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デジタルサイネージを購入するメリットや選び方を解説! 費用を抑えるポイントは?
- 公開日:2020.04.23
- 更新日:2024.11.15
- LEDビジョン
デジタルサイネージが事業に役立つか判断できず、購入するか迷っている方も多いでしょう。仮に購入する場合、どのような製品を選ぶべきか悩みがちです。今回は、デジタルサイネージを購入するメリットや選び方などを解説します。費用を抑えるポイントにも触れているので、購入をためらったときもぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
デジタルサイネージを購入するメリット
早速、デジタルサイネージを購入するメリットから解説します。
費用、工数の削減
デジタルサイネージは、コンテンツのデータを差し替えるだけで画面の内容を変更できます。ポスターや看板のように張り替えやデザインの変更などの手間がかかりません。購入すれば工数の削減により人件費や改修費なども削減できます。
デジタルサイネージは動画を流せる
デジタルサイネージは静止画だけでなく音声付きの動画を流せます。周囲の人々が画面の存在に気づきやすくなるため、広告や宣伝の効果が高まりやすいです。静止画を固定して表示するより伝えられる情報も増やせます。
動画のデータ形式については下記の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
配信コンテンツを素早く差し替え可能
配信コンテンツを素早く差し替えられるのもデジタルサイネージのメリットです。期間限定キャンペーンの開始に応じて対応するコンテンツをすぐに放映できます。広告や宣伝の遅れによる売上の損失を回避できます。
デジタルサイネージ購入の際に考えること
考えなしでデジタルサイネージを購入してしまうと導入効果が薄れたり、トラブルが起きたりすることもあります。反対に考えを巡らしておくと購入もスムーズになります。デジタルサイネージを購入する際には考えることについて解説します。
デジタルサイネージの大きさ
デジタルサイネージは、いろいろな場所や目的に対応できるように大小様々な形が用意されています。デジタルサイネージを購入するときは、設置場所とターゲットの状況に応じてサイズを考えることが大切です。
たとえば、通勤中に交差点で歩いている状況や車で道路を走っている状況などであれば、大きいサイズのほうが自然と視界に入りやすくなります。売り場などで商品情報を確認する状況なら小さいサイズのほうが画面は粗く見えづらいでしょう。
置き型か掛け型か
デジタルサイネージを置くスペースに余裕があれば置き型を検討できます。臨機応変に移動させられるので、視聴しやすい場所に位置を調整できるほか、不要なときに別のスペースに隠せるのが便利です。
スペースに余裕がない場合は掛け型の購入がおすすめです。壁などに設置できれば、大画面でも通行人の妨げにならず、効率的に情報を発信できます。
設置場所が屋内か屋外か
デジタルサイネージを設置する場所は大まかに屋内と屋外に分かれます。屋内に設置するのであれば近距離で視聴されるので、画面の粗さが目立たない製品を購入する必要があります。
屋外に設置する場合は天候や野外環境の影響を受けるため、防水性能・防塵性能の高い製品を購入するのが前提です。通常の雨だけでなく、台風に耐えられることも確認しましょう。
また、昼間でも見やすいように輝度が高いディスプレイを購入する必要もあります。民間用のテレビの3〜4倍の明るさくらいだと視認性が良好です。
建物のサイズや条例等の確認も
デジタルサイネージを購入するときは建物のサイズも確認が必要です。たとえば、窓面に設置するウィンドウビジョンであれば、窓枠のサイズを確認しておくことで専門業者とスムーズに打ち合わせできるでしょう。
