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デジタルサイネージの電気代は?ランニングコスト・初期費用まで徹底解説

  • 公開日:2020.03.12
  • 更新日:2024.01.25
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デジタルサイネージは、LEDビジョンや液晶ディスプレイなどを用いて、広告や案内などさまざまな情報を発信できるメディアです。

鮮明な映像で多くの通行人の目をひくデジタルサイネージは、従来からの看板やポスターと比較した場合より多くの集客力や発信力が期待できます。

ただし、導入の際には初期費用が発生するほか、ランニングコストとして電気代をはじめとする費用がかかるため、予算との兼ね合いに注意する必要があります。

今回は、デジタルサイネージを運用する際に必要となる各種費用について解説します。

デジタルサイネージの電気代

デジタルサイネージのランニングコストとして、必ず発生するのが電気代です。屋内用か屋外用かによって、またデジタルサイネージ自体の性能によって消費電力は異なります。

ここでは、デジタルサイネージの利用にかかる平均的な電気代を紹介します。

電気代の計算方法を解説

多くの場合、電気代は「電気の消費量」×「電気の単価」で計算します。電気の消費量は「W(ワット)」という単位で表します。

また、電気の単価は1時間に1,000Wを消費する「1kWh」という単位で定められていることが多いため、デジタルサイネージが1時間あたり何W消費するかが分かれば、運用時間ごとの電気代を算出できます。

屋内用と屋外用、それぞれの電気代は?

ここでは、一般的なデジタルサイネージを想定して電気代を計算します。また、電気代の単価は一般的な1kWhあたり27円と仮定します。

まずは屋内用デジタルサイネージの電気代を見てみます。大きさ50インチ・消費電力120Wのデジタルサイネージを1日8時間・月30日にわたり運用した場合、電気の消費量は120W(=0.12kW)×8時間×30日で28.8kWhです。また、1kWhあたりの単価を27円と仮定すると、月の電気代は約778円となります。

次に、屋外用デジタルサイネージの電気代を見てみます。大きさ50インチ・消費電力260Wのデジタルサイネージを1日8時間・月30日にわたり運用した場合、電気の消費量は260W(=0.26kW)×8時間×30日で62.4kWhです。屋内用と同様に1kWhあたりの単価を27円と仮定すると、月の電気代は約1,685円となります。

屋外用デジタルサイネージは、屋内用デジタルサイネージと比べて電気代が高くなりがちです。これは、直射日光に照らされる日中でも安定した視認性を確保するために、屋内用デジタルサイネージより高い輝度が必要であるためです。

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その他ランニングコスト

ここまでは電気代について解説しましたが、デジタルサイネージを運用する上では他にもインターネット通信料やCMS利用料が発生することもあります。

ここでは、電気代以外に発生する可能性のあるランニングコストについて解説します。

インターネット通信料

多くのデジタルサイネージはSTB(セットトップボックス)という機器を設置することで、インターネット経由で配信データを取得できます。インターネットの利用には通信料がかかりますが、一般的な光回線で月額5,000円から8,000円程度です。

インターネットは同じ建物であれば複数のデジタルサイネージや他のパソコンと共有できる場合もあるため、デジタルサイネージ単体で月々5,000円から8,000円程度のインターネット通信料を必要とすることは稀だと言えるでしょう。また、近頃は格安SIMの登場により月額1,000円程度でインターネット通信を賄うことも可能となっています。

CMS利用料、保守費用

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は、複数台のデジタルサイネージを一度に管理したり、配信するコンテンツの順序を指定するシステムです。多くのCMSは月額制を採用しており、月額4,000円から10,000円程度で利用できます。

また、デジタルサイネージの保守点検を依頼する場合、1面ごとにおおむね月額3,000円から25,000円程度の費用が発生します。ただし業者によってはCMS利用料もこの中に含まれている場合があるため、業者選びの際には確認すると良いでしょう。

導入の際の初期費用

ここまではデジタルサイネージを運用する際に発生する各種ランニングコストについて解説しました。

最後に、実際にデジタルサイネージを導入する際に発生する初期費用についても紹介します。

デジタルサイネージ本体の費用

デジタルサイネージには大きく分けて屋内用と屋外用の2種類が存在します。屋外用デジタルサイネージは屋内用デジタルサイネージより輝度が高く、防水・防塵などの機能が搭載されている場合が多いため、価格は高くなりがちです。

一般的には屋内用デジタルサイネージで10万円程度から、屋外用デジタルサイネージで40万円程度からが相場となっていますが、ディスプレイ部分の大きさや機能の多少により価格は異なります。

設置工事の費用

屋内にデジタルサイネージを設置する場合、デジタルサイネージ用のスタンドを設置するだけの工事であれば10万円以下に納まる場合もあります。しかし、天井からデジタルサイネージを吊したり、壁にデジタルサイネージを埋め込む場合は相応の費用が必要です。

また、屋外にデジタルサイネージを設置する場合、建物の外壁を工事するとなると数百万程度の費用がかかる場合もあります。事前に見積もりを依頼し、予算の範囲内に収まるかどうか確認することが大切です。

デジタルサイネージの価格 │ 導入費用・ディスプレイ区分・屋内と屋外・レンタルの場合・ランニングコストにも注意

初期費用が心配ならレンタルを

デジタルサイネージを導入する際には、初期費用とランニングコストの2種類を計算し、予算に合った運用を実施することが重要です。一方、デジタルサイネージの使い勝手や効果を測定したいという場合には、レンタルサービスを依頼することも可能です。

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LED TOKYOでは、デジタルサイネージの販売とレンタルをどちらも承っています。デジタルサイネージの導入、再生するコンテンツの制作、導入後の保守管理までを総合的にサポートする体制が整っているため、LED TOKYOのデジタルサイネージは多くの現場で活用されています。

デジタルサイネージの導入はLED TOKYOにご相談ください。

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デジタルサイネージの電気代は?ランニングコスト・初期費用まで徹底解説
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デジタルサイネージの電気代は?ランニングコスト・初期費用まで徹底解説
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鮮明な映像で多くの通行人の目をひくデジタルサイネージを運用する際に必要となる各種費用について解説します。
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