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オフィスサイネージとは?効果や設置場所、導入事例などを紹介!
- 公開日:2020.03.04
- 更新日:2024.07.22
- LEDビジョン
オフィスサイネージは会社や事業所で情報発信を効率化するのに最適です。効果を把握して導入すれば、会社や事業所の生産性を大幅に高められるでしょう。今回は、オフィスサイネージの概要をおさらいしつつ、効果・メリットや設置場所、設置時のポイントなどを解説します。導入事例も紹介しているので、利用イメージを湧かせるのにお役立てください。
この記事の目次
オフィスサイネージとは?
多くの情報を画像や映像を用いて伝えられるデジタルサイネージは社内設置にも向いています。すでに社内向けに導入されるデジタルサイネージはオフィスサイネージと呼ばれるようになっています。
オフィスサイネージは、街中に設置されるデジタルサイネージのように、社外の方に広告・宣伝できるだけでなく、社内メンバーに情報共有することも可能です。
ターゲットにあわせて設置場所、コンテンツ内容を選択すれば、会社の情報発信を効率化できるでしょう。
オフィスにサイネージを設置する効果・メリット
オフィスにサイネージを導入するか迷っている方は、効果やメリットを知ることが判断材料になります。オフィスサイネージが社内にもたらす恩恵を理解すれば、前向きに導入できるはずです。引き続き、オフィスにサイネージを設置する効果やメリットを解説します。
社内共有情報の伝達率を向上
オフィスサイネージは、社内での最新情報や社内ルール、案内、実績などの情報を発信するのに役立ちます。
ネットワーク型のオフィスサイネージであれば、本社から支社にもスムーズに情報を拡散できます。ポスターの掲示よりも圧倒的に伝達率を向上させられるでしょう。
従業員の意識付けやインナーブランディング
オフィスサイネージを自然と目に入る場所に設置すれば、意識付けやインナーブランディングをスムーズに進められます。
たとえば、健康診断の受診に向けた健康管理や、手洗いうがいの風邪予防といった情報を表示することで、社員が健康に気をつけるようになるでしょう。
また、普段意識しない企業理念やビジョン、ミッションなどを表示させれば、全社員が同じ方向に向かって仕事に取り組めるようになるはずです。
社内コミュニケーションの活性化
オフィスサイネージは社内コミュニケーションの活性化に最適です。
たとえば、ほかの部署の活動を紹介するコンテンツを発信したとすれば、部署間で互いの興味が高まり、メンバーの交流につながる可能性があります。
部署間でメンバーが交流するようになれば、コラボレーションによって新たなアイデアが生まれるかもしれません。組織を飛躍させる新たな価値も生まれるでしょう。
お客さまに対してのPR
オフィスサイネージは会社の来客にPRをする手段として活用できます。
受付やエントランスなどに設置して発信すれば、社外の方が待機している時間にじっくり視聴してもらえます。
特に効果を発揮しやすいのがブランドイメージの向上です。
ブランドイメージの向上
オフィスサイネージは、自社情報を発信してブランドイメージを向上させるのに役立ちます。具体的には会社の概要や成り立ち、取り扱う製品、サービスなどを紹介できます。
会社の方向性が変わったときもコンテンツを臨機応変に変更できます。状況にマッチした情報を発信してブランドイメージを調整できるのも安心です。
PCレス従業員への情報提供
会社によっては、事務所ではなく工場や倉庫で作業をする社員がいるため、必ずしも各自がPCを所有できるとは限りません。
オフィスサイネージを作業場所周辺に設置することで、PCレス従業員にも情報提供できるようになります。
情報共有のためにPCを用意する必要もなくなるため、節約効果も期待できるでしょう。
緊急時の情報共有
オフィスではクレームや機器異常など、トラブルが発生することがあります。緊急時に従業員が適切な情報に基づき対処できる環境が重要です。
その点、オフィスサイネージは緊急時の情報共有に活用できます。トラブルなど不測の事態の混乱を回避したり、防災・災害情報を配信して安全に配慮したりすることが可能です。
トラブルなど不測の事態の混乱を回避
