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飲食店にデジタルサイネージを導入するメリットは?活用例や事例も交えて解説!
- 公開日:2020.03.03
- 更新日:2024.09.18
- LEDビジョン
デジタルサイネージを導入する飲食店が増えてきています。時代に乗り遅れないよう、飲食店にデジタルサイネージを導入すべきか迷っている方もいるでしょう。今回は、飲食店におけるデジタルサイネージの使用例、メリット・デメリットなどを解説します。導入事例も紹介しているので、利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
飲食店におけるデジタルサイネージの使用例とコンテンツ例
飲食店でデジタルサイネージが役立ちそうに思えるけれど、具体的にどのような使い道があるのかイメージが湧かない方もいるでしょう。
使用例やコンテンツ例を知っておくと必要なデジタルサイネージが思い浮かびやすくなり、導入も成功しやすくなります。
まずは、飲食店におけるデジタルサイネージの使用例とコンテンツ例からご紹介します。
デジタルメニューボードとしての利用
飲食店ではデジタルサイネージをデジタルメニューボードとして利用するケースが多くなっています。いわゆるメニューサイネージであり、メニュー表の代替機器として商品の名前や価格、写真などを表示させるコンテンツが一般的です。
一般的にはレジの頭上やレジスタッフの後ろの壁などに設置されます。来店者はレジに並びながら注文するメニューを決められるので、待機時間が無駄にならず効率的です。
連結して商品のイメージをダイナミックに宣伝することもできます。レイアウト次第で購買意欲を高めることもできるでしょう。
メニューサイネージの概要やメリット、導入事例などは下記の記事で詳細をチェックしてみてください。
新商品や時間帯別の商品、季節限定商品のPR
飲食店では定番メニューのほかに新商品を提供するのが一般的です。新商品のPRとデジタルサイネージは相性が良いです。
新商品は来店者からの目を引きやすい商品ですが、販売開始の度に宣伝の準備をしなければなりません。デジタルサイネージであればコンテンツを作成してアップするだけでスムーズに宣伝できます。
デジタルサイネージはスケジュール配信もできるので、特定の時間帯や月、シーズンなどに計画的に放映することも可能です。時間帯別の商品や季節限定商品の宣伝にも役立ちます。
たとえば、夕方の時間帯になったらディナーメニューのコンテンツ、夏になったら爽やかなアイスメニューのコンテンツなどを放映するという使い方ができます。
来店者のニーズを見越して計画的に放映していけば、売上を高めやすくなるでしょう。
料理へのこだわりや企業のブランディング動画
デジタルサイネージはメニュー表としての利用だけでなく、料理へのこだわりを伝えるのにも最適です。
たとえば、料理人にメニューに対する思いや調理のポイントなどを語ってもらうコンテンツを放映できます。商品名や画像だけではわからない魅力を来店者に伝えることで注文が入りやすくなるでしょう。
デジタルサイネージは料理の宣伝以外に企業のブランディングに活用することも可能です。
飢餓の撲滅といった経営理念を伝えるコンテンツを放映すれば、来店者が企業に共感して応援する可能性があります。食品安全保証の方針を伝えるコンテンツを放映すれば、安心して食事をしてもらえるでしょう。
混雑時の待ち時間表示
人気のある飲食店では混雑が生じてしまいがちですが、デジタルサイネージを設置することで待機時間を表示させ、来店客に状況を瞬時に伝えられます。
レストランやカフェがたくさんある飲食施設では、空席表示や待ち時間をリアルタイムに一覧表示するコンテンツが利用されることもあります。飲食店の混雑状況はカメラ画像をAIで解析することなどによって判定される仕組みです。時間だけでなく「空席あり」「混雑中」「待ち列あり」などのように表示させることもできます。
混雑状況を表示することで、来店者が待機によるストレスを回避しやすくなるほか、スタッフも混雑状況を随時伝える必要もなくなります。店舗のオペレーションが効率的になるでしょう。
セルフオーダーの端末
飲食店におけるデジタルサイネージの使用例としてセルフオーダー端末が挙げられます。
具体的にはタッチパネル型のデジタルサイネージの導入により、来店者がタッチ操作でメニューを注文できる環境を実現できます。寿司チェーン店における寿司メニューをカテゴリ別に表示させるコンテンツがよい例でしょう。
セルフオーダー端末がない飲食店では、注文したいメニューが決まり次第、来店者が店員に呼びかけます。そのとき、店員が呼びかけに気づかないとストレスが生じがちです。スタッフとしては呼びかけられるたびに注文を受け付け・復唱しなければなりません。
タッチパネル型のデジタルサイネージを卓上に配置すれば注文の受付を自動化できます。来店者のストレスがなくなるだけでなく、業務の負担や人件費を削減することも可能です。
デジタルサイネージを飲食店に導入するメリット
飲食店におけるデジタルサイネージの使用例とコンテンツ例についてご紹介しました。デジタルサイネージの使い道がわかり、飲食店への導入を検討しやすくなったのではないでしょうか。
飲食店への導入を検討するうえでメリットも判断材料となります。
引き続き、デジタルサイネージを飲食店に導入するメリットを解説します。
おすすめメニュー訴求による売上アップ
飲食店では、おすすめメニューを来店者にアピールして売上を高めるのが一般的です。デジタルサイネージはおすすめメニューを紹介するうえで都合のよい特徴を有しています。
すでにお伝えした通り計画的なコンテンツ放映が可能なので、季節限定料理を適切なタイミングでおすすめできます。宣伝の準備が遅れて売上が低下するという事態を回避しやすいです。紙媒体のメニュー表やアナログ看板だとメニューの切り替えが遅れて、旬を過ぎたメニューが宣伝される場合もありますが、デジタルサイネージであれば無駄な宣伝も減らせます。