また、デジタルサイネージを購入するにあたって条例等の確認も必要です。一般的に屋外広告は、景観の維持や公衆に対する危害防止の観点から条例で規制されています。デジタルサイネージも屋外広告に含まれるため、ルールを順守しなければなりません。
自治体だけでなく観光地や商店街ごとに独自のルールが設けられることもあります。設置場所のルールを確認したうえでデジタルサイネージを購入しましょう。
特殊加工の必要性の有無
防水性能・防塵性能が高いデジタルサイネージでも特殊な環境だと耐えられない恐れがあります。
塩害地域に導入する場合はさびに強い塗装が必要です。寒冷地に導入する場合は防水耐性だけでなく氷結耐性まで有している必要があります。
特殊な環境に導入する場合は、購入前に特殊加工の必要性について確認しましょう。
デジタルサイネージを購入するときの選び方
デジタルサイネージの購入を成功させるためには選び方の基準を把握しておくことが重要です。デジタルサイネージの購入にあたって押さえておくべき選び方の基準を解説します。
基準①大きさ
デジタルサイネージを選ぶときにサイズ区分を把握しておくと、目的や導入環境に合致した製品を判別しやすくなります。デジタルサイネージの大きさは主に3種類に区分できます。
小型サイネージ
小型サイネージのサイズは、おおよそ10〜20インチ(約25.4〜50.8cm)で、パソコンモニターと同程度の大きさです。フロアサインや卓上ポップ、商品棚の電子ポップなどとして使いたいときに便利です。
タッチパネル式の製品も多く、利用者が自ら操作して情報を取得するのにも適しています。案内業務を自動化したい場合に選ぶと役立つでしょう。
中型サイネージ
中型サイネージのサイズは、おおよそ30〜40インチ(約76〜101.5cm)で、テレビと同程度の大きさです。駅構内で柱に設置するのに適しているなど、通りすがりの歩行者への広告や宣伝に使用されます。
立て看板のように自立させられる製品も多く、飲食店でのメニュー案内、オフィスでの会社案内、ショッピングモールでのポップ案内などに選ぶと最適です。
大型サイネージ
大型サイネージのサイズは、おおよそ100〜200インチ(約254~508cm)です。建物の外壁や屋上に設置されたり、舞台やコンサートの舞台背景として用いられたりします。大通りで運転している車から見えるよう、野外看板用に選ぶことも可能です。
音声を組み合わせれば、人通りの多い場所で人目を引く演出をすることもできます。店舗の入り口の上に巨大画面を設置すれば集客効果も高まるでしょう。
基準②種類
デジタルサイネージは、動画コンテンツを配信する仕組みによって、大きく2つの種類に分けられます。スタンドアロン型とネットワーク配信型についてご紹介します。
スタンドアロン型デジタルサイネージ
スタンドアロン型デジタルサイネージは、ネット環境に繋がっていない状態で情報を配信するタイプです。
USBなどに専用フォルダを作成して、配信する静止画や動画のコンテンツを入れ、直接端末に接続することで再生できます。運用台数やコンテンツの更新頻度が少ない場合に選ぶと最適です。
離れた拠点で操作できませんが、リモコンで電源のオン・オフや音量の調整といった操作に対応することは可能です。
ネットワーク配信型デジタルサイネージ
ネットワーク配信型デジタルサイネージは、自社のサーバーとディスプレイをネットワークで接続するタイプです。USBなどは不要で、自社のサーバーから配信するコンテンツを管理できます。YouTubeのコンテンツをそのまま流すことも可能です。運用台数やコンテンツの更新頻度が多い場合に選ぶとよいでしょう。
最近ではスマートフォンとも連動できる製品も登場しました。画面ミラーリングによってスマホと同じ画面を映せるなど、使い道が広がっています。
デジタルサイネージの購入時・購入後の費用は?