オフィスサイネージで会社のトラブルをリアルタイムで表示すれば、関係者が協力して素早く問題に対処してリカバーできます。
また、無関係の社員もトラブルの内容を把握できるようにすることで、予防意識を高めることも可能です。トラブルが多い現場、トラブルシューティングに課題がある会社にとって、オフィスサイネージは心強い存在になるでしょう。
防災・災害情報の配信と安全配慮
災害時は混乱しやすいうえに、通信トラブルも発生することから、情報収集の難易度が高まります。
その点、オフィスサイネージを設置すれば、混乱時でも正しい防災・災害情報を自動で取得して配信できます。避難指示や避難経路を表示させるなどして、社員や顧客に対する安全配慮義務を確実に果たせます。
BCP対策の情報共有
オフィスサイネージはBCP対策の情報共有に最適です。BCP対策は、地震や台風といった自然災害、サイバーテロ、システム障害などが起きても、事業を継続できるようにするための対策を意味します。
オフィスサイネージで緊急時の対応を事前周知しておけば、万が一の事態でも社員が適切に対処しやすくなり、事業の停止を回避できる可能性が高まります。
オフィスサイネージの設置場所
オフィスサイネージは会社や事業所のあらゆる場所に馴染みます。使い道を把握しやすいように具体的な設置場所をご紹介します。
食堂やエレベーター前といった共有スペース
確実に視聴してもらいたいのであれば、待機時間が発生しやすいオフィスの共有スペースへの設置がおすすめです。
食堂に設置すれば食事をしている時間にじっくりと伝達事項を確認してもらえます。エレベーター前に設置すればエレベーターを待っている間に落ち着いて視聴してもらえます。
工場・倉庫
工場や倉庫などで働く作業員は、基本的に座席でパソコンを使うのが難しいです。その点、工場や倉庫にオフィスサイネージを設置しておけば、作業中で手が離せない場合でも必要な情報をスムーズに確認できます。
ヒヤリハット情報などを発信して事故に対する危機意識を高めることも可能です。作業員の安全を確保しやすくなるでしょう。
受付・エントランス
オフィスサイネージは来客を迎える場所でも役立ちます。タッチパネル式を導入すれば、来客に受付手続きを画面で済ませてもらえます。
また、エントランスにウェルカムボードとして設置すれば、あいさつ文や美しい映像などで来客に清々しい印象を与えることも可能です。
そのほか、フロア案内として活用すれば、来客を目的地にスムーズに誘導できます。
居室内
社員が基本的に稼働している居室内に設置すれば、業務に対する姿勢をコントロールできます。たとえば、画面に部署の目標を掲げれば、達成に向けた行動を自然に考えてもらえます。
そのほか、社員の行動や会議の予定などのスケジュールを掲示しておけば、チームの連携もスムーズになるはずです。
会議室に設置して資料の代用
オフィスサイネージは会議室に設置すれば、資料の代用が可能になります。たとえば、接続したパソコンの画面を表示させることで、WebサイトやYouTube動画、パワーポイント、pdfファイルなどを臨機応変に参加者に共有できます。
データを表示すれば紙の資料を用意する必要がありません。印刷の準備やインク代・紙代などを削減できます。
オフィスサイネージ設置時のポイント
オフィスサイネージは正しく設置しないと効果を発揮しにくいです。ここではオフィスサイネージを設置するときのポイントについて解説します。
ターゲット層や視聴者の状態を意識
オフィスサイネージを設置するときは、ターゲット層の状態も意識します。中高年社員、高齢者が多い職場であれば、目が悪い方でも視聴しやすいよう、なるべく大きい画面を検討したほうがよいでしょう。
視聴者の状態についても意識する必要があります。たとえば、待合室や食堂など、座っている利用者が多い場所では、低めの高さに設置します。通路など歩いて移動する場所に設置する場合は、少し高めの位置に設置すると自然と目に入りやすくなります。
コンテンツ内容
オフィスサイネージを設置するときはコンテンツを用意しますが、不要な情報を発信すると費用対効果が下がります。必要なコンテンツを明確にするには、職場の課題を明確にすることが重要です。