利益率が高いメニューについて、おいしく見える画像や映像を表示させて、さらに売上を高めることもできます。テキストや写真だけでなく音声も流せるので、調理音を流して食欲をかきたてるというアイデアも検討可能です。
メニューや看板の切り替えの手間を削減
飲食店では、従来から紙媒体でのメニュー表が活用されています。ただ、メニュー表をセットするには小型スタンドやカバー、看板なども用意しなければなりません。いずれのパターンでもメニューを更新するたびに差し替えなくてはならず面倒です。
その点、デジタルサイネージは導入するだけで簡単にメニュー表示を切り替えられる運用体制を実現できます。紙や看板の汚れ、劣化を気にしなくて済むだけでなく、ネットワーク通信によって素早くコンテンツを更新可能です。
紙媒体のメニュー表やアナログ看板よりも更新の手間・コストが少なくなるため、店員の事務作業や経営の負担を軽減できるでしょう。
複数店舗の場合は本部から一括配信も可能
チェーン展開の飲食店であれば店舗数とともに管理するディスプレイの数も増えがちです。コンテンツの配信や更新に手間が生じるように思えるかもしれません。
その点、クラウド型デジタルサイネージであれば、遠隔で複数のディスプレイを管理できます。クラウド型デジタルサイネージとは、インターネット上のクラウドシステムを利用してコンテンツを管理できる機器です。
本部のパソコンから複数の店舗に設置された各デジタルサイネージにコンテンツを配信して放映することが可能です。店舗ごとにコンテンツの配信内容を統一できるため、キャンペーンの展開やブランディングに支障をきたすこともありません。
クラウド型デジタルサイネージの具体的な機能やメリット、注意点については下記の記事でご確認ください。
デジタルサイネージを飲食店で活用するデメリット
デジタルサイネージを飲食店で活用するメリットを解説しました。デジタルサイネージを飲食店で活用してみたくなったのではないでしょうか。
なお、デジタルサイネージを飲食店で活用するにあたって、メリットだけでなくデメリットまで把握しておくと後悔しづらくなります。
引き続き、デジタルサイネージを飲食店で活用するデメリットを解説します。
初期費用やランニングコストが発生する
デジタルサイネージを導入するときは、本体の購入代やネットワーク環境の構築費用などの初期費用が発生します。配信システムの利用料や、インターネット回線の月額料、サーバの使用料、コンテンツの制作費、電気代、保守費用などのランニングコストも支払わなくてはなりません。
コストパフォーマンスを慎重に検討しないと、導入してから後悔する恐れがあります。
小規模の飲食店であれば、ネットワーク環境の構築が不要な小型デジタルサイネージでも、宣伝に支障をきたさない場合もあります。パワーポイントで作成したスライドアニメーションなどのコンテンツを自主制作すれば、費用を最低限に抑えることも可能です。
デジタルサイネージの初期費用やランニングコスト、節約するポイントを詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
〉デジタルサイネージの費用はどれくらい? ランニングコストの相場や節約するポイントなどを解説!
〉デジタルサイネージの電気代は?ランニングコスト・初期費用まで徹底解説
故障の可能性がある
デジタルサイネージは、紙媒体のメニュー表やアナログの看板と違って、故障の可能性があります。
画面表示に不具合が生じると正しく情報を発信できなくなります。メニューを宣伝できなくなれば売上が下がることもあるでしょう。
また、故障を周知するときは画面に「調整中」などの張り紙をするケースも少なくありません。一時的とはいえども見栄えが悪くなります。オシャレな内装を売りにする飲食店であれば、上質だった雰囲気まで貶めることになるでしょう。
飲食店にデジタルサイネージを導入するのであれば、機器の故障や寿命を想定して迅速に修理・復旧・買い替えできる体制を整えておくことが重要です。
デジタルサイネージを少しでも長く使う方法を知りたい方は、下記の記事で寿命を延ばす方法や最大限に活用する方法についても学んでみてください。
飲食店におけるデジタルメニューボードの価格
飲食店にデジタルサイネージを導入するデメリットとして、初期費用やランニングコストが発生する点を挙げました。具体的にどれくらいの初期費用・ランニングコストがかかるのか気になった方もいるでしょう。
目安として、飲食店におけるデジタルメニューボードの価格は、43インチであれば3台セットで30万円~購入できる場合があります。配信システムに関しては月額3,000円~4,000円程度で利用可能です。
32型でタッチパネルに対応した自立型の製品が10万円以下で購入できるケースもあります。
USBメモリやパソコンの費用、設置費用、設定費用などは別途支払いが必要なケースもあり、詳細は提供元に確認が必要です。
飲食店のデジタルサイネージ導入事例
ケース①店舗前看板
ケース②窓面活用
ケース③店内の空間演出
飲食店にデジタルサイネージを導入するならLED TOKYOに相談
今回は飲食店におけるデジタルサイネージの使い道やメリット・デメリット、導入事例などを解説しました。
飲食店ではデジタルサイネージをメニューボードとして利用するケースが増えてきています。商品名や価格、写真などを簡単に表示できるだけでなく、紙媒体のメニュー表やアナログの看板と違って遠隔で更新できる点が便利でした。スケジュール配信にも対応しているので、時間帯別の商品や季節限定商品のPRにも役立ちます。
ただ、初期費用やランニングコストが発生する点や、故障のリスクがある点などを理解したうえで導入する必要があります。
LED TOKYOでは、さまざまな飲食店にデジタルサイネージを導入してきた実績があり、これまで培ったノウハウをもとに、コストやメンテナンスの課題などをふまえて、店舗に最適な製品を提案できます。
飲食店にデジタルサイネージを導入したい方はぜひLED TOKYOまでご相談ください。
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