デジタルサイネージを購入するときに気になるのが購入時の費用と購入後の費用です。購入の判断材料として導入費用と運用費用について解説します。
デジタルサイネージの導入費用
まずは、デジタルサイネージの導入費用の概要をご紹介します。
ディスプレイとスタンドの費用
デジタルサイネージを購入するときにはディスプレイ本体に費用がかかります。スタンドアロン型やネットワーク配信型などの種類によって金額が変わる傾向です。気軽に移動させたい場合はキャスター付きのスタンドなどを購入する必要もあります。
記憶媒体やSTBなどの備品費用
スタンドアロン型であれば、コンテンツをディスプレイに映すために、USBメモリやSDカードといった記憶媒体を購入する必要があります。ネットワーク配信型であれば、コンテンツを受信して放映できるSTBや、コンテンツをすべてのデバイスに一斉配信できるCMSなどの費用が発生します。
設置やコンテンツ制作の費用も
デジタルサイネージを導入するときは設置費用が発生します。設置場所や取付方法の難易度が高いと費用も増える傾向です。オリジナルコンテンツを放映する場合は制作費用も発生します。自作であればコストを抑えられますが、トップクリエイターに依頼する場合は高額になります。
デジタルサイネージの運用費用
デジタルサイネージの購入後には運用費用も発生します。続いて運用費用の概要をご紹介します。
電気代やサポートなどの維持費用
デジタルサイネージはアナログ看板やポスターと違って電気を供給する機器であり、運用中に電気代が発生します。費用は屋内用や屋外用などによって変わる傾向です。
ネットワーク配信型であれば、インターネット経由でコンテンツを管理・配信するときのサーバー代や回線費用も発生します。
そのほか、携帯を購入するときなどと同様、機器トラブルに対応してもらえるよう、保証料の支払いも発生します。
デジタルサイネージの費用に関しては、電気代のシミュレーションも含めて下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
デジタルサイネージの費用を抑えるためには
デジタルサイネージの購入にあたり、さまざまな費用が発生することがおわかりいただけたでしょう。導入のハードルが高く感じてしまった方もいるかもしれませんが、費用を抑える方法もあります。デジタルサイネージの費用を抑える方法を解説します。
適切な製品を選んで購入する
一般的にサイズが大きくて解像度が高い製品は高額になりがちです。視認距離によっては、サイズが小さくて解像度が低くても、映像が美しく見える場合もあります。導入環境に適したサイズや解像度の製品を選ぶことで、無駄な購入費用を抑えられます。
コンテンツ等を内製して導入費用をカット
制作会社にコンテンツ等の作成を依頼すると費用が高額になる場合があります。高いと感じる場合は、PowerPointのようなプレゼンソフトで内製を検討してみましょう。身近なソフトなので、映像制作の経験がないメンバーでも、コンテンツを制作できる可能性があります。無料で使えるため、外注コストを削減するのに最適です。
購入ではなくレンタルを検討する
イベントやキャンペーンなど、一時的な目的にデジタルサイネージを購入する場合、その後の利用頻度が低ければコストパフォーマンスが低くなります。レンタルであれば必要な期間だけ導入できるので、無駄な費用が発生しません。長く使用する可能性が低ければ、購入ではなくレンタルを検討するのが現実的です。
プロに相談する
デジタルサイネージの購入費用を抑えるにはプロに相談することが重要です。デジタルサイネージの専門家であれば、製品の種類やサイズ、設置場所、業種、気候、法規制といったあらゆる観点から、費用を抑えるために最適な購入案を提示できます。購入を検討するときはデジタルサイネージ会社のホームページから問い合わせをしてみましょう。
デジタルサイネージを購入するならLED TOKYOに相談
今回は、デジタルサイネージの購入を検討している方に向けて、デジタルサイネージを購入するメリットや選び方などを解説しました。導入環境によっては、さらに細かい観点から製品を選ぶ必要もあります。より詳しい選び方について知りたい場合は専門家に相談してみましょう。
LED TOKYOは、常設サイネージに関してトップクラスの導入面積シェアを誇るデジタルサイネージのプロ集団です。選定から設置、映像制作、運用管理、保守まで最適なソリューションをワンストップでご提案いたします。デジタルサイネージの購入に迷っている方はぜひご相談ください。
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