たとえば、社員の仕事に対するモチベーションが低ければ、売上の達成率を表示したり、優秀な社員を紹介したりするコンテンツ案が浮かびます。事故が多い現場であれば、事故発生数や注意点を共有するコンテンツがあると望ましいでしょう。
オフィスサイネージの設置が無駄にならないよう、解決したいことを起点にコンテンツ内容を決めましょう。
ディスプレイのサイズや設置方法
一般的に32型~65型程度がオフィスサイネージとして活用されています。会議用途であれば75型~98型も候補となります。
スタンドタイプであれば工事をせずに空いたスペースに自由に設置可能です。壁面や柱へ設置する場合は専用の金具を利用します。地震で落ちないように固定しなければならず、専門業者による対応が必要です。
いずれにせよ社内外の人々がふとしたタイミングで見かけるような場所に設置するのが望ましいです。
オフィスサイネージの導入事例
ここまでの説明でオフィスサイネージの全体像がおわかりいただけたでしょう。さらにオフィスサイネージの利用イメージを湧かせたいのであれば導入事例が参考になります。オフィスサイネージの用途がわかるように導入事例をピックアップしてみました。オフィスサイネージの導入を検討する際の参考にしてみてください。
導入事例1.株式会社ハッピースマイル
株式会社ハッピースマイルは埼玉県さいたま市大宮区に移転した新事務所にオフィスサイネージを導入しました。
広いオフィスでも情報を伝達しやすいように大型ディスプレイを選択しています。会議や講演会などの資料共有も想定されています。細かい情報も拡大できるので、正確に情報を伝達できるでしょう。
使用した製品 | 屋内用LEDビジョン |
ピッチサイズ | 1.8mm |
製品サイズ | W3,600mm×H2,025mm |
画面解像度 | 1,920×1,080p |
導入事例2.東京都港区の事務所ショールーム
東京都港区の事務所ショールームに導入されたオフィスサイネージの事例です。
同事務所では空間の仕切りとなる壁にLEDビジョンを導入しています。画面にはホワイトをベースとした華やかな模様が映し出され、各スペースを美しく彩っています。
会社がオフィスのショールームを見栄えよく紹介したいときに、オフィスサイネージの利用が役立つとわかるでしょう。
使用した製品 | 屋内用LEDビジョン |
ピッチサイズ | 1.95mm |
製品サイズ | W1,500mm×H2,250mm×9面 |
画面解像度 | 769×1,154p |
導入事例3.バックス株式会社
バックス株式会社は東京SRに可動式のオフィスサイネージを設置しました。大型ですが、ビジョンの足元にキャスターが設置されており、移動できます。
画面を分割できるので、使用したいサイズに調整することもできます。臨機応変に使えるのが便利です。
使用した製品 | 屋内用LEDビジョン |
ピッチサイズ | 1.25mm |
製品サイズ | W4,480mm×H2,400mm |
画面解像度 | 3,584×1,920p |
導入事例4.株式会社静岡朝日テレビ
静岡朝日テレビは、1階正面玄関ロビーに超高精細屋内用オフィスサイネージを導入しました。地上波と動画を切り替えできます。
自立型液晶モニター3台とスピーカーといった音響設備も併設されています。
コンテンツに応じて大小のオフィスサイネージを併用すれば、より見やすく情報発信できるでしょう。
使用した製品 | 屋内用LEDビジョン |
ピッチサイズ | 1.95mm |
製品サイズ | W3,000mm×H1,750mm |
画面解像度 | 1,538×897p |
オフィスサイネージを導入するならLED TOKYOに相談
オフィスサイネージは、エントランスや食堂、エレベーター、居室、倉庫など、会社・事業所の至るところで利用できる情報伝達デバイスです。
社内外に向けた情報発信や、情報共有の円滑化を図ることができ、企業のイメージアップや社内環境の改善に役立ちます。
LED TOKYOでは、オフィスサイネージの選定から設置、維持管理、映像制作まで、ワンストップのサービスを提供しています。
会社、事業所に適したオフィスサイネージの導入を検討している方は、ぜひ一度LED TOKYOまでご相談ください。
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