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透過型LEDビジョンとは?特徴や価格も解説
- 公開日:2024.10.01
- 更新日:2024.10.01
- LEDビジョン
透過型LEDビジョンは、通常のLEDビジョンとは大きく異なる特徴により、建物の価値を高めるディスプレイです。通常のLEDビジョンと何が違うのか、特徴が気になっている方も多いでしょう。そこで今回は、透過型LEDビジョンとは何かがわかるよう、特徴やメリット・デメリット、価格などを解説します。透過型LEDビジョンの具体的なおすすめ製品や導入事例も紹介しました。導入を検討するうえでぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
透過型LEDビジョンとは?
透過型LEDビジョンは一般的なLEDビジョンと何が違うのか、イメージが湧かない方もいるでしょう。まずは、透過型LEDビジョンとは何かがわかるように、概要と種類について解説します。
概要
透過型LEDビジョンは、画面が透けて背景まで映り込むディスプレイです。ブラインドカーテンのような格子状の形状をしていて、ディスプレイの隙間から奥の景色が見通せます。
後述するように「視界を遮断しない」「光を通過させられる」「近未来的なデザイン」などの特徴を持っています。通常のディスプレイとは違って施設の内側を見せながら広告・宣伝できるのが画期的です。
たとえば、ディスプレイに施設のブランド名を表示させつつ、内側の家具や機器、内装、雰囲気などを確認してもらえます。
ショールームやショーウィンドウなどでの活用に最適です。透過ディスプレイを導入することで、施設における広告・宣伝の幅が広がります。
種類
透過型LEDビジョンは主にパネルタイプとシート型が存在しています。それぞれの詳細は下記の通りです。
【パネルタイプ】
パネルタイプは、LEDパネル自体に透過性を持たせたLEDビジョンです。横長のワイドタイプや縦長のトールタイプなどに分かれます。
製品やメーカーによって取り付け方はさまざまです。固定して設置する場合はブラケットを使用したり、鉄枠を製作したりします。レンタルの場合はキャビネットごとを連結させることがあり、イベントや空間演出に利用する場合はトラス等で吊り下げて設置することもあります。
【シート型タイプ】
シート型タイプは、透明シート内にLEDを封入したLEDビジョンです。ガラス面に貼るだけで透過ディスプレイを導入できます。
複数のLEDビジョンを1つの画面として使用可能です。大画面を構築してインパクトのある映像を表示させることもできます。
シートといえども映像を流すための受信機は必要です。受信機の部分は透明には見えません。
透過型LEDビジョンの特徴
透過型LEDビジョンの概要と種類をお伝えしました。透過型LEDビジョンがどのような製品なのかイメージが湧いてきたことでしょう。
透過型LEDビジョンをさらに深く理解するのに押さえておきたい特徴もあります。
続いては、透過型LEDビジョンの主な特徴を解説します。
視界を遮断しない
透過型LEDビジョンの特徴は視界を遮断しないことです。
透過型LEDビジョンは、高い透過性を持っており、窓面に設置しても内側からの視界を遮りません。
たとえば、事務所の窓面に設置した場合、外の景色が見えるため、社員が開放的な環境で働けます。病院の窓面に設置した場合も、同様の理由から閉鎖的な空間に見えづらくなり、来院者が安心して通えるでしょう。
内側からだけでなく外側からの視界も遮断しにくくなっています。店舗に導入した場合であれば通行人が店内を見渡せるので、入店のきっかけも得やすいです。
光を通過させられる
透過型LEDビジョンは光を通過させられるのも特徴です。自然光を遮らないので、内側が暗くなりません。
窓面にLEDビジョンを導入したとしても、自然な雰囲気の空間を維持しやすいです。
室内が暗くなりにくいため、照明の明るさを強める必要も減り、節電効果も期待できます。
デジタルサイネージの導入にあたって電気代が気になる方でも導入しやすいでしょう。
近未来的なデザイン
透過型LEDビジョンの特徴として挙げられるのが近未来的なデザインです。
単に建物の外壁にLEDビジョンを設置するのではなく、窓を活かしてLEDビジョンを設置することで、施設を近未来的でスタイリッシュな雰囲気に演出できます。外観の見栄えが良くなるので、内側の空間も魅力的に感じてもらいやすくなるでしょう。
目新しいLEDビジョンは、施設が最新であることをアピールする要素となり、集客効果を高める可能性もあります。近未来的なデザインで施設の価値を高めたい場合や、新しくオープンする施設で新鮮な雰囲気を強調したい場合などに、透過型LEDビジョンは有効な手段となるはずです。
透過型LEDビジョンのメリット
