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東京都のデジタルサイネージ

東京都のデジタルサイネージ │ 観光案内・多言語表示・災害情報発信

  • 公開日:2020.03.11
  • 更新日:2024.10.09
  • LEDビジョン

東京都内は、国内外問わず多くの観光客が訪れる地域となっています。

都内の複雑な交通網や道路状況に対応した情報を検索することは、観光客にとっては特にハードルが高いものです。

こうした人々に対してわかりやすく情報を提供し、目的地へ誘導するためにデジタルサイネージが活躍しています。

また、デジタルサイネージは観光客への情報提供だけでなく、災害時の情報提供にも役立ちます。

この記事では、東京都でデジタルサイネージがどのように活用されているかについて解説していきます。

東京都では観光案内にデジタルサイネージが導入されている

東京都内では、現在都内の主要駅周辺の路上を中心にデジタルサイネージが設置されています。

ここでは、観光案内コンテンツの表示を行っているサイネージのもつ特徴を順に紹介します。

画面構成と表示内容

東京都および公益財団法人東京観光財団が設置を行っている高機能型観光案内標識は、左右に分割された2つのタッチパネル型デジタルサイネージから構成されています。

サイネージ上部には、最寄りの駅の名前や方向が簡単に示されており、遠くからでも案内板としての機能を果たします。

右側の画面には常時地図が表示されており、その地図をスマートフォンやタブレットと同じように指で操作できます。

左側の画面は観光名所などのプロモーション映像を流し、東京の雰囲気を観光客へわかりやすく示すことに役立っています。タッチすることで地図に切り替わり、左右2つの画面を別の利用者が同時に操作できます。

ユーザーと双方向で操作が可能なインタラクティブ型サイネージ | 特徴と使用用途を紹介

また、左右の画面の間には、Wi-Fiスポットの案内やサイネージ上に表示されている情報を利用者のスマートフォンに転送できるシステムも設置されています。

NFC(近距離無線通信規格)を利用することで、対応しているスマートフォンをサイネージにかざすだけで情報の転送ができます。また、QRコードの読み取りを行うことでも、同様の情報を手に入れることができます。

これらの機能により、サイネージ上に表示されているものと同様の情報を、移動した先でもスマートフォン経由で得ることができるシステムとなっています。

デジタルサイネージの設置箇所はまだ限られているため、スマートフォンとの連携は利用者の利便性向上に貢献しているといえます。

デジタルサイネージで得ることのできる情報

これらのデジタルサイネージでは、観光客をはじめ、初めて東京を訪れた人に役立つ情報を中心に収録しています。

観光スポットに関する情報や、経路の表示はもちろん、飲食店や免税店などの購買スポットの表示も可能です。その他、トイレやコインロッカー、両替所、観光案内所の場所もわかりやすく表示できます。

また、交通機関や移動手段に関する情報も豊富に提供しており、駅やバス停、タクシー乗り場なども利用者の行き先に応じて表示できます。アナログの地図でもこれらの情報を提供することは可能ですが、視認性や情報の変更しやすさといった観点からデジタルサイネージの方が便利だと言えます。

地図の拡大縮小や移動にも対応しており、目的とする場所の発見が容易になります。また、既存の地図は表示する情報を取捨選択できませんが、サイネージであればタッチ一つで欲しい情報のみを選択して表示できます。例えば、飲食店についての情報が必要であれば、その他の不要な情報が排除され、目的とする情報に集中できます。

また反対に、より詳細な情報の提供も行うことができます。選択した飲食店に関する営業時間、経路や所要時間に関する情報を利用者の選択に応じて提供できます。これらの機能は既存のアナログの地図では実現不可能なものです。

これらのデジタルサイネージはインターネットにも接続しているため、リアルタイム性の高い情報の提供も可能です。例えば、経路を表示する際に実際の列車の運行情報に照らし合わせて最適な情報を表示できます。

サイネージの導入場所

現在は東京オリンピックを控えていることもあり、各所で観光案内用デジタルサイネージの導入が進んでいます

臨海副都心地域、秋葉原、東京駅周辺、六本木、浅草上野、新宿、銀座など特に多くの利用者が想定される地域を中心に展開されています。

これまで紹介した路上に設置されるデジタルサイネージの他に、屋内の施設用の製品も導入が進んでいます。こちらも提供できる情報は屋外用のものと同様ですが、比較的小型のタッチパネルで操作する仕様となっています。駅やショッピングモールなど屋内での利用者が多いと予想される場所への設置が想定されています。

多言語表示もスッキリと見やすい

日本には日々多くの外国人観光客が訪れており、利用者の国籍や話す言語は様々です。

都内の観光案内用デジタルサイネージでは、主要な言語として、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語の5つに対応しています。

駅や空港で見かけるアナログの看板では、複数の言語が所狭しに併記されています。

一方で、デジタルサイネージの場合には表示されるすべての内容をタッチ一つで切り替えることができるため、高い視認性とともに情報を提供できます。

現在では主要5ヶ国語のみに対応していますが、今後はフランス語やスペイン語などへの対応も必要になってくるでしょう。

東京都ではデジタルサイネージで災害情報の発信を開始

東京都では、高機能型観光案内用デジタルサイネージの用途を観光に限定せず、災害時にも利用できるよう設計しています。

震度6弱以上の地震が発生した際に、多言語での震災情報と、NHKの放送を2つの画面にそれぞれ放映するように切り替わります。

表示される予定の情報として避難場所や、安全のための行動の指示などが想定されています。

これらのデジタルサイネージはもともと人通りの多い場所に設置されているため、パニックの抑制のためにも正確な情報を提供する場として機能することは非常に有益だといえます。

また、内蔵されているバッテリーにより、電源が途絶えた状態でもサイネージを一時間稼働できる電力を備えています。

デジタルサイネージは東京都の街づくりでも重要な役割を担っている

観光用のデジタルサイネージは、多くの国々の利用者を想定して多言語で有用な情報の提供を行っています。また、災害時にはすべての人々が必要とする情報を提供する場としての機能を提供できます。

また、特に屋外用サイネージは明るく目立つため、宣伝効果も高くなります。公共性の高い情報の提供はもちろん、広告や宣伝を行う媒体としても高い効果を発揮します。

LED TOKYOでは、デジタルサイネージの販売、レンタル、リースを行っています。屋内用、屋外用をはじめとし、LEDウィンドウビジョン、床用LEDなども取り扱っております。

場所を問わずに設置でき、高い宣伝効果をもたらすデジタルサイネージの導入をご検討中の方は、是非LED TOKYOまでご連絡ください。

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東京都のデジタルサイネージ │ 観光案内・多言語表示・災害情報発信
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東京都のデジタルサイネージ │ 観光案内・多言語表示・災害情報発信
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人々に対してわかりやすく情報を提供し、目的地へ誘導するためにデジタルサイネージが活躍しています。また、デジタルサイネージは観光客への情報提供だけでなく、災害時の情報提供にも役立ちます。この記事では、東京都でデジタルサイネージがどのように活用されているかについて解説していきます。
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LED TOKYO

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