの高精細のLEDパネルを、横3.5メートル×縦2.5メートルのサイズに組み立て、清潔感のあるスタイリッシュな空間を演出しました。
国際モダンホスピタルショウ2019 / BEAMS MEDICAL
学会の場で活躍するデジタルサイネージ
東京国際フォーラムで開催された「日本人工関節学会」の機器展示ブースでも、LED TOKYOのLEDビジョンを採用いただきまいsた。
当日は、大画面に先端技術の映像を表示し、訪れた人々に近未来的な印象を与えました。デジタルサイネージは、最先端で高性能なイメージを表現することも得意としています。
東京国際フォーラム「第48回日本人工関節学会」の機器展示ブースに、LEDビジョンを設置いたしました
医療とデジタルサイネージの相性は抜群!目的にあった機器を導入しよう
デジタルサイネージの医療分野における活用は、待合室での情報提供、屋外での看板としての利用、そして最新技術のアピールと、非常に幅広くなっています。また、医療分野で評価される先進性とデジタルサイネージ、とくにLEDビジョンで再生されるコンテンツのまとう雰囲気は、相性の良い組み合わせといえるでしょう。
デジタルサイネージは、医療に関連した様々な場所で、効率化や情報提供という目的達成に貢献します。
LED TOKYOでは、液晶ディスプレイ、LEDビジョンのそれぞれを搭載したデジタルサイネージの販売、レンタルを行っています。導入先の施設の規模や予算に応じて、最適な案内が可能です。是非お気軽にお問い合せください。

LEDビジョン、液晶ディスプレイの導入、活用事例について配信しています。最新の導入事例や、活用シーンをご案内することで、より多くの方にLEDビジョン・液晶ディスプレイについて身近に感じて頂ける情報を配信しています。