透過型LEDビジョンの特徴を解説しました。透過型LEDビジョンの魅力がわかってきたのではないでしょうか。
透過型LEDビジョンの魅力をさらに理解するために、具体的なメリットが知りたい方もいるでしょう。
続いては、透過型LEDビジョンのメリットについて解説します。
採光しつつコンテンツを表示できる
透過型LEDビジョンは光を通過させられる特徴があるため、採光しつつコンテンツを表示できます。
一般的なデジタルサイネージでは、窓に設置すると室内が暗くなってしまうため、窓への設置は検討しづらいですが、透過型であれば窓ガラスの機能を残して生かせます。採光が阻害されないため、LEDビジョンを建物の外壁に設置するのが難しい場合でも、窓を活用して設置することが可能となります。
設置方法のバリエーションが増えるので、LEDビジョンの導入ハードルを下げられるでしょう。
ショーウィンドウに映像を流せる
一般的なショーウィンドウは、内側の商品を汚れや衝撃などから守る役目を果たします。透過型LEDビジョンをショーウィンドウに導入することで、ショーウィンドウに映像を流せるようになり、宣伝の幅を広げることが可能です。
たとえば、ショーウィンドウに衣類を着用している人々が過ごす何気ない映像を流すことで、視聴者に着用イメージを湧かせられます。オシャレに着こなすモデルの映像によって、視聴者の購買意欲が高まるかもしれません。
車を展示する場合であれば、ディスプレイに燃費消費率の具体的な数字を表示させる使い道もあります。車の外観を見せながら性能まで伝えられるのが便利です。
なお、映像を流さないときは通常のショーウィンドウとして機能するため、内側の商品だけを見てもらうこともできます。商品を見てもらいにくくなるという心配もありません。
建物全体でガラスを用いた演出が可能
ガラス張りの建物の外観に通常のLEDビジョンを導入してしまえば、内側が暗くなってしまう恐れがあります。その点、透過型LEDビジョンであれば光を通せるため、ガラス張りの建物全体を覆って映像を流すことも可能です。
たとえば、ディスプレイに美しい景色を流すなどして、建物全体をおしゃれに演出できます。建物全体に流れる映像は通行人の視界に入りやすく、集客効果も期待できるでしょう。
ガラス張りの建物の価値を高めたい場合にも、透過型LEDビジョンは有力な選択肢となるに違いありません。
簡単に設置できる
透過型LEDビジョンは簡単に設置できる点が魅力です。基本的に軽量なので天吊りで設置しやすく、ほかのLEDビジョンと比較して施工しやすくなっています。
シート型であればガラス面に貼るだけで、透過ディスプレイとして映像を流せるようになります。片面が粘着シートになっている製品があり、工具を使わずに設置することも可能です。
薄くて曲がるフレキシブルシートであれば、曲面ガラスに貼り付けることもできます。
透過型LEDビジョンのデメリット
透過型LEDビジョンのメリットを解説しました。透過型LEDビジョンの利便性がよく理解できたのではないでしょうか。
ただ、透過型LEDビジョンにはメリットだけでなくデメリットもあります。導入してから後悔しないように、デメリットを把握しておくことも重要です。
引き続き、透過型LEDビジョンのデメリットをお伝えします。
一般的なLEDビジョンと比べて高い
透過型LEDビジョンは、光を透過させながら画面の光を維持して映像を伝える必要があり、高輝度を維持するために消費電力が高くなる傾向があります。
特殊な構造で本体価格が高くなってしまう場合もあり、目安として通常のLEDビジョンの2倍近くになるケースもあるようです。
透過型LEDビジョンの導入を検討するときは、一般的な屋外用・屋内用のLEDビジョンと比較して高くなる可能性も想定しておきましょう。
ぼやけて見えることがある
通常のLEDビジョンは、一般的なテレビやデジタルサイネージと同様に、画面の背景が透けて見えません。
その一方で透過型LEDビジョンは、表示する映像が画面の奥の光と混ざって、ぼやけて見える場合もあります。
人によっては、導入後に見え方が気になって後悔する可能性がないとは言い切れません。
念のため導入前に実機を見せてもらい、見え方を確認しておくのが望ましいでしょう。
黒を表現しづらい
近年は、有機ELディスプレイなど、バックライトを使わず完全な黒を表現できる画面製品も登場しています。
その一方で透過型LEDビジョンは、背景が透けて見えることから、夜や暗い場所でなければ黒色を表現するのが難しいです。本体の色が黒色の製品を導入する場合は透過率が低くなってしまいます。
透過型LEDビジョンは、映像表現のクオリティに極限までこだわりたい場合には不向きだといえるでしょう。
メンテナンスしづらい
透過型LEDビジョンのLEDパネルは正面からしか取り外せない構造が多いです。ガラス面に設置する場合は、メンテナンスのしやすさを考慮する必要があります。
工具が不要で誰でも簡単に交換できる製品など、メンテナンスがしやすい製品もあります。
透過型LEDビジョンを導入するときは、製品ごとのメンテナンス性の高さにも着目してみましょう。なお、LEDビジョン会社によってもメンテナンス体制が異なります。スムーズにメンテナンスを行ってくれる会社を選ぶことも重要です。
LEDビジョン会社のメンテナンスサービスの概要やLEDビジョンのメンテナンスを減らすポイントなどについて知りたい方は下記の記事もご覧ください。
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まずは資料ダウンロード >透過型LEDビジョンの価格
透過型LEDビジョンの目安価格として、1,000mm×500mmの屋内用製品が7,000円程度、屋外用製品が11,000円程度となっています。フィルムタイプに関しては、1,000×400mm程度のLEDビジョンがおおよそ20万円で購入できる事例も見受けられました。
透過型LEDビジョンも一般的なLEDビジョンと同様に設置サイズや要件などによって価格が変わってきます。
透過型LEDビジョンを導入する際は、基本的にヒアリングや現地調査などをしたうえで、最終的な見積もり金額を提示してもらう流れです。
そのため、透過型LEDビジョンの価格は、提供事業者が非公開としているケースも珍しくありません。
いずれにせよ導入環境によって価格が変わってくるので、費用相場について詳細を知りたい場合は、提供事業者に問い合わせてみましょう。
透過型LEDビジョンの価格を抑えるポイント
透過型LEDビジョンの価格を抑えるポイントは、透過型LEDビジョンの導入実績が豊富なLEDビジョン会社に相談することです。
実績豊富なLEDビジョン会社は、コストパフォーマンスを高めるノウハウも蓄積しており、透過型LEDビジョンのコスト削減の要望にも柔軟に対応してくれる可能性が高くなります。
各社の公式ホームページの事例などから、透過型LEDビジョンの導入実績をチェックして、気になる会社があれば、安く見積もりしてもらえないか相談してみましょう。「会社名 透過型LEDビジョン」「会社名 透過型ディスプレイ」などで検索すると、透過型LEDビジョンに強い会社を効率的に見つけられるので、試してみてください。
なお、透過型LEDビジョンにこだわらなければ、通常の屋内・屋外用LEDビジョンのほうが価格を抑えられる可能性もあります。コストを少しでも削減したい場合は、通常の屋内・屋外用のLEDビジョンも検討してみるとよいでしょう。
LEDビジョンの購入価格については下記の記事で簡単に確認できるので参考にしてみてください。
LED TOKYOの透過型LEDビジョン
透過型LEDビジョンに興味が湧き、具体的な製品が気になった方もいるでしょう。
参考に透過型LEDビジョンのおすすめ製品として、LED TOKYOが取り扱っているウィンドウビジョンをご紹介します。
LED TOKYOの「ウィンドウビジョン」は、外光を遮らない、薄型、軽量、シースルータイプのスタイリッシュな透過型LEDビジョンです。最大90%を超える高い透過度を誇り、内側からは外が見えるため空間演出に最適です。既存の窓面をそのままご活用いただけます。
幅1m×高さ1mの正方形でも設置できるため、小さな窓面を活かしてポスターの代わりに設置することも可能です。部屋が暗くなったり圧迫感を感じたりすることもありません。内側から外側がどのように見えるのかを体感してみたい方は、ショールームで実機を展示しているので、日程調整のうえご来場ください。
透過型LEDビジョンの導入事例
透過型LEDビジョンを導入するならLED TOKYOに相談
今回は、透過型LEDビジョンの特徴やメリット・デメリット、価格、導入事例などを解説しました。
透過型LEDビジョンは、画面が透けて背景まで映り込むディスプレイであり、内側を見せながら広告・宣伝できます。光を通す仕様のため、窓枠に設置しても内側が暗くなりません。内側から外の景色も見えるため、圧迫感も生じにくいです。
透過型LEDビジョンは、一般的なLEDビジョンよりも価格が高くなってしまうことがあります。導入実績が豊富なLEDビジョン会社に相談して、コストパフォーマンスの高い製品を提案してもらうことが重要です。
LED TOKYOは数多くの施設・建物に透過型LEDビジョンを導入してきました。これまで培ったノウハウを生かして、可能な限りコストを抑えられるように、透過型LEDビジョンの導入を提案できます。透過型LEDビジョンを導入するならぜひ一度LED TOKYOにご相談ください。
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是非お気軽にLED TOKYOまでご連絡ください。
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